VTuberとコスプレと昨今のニュースと ~VTuber講師/禰好亭めてお~
飲み屋でスカウトされてVTuberになった禰好亭めておです。
普段はYouTubeでの配信・動画投稿の他、VTuber講師として専門学校で講師をしたり、雑誌で連載コラムを書いたり、イベントでのMC等をしています。
今回はVTuberとコスプレがテーマなんですが《嬉しい話》と《切実な問題》について書いていきてたいと思ってます。
許されざるAmazonの規約違反コスプレ衣装出品
2022年の夏から秋にかけて、Amazonにて、様々なVTuberのコスプレ衣装が規約違反の形で出品されまくっているのをご存じでしょうか。
VTuberの姿には肖像権とか著作権が絡むので、勝手に商品化するのはNGなんです。
更に、Amazonの規約って「1枚目の画像は商品画像でなければいけない」的な規約があり、付け加えると「激安」とかつけちゃいけないんですよね…。
なので色んなものを完全に無視してこれらの出品がされているということなんです。
そして出品されてるのは1つだけではないというのも本当に腹立たしい。
私の場合、この見た目を作ってもらうのに、有名なイラストレーター兼マンガ家の先生である飯田ぽち。先生に依頼し、3Dモデリングを事務所が用意してくれて、相当な金額をかけてデビューにこぎつけています。
色々ありますが、契約上の事を考えても、事務所に1銭も入らない形での商品が発売されることは、本当に許されざる愚行なんです。
規約関連で言うと私にも、二次創作のガイドラインがあります。
☟禰好亭めてお/二次創作ガイドライン☟
既に2022年10月上旬の段階で所属先の事務所には報告をし、Amazon側に対応してもらうように違反報告をしてくれたっぽいんですが、1ヶ月以上経過した今も、出品され続けています。
私以外のVTuberさんも大量に違反の出品がされており、多くの対応依頼がAmazonに届いていることと思います。これを見ているVTuberさんは、一度ご自身の名前で検索してみることをオススメします。
Amazon違法出品の問題点
この記事を読んでいるほどアンテナを貼っている方であれば、問題点がどこかを上げずともお分かりだとは思うのですが、一応簡単に羅列しておきたいと思います。
禰好亭めておの権利関係の侵害
禰好亭めておの二次創作関連規約違反
Amazonの規約違反
まあ、ざっくりこんなとこです。でも、1つ1つが重いし、それ以上にファンや関係各所の反発がスゴイんです。
VTuberにとって自身のグッズとは
VTuberにとって、自身に関連するグッズって、すべてモデル(姿)の権利関係が絡んできて、人によってはママやパパ(生みの親であるイラストレーターさんやバーチャルの姿を作ってくれるモデラーさん)にグッズ収益を分配する契約を結んでいたりするんです。
それに、ある意味自分の分身ともいえるもの。それを、許可なく、違反という形でこうやって出品されるって本当に許せないものであることを、界隈を知らない人にも知って欲しいなと思うわけです。
VTuberとコスプレ
とはいえ、コスプレされること自体は、私は大歓迎だし、ほとんどのVTuberがWelcomeな姿勢なんです。公式のコスプレ衣装や、自作で一生懸命作ってくれた衣装なら、基本的にNGを唱えるVTuberはいないんじゃないかなと。
私も、コスプレされるのはVTuberとして活動する中で1つの目標に掲げていたし、2022年のハロウィンにてとあるコスプレイヤーさんにコスプレをしてもらったのは嬉しくて、未だにちょいちょいそのお写真ツイートをリツイートしています。
こちらは、コスプレイヤーさんがご自身で私の衣装を自作され、コスプレしてくださったもので、数日前に配信のコメントでコスプレしていいか等の質問もしてくださってました。
コスプレ関連で問題になっている昨今のニュース
2022年のハロウィンの時期、コスプレ関連でこんなニュースがあった。
歴の長いコスプレイヤーさんたちはその場その場のルールや、マナー、コスプレの暗黙の了解的なのを守り、TPOを守ってコスプレを楽しんでいるのだが、ハロウィンという仮装を楽しむ目的でのコスプレは露出度が高く、様々な場所で賛否両論の意見が飛び交っている。
私のコスプレをしてくださった方も、露出が激しいと会場的にNGだったりすることが多いらしく、実際には生肌ではなく、そういうアイテムを着用しているという事実を教えてくれた。
個人的には、その場のルールだけは守らなきゃいけないよな…。その他は…わからん!という感じではあるが、USJの件については、未成年者も多く利用する施設であることからか、前々から注意喚起がされていたようなので、そのあたりは守らなければいけないよなと感じている。。
このあたりに関しては、コスプレイヤーさんたちの意見がネットに飛び交っているので、気になる人は独自にお調べいただくのがいいと思います。
結論何が言いたいのか
健全にコスプレを楽しんでいる方がいて、それを喜んでいる人たちがいるのに、規約関連の違反や、マナー違反でその界隈の評判を落としたり、肩身を狭くしないで欲しい。
仕事でコスプレしている人もいるし、趣味やイベントを楽しむためにしている人もいる。表現の自由って素敵だし、私はコスプレしてもらえて本当に嬉しかった。
感情が高ぶって筆をとったため、あまりまとまらない記事にはなってしまったが、この思いの1/3でも読んでくれた貴方に伝わっていたら嬉しいなと思う。
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