SES企業でのエンジニア生活②
SES企業での現場経験
この記事は前回の続きとなります。
3年3ヶ月のSES企業勤務で4つの現場と1ヶ月の待機を経験しました。
今回は3つ目の現場と4つ目の現場について書いていきます。
3つ目の現場あたりからコロナが入ってくるため、コロナ後どのように変わったのかということもわかります。
前回の記事はこちらから👇
3つ目の現場
3つ目の現場は前の現場で多少改修経験があるということで割とすんなり決まりました。
ただ前任の方が自社のプロジェクトに入る事になった交代枠での募集で、最初から4ヶ月と短期の現場でした。
他の長期で経験を積める案件を希望していましたが、そもそも時期的に選べるほど現場はありませんでした😂
仕事の内容としては、携帯の分割払いやクレジットカードを作る時に信用があるのかといった情報を取得する与信システムの改修とテストを担当しました。
今までに比べると一番開発やった感はある現場でした。
ただ開発の環境が古かったです。
簡単な修正ではありましたが、プログラム修正と画面レイアウトの修正もやりました。
こちらの現場にいた頃から、コロナが少しずつ騒がれ始めます。
私は2020年3月までいたのですが、3月頃からお客様企業のプロパー社員は、テレワークをするという話が出てきましたが、私たちのような常駐して働いている外部の人間は、セキュリティ的にテレワークは難しいと言われました。
コロナが流行り始め、正社員はテレワークなのに、派遣などの正規雇用ではない人たちは、テレワークができないと話題になっていましたが、まさにそういったことが起こっていました。
ただ私はもともと4ヶ月の契約だったため、他の現場に行くために面談を受けました。
次もすんなり現場が決まりました。
私は、緊急事態宣言前に現場を決める面談があったので良かったのですが、緊急事態宣言後は、採用や案件がストップしてしまって、現場を抜けないといけなくなった人や、次の現場が決まらない人が多く出ていました。
4つ目の現場
4つ目の現場は、保険会社向けのシステムの改修・テストの案件に入りました。
こちらは長期の案件で、辞める前までいたので、1年半以上いました。
2020年4月から入ったのですが、1週間で緊急事態宣言が出て、セキュリティ的にテレワークできる環境が整っていなかったため、ゴールデンウィークまで自宅待機ということになりました。
自宅待機中は学習してくださいと言われましたが、特に何か課題が出たわけではなかったので、自分で持っていた本で言語の勉強をしていました。
学習した内容を日報で報告という形での勤務になりました。
ゴールデンウィークが明けてからは、まだ緊急事態宣言中でしたが週2〜3日自宅待機の日と出社(6.5時間)の日という生活を送りました。
出社は入替制だったため、普通の勤務より短い時間でした。
現場がみなしで勤務した扱いにしてくれていたため、給料は減給などなく、普通に貰えていたため助かりました。
最初はテストをやってシステムを覚えて欲しいということで、テストをしていました。
保険の場合、契約で様々な条件が変わるため、商品知識がないと厳しい部分もありますが、やっていけば覚えるので、最後の方はテストチームのリーダになるくらいまでになりました。
改修は、新規の帳票を出すプログラムを担当しました。
最初は難しく感じましたが、大きなシステムのため、他にも同じような動きをしている箇所があり、そちらを真似てやっていました。
改修も少しは経験できましたが、テストの割合が多く、なかなか開発経験が積めなかったため、このままで大丈夫なのかという不安がありました。
プラスで長期案件のテストで業務知識は確実につきましたが、現場的に単価があまり上がらないところだったため、給料が全然上がらなくなりました。
給料を上げたければ、現場を変えたらどうかと自社から打診がありましたが、現場を変えても給料が上がる保証はなく、単価が下がれば給料が下がる可能性すらあったため、それだったらと転職活動を始めて転職しました。
4つ目の現場は最初はまったくテレワークの環境が整っていませんでしたが、徐々にテレワークの環境が整い、私は2020年7月頃にはテレワークができるようになりました。
ただ、保険業界は紙の書類が出るということもあり、業務的にテレワークしやすいとは言えませんでした。
(段々と電子化の動きにはなっていますが、まだ完全にはなっていません)
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました😊
ここまでSES企業での、エンジニア生活について書きました。
私は金融業界のシステムを担当していたため、IT業界とは言えどテレワークは少なかったですし、テレワークになったのも遅かったです。
少しでもIT業界に興味がある人の役に立てたら嬉しいです♪