電動アシスト自転車の寿命
お客さんが捨てていった電アシを見て、魔が差したというか……
「電動アシストは、どれぐらい使えるの?」と、とにかく良く聞かれるので
長年乗ったものがどれだけ修理にかかるか、実際に修理してみた。
ビフォー画像を撮り忘れました。
途中の画像から察してください笑
車輪
車輪は前後スポーク交換。後輪は見事に数本折れている。
そしてタイヤチューブも摩耗が著しく、要交換。
スタンド
スタンドのバネ受損傷。
ここの穴にバネを引っかけるのだが、切れてる。
これ、消費者とのトラブルが多い場所でもある。
たかがこれぐらいで、5~7000円のスタンド交換となる。
店としては、素人修理(DIY)はできない。
駆動系
テンションプーリー摩耗
ここまでなるのは、結構乗ってる証拠。
救いがあったのは、とりあえず”動く”ということ。
完成
なんとか完成。
交換したパーツは、前後スポーク、前後タイヤ、チェーン、テンションプーリー、クランク、ハンドル、ブレーキケーブル、ブレーキシュー、サドル、カゴと多くなったので、中古を流用した部分も。スタンドは溶接で修理、サビ取り、キズ消し、汚れ落としと、後半が一番面倒な作業。
修理だけで50,000円を越しました。
もちろん、サビ取りやキズ消し、汚れ落としなど料金に入っていない。
しかも、電アシは電池の問題もある。電池は3万円以上する。
というわけで、電アシは、乗る距離、使う頻度、状況にもよるが、7~8年乗ると概ねこうなります。
そう、買い換えの時期です。
それでも修理をお望みでしたら、喜んでお受けいたします!