【わたしの推し本】1ページに1つのエッセンス。読み継がれてきた成功のための方法がすべて詰まった一冊です。(編集部 伊東)
7月20日より全国の書店さまにてご展開いただいている「編集者の推し本フェア」。
この記事では、店頭POPよりももっと熱い「推しポイント」を、各書籍の担当編集者がお届けします。
◎この本を簡単に説明すると…
ベンジャミン・フランクリンをご存じでしょうか。
アメリカの100ドル紙幣の肖像画の人物というとピンとくる方もいるかもしれません。
フランクリンは、職人から身を起こし、印刷業、新聞業などのビジネスで成功し、財産をつくりあげた「アメリカ資本主義の父」とされる人物であり、雷が電気であることを証明し、避雷針の発明をするなど科学者、発明家としても偉業を残しています。
また、政治家、外交官として活躍した「アメリカ建国の父」のひとりでもあります。
本書は、その「万能の天才」であり、人生を自らの手で切り拓いていったフランクリンの著作『自伝』や『富に至る道』、さらにあまり知られていないさまざまな文章から「語録」として再編集したものです。
200年以上読み継がれてきた「知恵」が詰まっている一冊です。
あなたの人生に響く言葉が、きっと見つかるはずです!
◎わたしの「推し」ポイントはここ!
本書では、自分を変える方法をはじめ、お金、人間関係、独学の方法、起業など9つのテーマを扱っています。
もしかしたら「知っている」と思われる項目があるかもしれません。
僕自身も、そう感じたことがあります。
ですが、偉業を成し遂げるには、それが200年変わらぬ「原則」であり、「知っている」ことを勤勉に継続して、習慣として身につけていくことが重要であることを再認識させてくれます。
また、フランクリンも、もともと完璧であったわけではありません。
本書の中でも、できないからこそ努力する人間らしい姿が垣間見えます。
フランクリンを身近に感じるとともに、その姿からも「原則」を実行することが偉業につながることを実感します。
◎最後にお伝えしたいこと
また、本書では、フランクリンの知恵の背景を理解を助ける解説、年譜、同時代の人物を掲載しています。
フランクリンとはどういう人物なのか。18世紀はどのような時代だったのか。
日本では、どのように受け止められてきたのか。
フランクリンの「知恵」がより多面的に理解できるのではないかと思います。
フランクリンに興味を持ったら、
自分を変える方法の原則を知りたいと思ったら、
古典に触れたいと思ったら、
この一冊をおすすめします!