前回の記事が公開できなかった件について、noteのサポートからは返事は頂けていません。この記事もnoteで公開できるのかどうか、全くわからない状況で書き始めています。
この記事を書き始めた4月14日の今日、Qは大量逮捕のカウントダウンを思わせる投稿をしました。トランプ大統領がリツイートした大量逮捕の画像に、Qによって5、4、3、2、1というファイル名がつけられています。
さて、この記事はデイヴィッド・アデアのシリーズの続きでした。今回はETについての不思議で面白いこぼれ話を特集します。シリーズの中の箸休め的なエピソードになります。それでは世間の喧騒を一時忘れ、デイヴィッド・アデアの話に耳を傾けてみましょう。
ジェームズ・キャメロンが見た夢
ヒル夫妻誘拐事件とアブダクティーの少年
スターマップとカール・セーガン
スターマップの話について少し補足します。明らかにデイヴィッド・アデアの話している「ベティ・ヒルのスターマップ」は、よく知られている簡単なスケッチとは異なるようです。ベティ・ヒルはもっと詳細な、300近くの惑星や月が描かれたスターマップを作成していたことを、デイヴィッド・アデアはほのめかしています。そしてカール・セーガンは、1974年に「ベティ・ヒルのスケッチがレクチル座ゼータ星近くから見た星の配列と一致するという、オハイオ州のアマチュア天文家マージョリー・E・フィッシュの説」に対して批判する記事を出していたそうです。(参照)
要するに、「偶然だ」と言っているのだと思います。デイヴィッド・アデアがふとした直感を得て、カール・セーガンに連絡したのは、ベティ・ヒルがスターマップを描いたおよそ25年後ということなので、1980年代半ばであると考えられます。カール・セーガンはアデアからより詳細なスターマップの存在を知らされ、検証してみたのかもしれません。あるいはその存在を予め知っていて、友人であるアデアにだけ本当のことを教えたのかもしれません。宇宙空間での光速を超える移動や、ワームホールによる移動がタイムトラベルと同じ意味を持つという話は、過去の記事でも何回か紹介してきました。
デイヴィッド・アデアが言う時速10万kmというのは、地球の公転スピードの話ですが、宇宙空間全体における地球の相対的な位置はもっと何倍もの速さで変化しています。
つまりベティ・ヒルのケースでは、その速度でおよそ25年間進んだ先の場所に、何らかのETの宇宙船によって連れて行かれたということになります。そしてそこで見える星の配列がぴったり重なっていたということは、ベティ・ヒルは25年後の未来に行っていたということをも意味するのかもしれません。ベティ・ヒルとも不思議な縁があったデイヴィッド・アデアが、ふとした直感を得てカール・セーガンに連絡を取り、たまたま不思議にもカール・セーガンが同じ星の配列が写った写真を見つけたというのは、「彼ら」なりの証拠の示し方だったのかもしれません。人は謎を解こうとするうちに成長します。ベティ・ヒルが望んだように、最初から絶対的な証拠を持ち帰ることは、人間の成長にはつながらず、不健康なET崇拝や、ともすれば恐怖やパニックを引き起こすことになっていたでしょう。過去の歴史にはそういったことも起きていたのでしょう。ETコンタクトは必ずしも双方にとって幸せな結果とはならなかった歴史の教訓というものもあるのでしょう。カール・セーガンが小説『コンタクト』を書いたのは、ちょうどデイヴィッド・アデアとこのやり取りがあったと思われる頃と重なります。そして少なくともこの頃のカール・セーガンは、ETの存在を確信していたはずです。なぜならカール・セーガンは1970年代後半にマジェスティック12のメンバーとなっていた可能性が高いからです。
カール・セーガンは小説『コンタクト』に、「人類がETと交流するのはまだ時期尚早だ」というメッセージを込めました。
人間がETを崇拝することなく、隷属することなく、銀河の兄弟として接することができるまでに自己成長した時、それが公式な「コンタクト」が起きるのにふさわしい時なのかもしれません。そして、「大いなる目覚め」が起きている今、私たちは「大いなる反省と自己成長」の機会を得ていると思います。そのチャンスを活かすも殺すも、私たち次第なのだと思います。
今日はこれで記事を締めくくり、キャメロン監督の『アビス』でも見てみようと思います。最後にデイヴィッド・アデアのミュージック?クリップを紹介して終わります。歌詞が聞き取りにくい部分の字幕は適当ですのでご容赦下さい。今回もご精読ありがとうございました。