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初心者必見、プロンプトに使えるテクニック集
ChatGPTに対して
「もう少しわかりやすく教えてほしいかも・・・」
「こっちの質問の意図が伝わってない・・・」
と、使いにくさを感じている人は少なくないのではないでしょうか?
今回はそのような方に必見の、
ChatGPTのプロンプトに使えるテクニック 5選
をご紹介いたします!
※プロンプト・・・ChatGPTに何を入力するか
1.情報の範囲を限定する
求める情報の範囲を具体的に限定すると、ChatGPTから希望する答えが返ってきやすくなります。
まず、「東京のおすすめスポットを教えて」と質問してみます。
今回は無料版のバージョン3.5を使っていきます。
※ChatGPTの自体の解説が欲しい、無料版と有料版の違いが知りたいなどはこちらから
![](https://assets.st-note.com/img/1697773674968-cbPrc0sw9H.png)
有名な観光地が多いですね。では、もう少し範囲を限定してみましょう。
「仕事帰りに1人でふらっと立ち寄れる場所が知りたいなぁ」と思ったので、
「東京 新宿 で一人でも行きやすいおすすめのスポットがあればおしえてください 時間は夜」とざっくりめですが範囲を限定して質問しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1697773740167-ZkeJ6euQPm.png)
新宿の夜1人で立ち寄りやすい場所を教えてくれました!
ここからまた、ラーメン店など付け加えてさらに限定してみてもよいかもしれません。
範囲を限定すると、その範囲の中から情報を探してくれるので、
ほしい情報にグッと近づけそうです!
2.質問の条件を簡潔にまとめる
長々と質問するよりも、簡潔にまとめて質問したほうがChatGPTは答えやすいです。
まずは普通におしゃべりする感じで質問してみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1697773824994-xRXqcCAGeJ.png?width=1200)
ChatGPTの精度も高くなってきているので、質問は理解してくれています。
ただ、「贈り物」や「プラクティカルな」などざっくりしていて、なかなかここから選ぶのも大変だと思います。
上の質問をもう少し簡潔にしてみましょう。
「入社して半年」や「バタバタした」など削っても回答に特に影響のなさそうな部分は削る。
贈り物かお店かどちらかに限定する
条件を箇条書きにまとめる
あらかじめ「5つ」という風に数を指定
![](https://assets.st-note.com/img/1697773931014-oMbOYtraJK.png?width=1200)
このように、先ほどより具体的に教えてくれました。
(4だけ手元に残るものではありませんでした・・・)
箇条書きを使うと簡潔にまとめやすいのでおすすめです。
3.表現の仕方を指定する
質問をする際に、「子供にも伝わるように」や「中学生にもわかるように」といった表現方法を指定すると、ChatGPTはそれに合わせた回答をしてくれます。
ではまず、「三権分立」についてきいてみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1697774244141-skF7aHbJWW.png)
十分まとまっていますが、もう少しかみ砕いて説明してもらおうと思います。
それでは、「中学生でもわかるように」と付け加えてもう一度聞いてみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1697774269315-tu0NQSMmpT.png?width=1200)
「学校のルールもこれに含まれます。」など、中学生でも理解しやすいよう具体例を用いてくれています。
大人でも、「実はこれ理解できていないなぁ」ということを質問するときに使いたいですね!
他にも、
「プロの編集者のように」や「ビジネスでも使える文章で」などいろいろ指定してみると面白いかもしれません。
4.追加の質問をする (事前に質問を許可しておくのもよい)
ChatGPTは会話形式での対話が可能です。
この特徴を活かし、ChatGPTの回答に対して追加で質問や指示を出してみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1697774379059-zWCePvIhxL.png)
ChatGPTとの会話の中で徐々に範囲を限定できますね。
事前に、「追加の情報が必要な場合は質問してください」と
加えてみるのも効果的です。
5.「ステップバイステップで考えてください」と付け加える
ChatGPTに「ステップバイステップで考えてください」と伝えることで、ChatGPTの精度が向上します。
※ステップバイステップ・・・段階的に
それではまず、ChatGPTに簡単な算数の文章題を送ってみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1697774500960-6Gel4bKeEt.png?width=1200)
間違えてしまいました。
では、「ステップバイステップで考えて下さい」と問題の最後に付け加えてみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1697774523138-7McDzPqfOq.png?width=1200)
正解しました!
構造的に考える問題には使えそうなので、是非試してみてください。
ちなみに、同じ問題をChatGPT-4 にも送ってみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1697774547201-WgtDbsnQTH.png)
なんと、「ステップバイステップで考えてください」をつけなくとも正解しました!すごい!
ChatGPTの精度が向上するにつれ、利用する際のテクニックもどんどん進化していくでしょう。
まとめ
以下のまとめは、ChatGPTのアイデアをもとに書いてみました!
ChatGPTを効果的に利用するためのテクニック5選をご紹介しました。
情報の範囲を限定することから、簡潔にまとめることなど、これらのテクニックはより精度の高い回答を引き出す手助けとなります。
また、追加の質問をするやステップバイステップで考えてくださいといったアプローチは、深くて詳細な情報を求める際に特に役立ちます。
これらのテクニックを駆使して、ChatGPTの機能を最大限に活用し、より豊かな情報収集や学びの体験を得ることができるでしょう。
・・・とてもよいまとめをしてくれました!!
今回ご紹介した以外にも、ChatGPTに質問をする際に非常に有用な
「深津式プロンプト」について書かれた記事もございますので、ぜひ読んでみてください。
深津式プロンプト・システムでChatGPTを最大限に活用する方法
これからも、ChatGPTをたくさん使ってみましょう!
(参考にした記事)
Qiita ChatGPTに教わった秘訣、プロンプトエンジニアリング手法8選
できるネット ChatGPTのプロンプト超入門。思い通りの回答を引き出す3つの基本テクニック
「塑田久子、お話を作る」の記録ブログ 【ChatGPTへの質問のコツ10】ほしい回答を引き出すやさしい使い方
udemyメディア ChatGPTのプロンプトとは?効果的なプロンプトの作り方や例を紹介