最大手医療機器メーカー/日本光電内定
こんにちは!早稲田大学 理工学部 修士2年のT.A.と申します。
皆さんは今就活という人生の分岐点を目前に、悩みの尽きない日々を過ごしていると思います。私自身、就活が始まるかなり前から不安な気持ちでいっぱいでした。
今回はそんな皆さんの不安を解消できたらと思い、この場を借りて就活時の自分の考え方や体験などをお伝えします!
人それぞれやり方があると思うので、あくまで「一個人の意見」として聞いていただけたら幸いです!
~「日本、世界の医療技術を発展させたい」~
これは私が就活する際の軸としていたものです。
「病気で苦しむ人を1人でもこの世から減らしたい」
こんな思いを胸に私は就活を始めました。
正直研究室の専攻は医療とも健康とも全く関係のない分野でした。
しかし「今後50年続けるかも知れない仕事を選ぶ」と考えたとき、
「今の自分にできること」
よりも
「本当にやりたいこと」
を優先したいと考えました。
具体的な就活の内容については下に記しましたので少しでも役に立てればなと思います!
①就職活動の軸
「製品を通して人の健康を支える」を軸に就活しました。小さなころから生き物が好きで、生命にかかわるような仕事がしたいと考えていました。また大学生のある時、友達の一人が病気で入院するという出来事を経験しました。これをきっかけに健康の大事さを痛感するとともに、病気によって人生の絶望に立たされる人を1人でも減らしたいと考えるようになりました。
②内定先の業界・企業を選んだ理由
「健康」をキーワードに就活を進めており、手術を通して人の命に大きく貢献することのできる医療機器メーカーと、最も身近な存在から人の健康を支えられる食品メーカーの2つの業界に絞って受けました。多くの企業がある中で今の内定先を第1志望にした理由は、企業理念に共感したこと、開発する製品が魅力的だったこともそうですが、1番は社員が魅力的であったことです。「入社後はこのような社会人になりたい」と思える社員に巡り会えたことは、企業選びのほかにも、入社後の目標設定や残りの大学生活を過ごす際の大きな道しるべとなりました。
3. インターンシップ
上記の2つの業界を中心にインターンシップに参加しました。医療機器メーカーは日本光電、食品メーカーはサントリー、森永乳業などに参加しました。
様々なインターンシップを通し、企業や業務内容を知るだけでなく、各職種においてどのように大学で学んだ知識を活用し、会社の売り上げにつなげていくのかといった具体的な役割まで知ることができました。またインターンシップに参加しなければ体感できない社風もありました。インターンシップは入社後の自分をイメージし、やりがいを感じる職種を見つけるのに非常に役立ちました。
日本光電工業株式会社
医療機器メーカーの営業職、開発職の体験をしました。実際に製品を使うのは一般の人ではなく医者である点から、医療業界ならではの大変さや、やりがいがあることを学びました。社員と交流する機会や職場を見学する機会もあり、入社後の自分をイメージすることができました。
サントリーホールディングス
インターン生が1人ずつ全国の工場に配属され、ものづくりの現場が抱えている課題を解決するという実際のエンジニアの仕事に近い業務を体験しました。2週間の実習を通し、
サントリ―の「やってみなはれ精神」と、エンジニアという職種において幅広い視野とコミュニケーションがいかに重要であるかを学びました。
森永乳業株式会社
初日に本社でエンジニアリングの仕事体験をし、2日目から多摩にある工場へ行って見学をさせてもらいました。その後1人1人に与えられた課題を通して、生産技術がどのような仕事であるのかを体験しました。乳製品というデリケートなものを扱う企業ならではの工夫ややりがいの大きさを体感するとともに、温かな社員さん方に囲まれ、森永乳業の社風に触れることができました。
④自己分析の方法
就活を進める上で「自己分析をする」という行動はとりませんでした。まずはいくつかの説明会に参加し、自分の興味のわく業界が何であるのかを探しました。その後インターン応募の際に、ESを書きながら自分が学生時代に力を入れてきたことを掘り下げていきました。そうすることで自然と自分の行動の軸、強みが見えてきたので、それが自己分析につながったかなとは思います。
⑤イベントの活用方法
就活当初は何をしたらいいのかわからず、様々な説明会に参加して企業研究をしたり、ESの書き方、グループディスカッションの進め方などを勉強したりしました。企業研究がしたいとき、志望動機に行き詰ったときは説明会に行って社員の説明を聞くことで参考にしました。
⑥面接対策はどうやった?
どこの企業も質問内容は志望動機や自己PRに沿ったものばかりであると聞いたので、ESを書く段階で自身の軸と異ならないよう心掛けました。あとは本番で緊張しないよう、あらかじめ数社の面接を受けて慣れておきました。ここまでやって合格しない企業は社風が合わないのだと割り切ろうと考えました。