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【わたしの推し本】「がんばれない日があってもいい。落ち込んだって大丈夫」心からそう思える、大好きな本です。(編集部 大竹)

7月20日より全国の書店さまにてご展開予定の「編集者の推し本フェア」。
この記事では、店頭POPよりももっと熱い「推しポイント」を、各書籍の担当編集者がお届けします。

◎この本を簡単に説明すると…

がんばれない日があっていい。元気がなくてもいい。イライラしてもいい。
最悪な日も、最高な日も、普通の日も、ゆるく・たのしく・ほがらかに過ごす48のコツを、ライターの「さえりさん」が、やわらかく綴る書き下ろしエッセイ。
元本は2017年刊行ですが、大大大大大大好きな本なので今回新版化できて本当に本当にうれしいです!!!

◎こんなあなたに届けたい!

かつての著者がそうであったように、「ついがんばりすぎてしまう人」に読んでほしいです。きっとまじめで、やさしくて、気を遣いすぎる人。
発売以来ずっと、読者の感想が届き続けている本ですが、いくつかご紹介します。

「落ち込んだって大丈夫」っていう言葉を見て、ストン、となにか心にはまった感じがして、上手くは言えませんが気持ちが軽くなった気がしました。がんばらなくてもゆっくり自分のペースでもいいんだと感じ、息がしやすい気がしました。

「がんばるよりもがんばらないほうが難しい」という言葉が印象に残っています。泣きながら読みました。周囲の大切な家族や友人を大切に想うだけでなく、自分も大切にできるヒントをたくさん得ることができました。

弊社に届いた「お客様の声」より

◎編集中や発売後の裏話

著者のさえりさんは当時「妄想ツイート」が人気で、当初はそれを集めて書籍化するっぽい企画でした。でも、さえりさんも私もどうも気が乗らず、そのまま一旦立ち消えに。でも、半年後くらいに「やっぱりやろう!」となって、すべて書き下ろしでいくことにしました。

「同世代の若い人に伝えたいメッセージを一つに絞るとしたら何ですか?」と聞いて、「がんばりすぎだよ、がんばらなくていいんだよって、伝えたいです」という真摯な答えがさえりさんから返ってきたとき、いい本になりそうと思ったことを覚えています。『今日は、自分を甘やかす』というタイトルが出てきたのも、その打ち合わせだったと思います(いいタイトルですよね!??!!!)。

あと、新版化にあたって、装丁をめちゃくちゃかわいくしたくて、PASSAGE WORKSさんにご依頼しました。イラストは今っぽいかわいい女の子を描いてほしくてMUCHIさんにお願いしました。帯にトレーシングペーパーを使ってて、イラストが透けてるんですよ!女の子のイラストにUV加工という加工を施してるんですよ。って言われてもわけわからないと思うので、ぜひ実物を手に取って見てほしいです!!!

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