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SURLYとともに

当店がSURLYと出会ったのは2004年
取引始めた当初は

「こんな重たい物!」
「鉄なんて時代遅れ!」
「ステッカーとかなにこれ?」
「H.P.見たけどふざけてるね!」

なんて結構辛辣な言葉を受けた。
相手にされていない、そんな感じだった。

そこで、まずは自分が乗ってみる。
当時の当店らしく、BMXのパーツやロード、MTBのミックスで組む。

あえなく失敗。
尖りすぎたw

という訳で試乗車を作り、乗ってもらう作戦に出る。
でも、時代はアルミやカーボンに移行している。

当初は、乗ってもらうのにも一苦労。
手を変え品を変え、乗せる作戦を練る。

一番効果的だったのは
カラテモンキーをMTBの耐久で乗せたことかな。

小柄で非力な女の子を耐久レースに誘い、乗ってもらう。
すると、転びもせず戻ってきて、飛び切りの笑顔を見せてくれる。

すると、あれだけバカにしていた人たちの表情が変わる。

「乗せて!」
「これいいね~」

SURLYが認知されだした瞬間。
2006年だったかな。

あれから、当店には試乗車がある。


長年店をやってて思うんだけど
ブランドってみんなで作るもの。

いまSURLYって言ったら、自転車好きな人じゃなくても知ってるブランドになった。
しかも、MTBやロードの垣根なんてぶっ壊してしまっている。

これは、もちろんSURLYのブランディングが上手だったわけだけど
日本の輸入代理店、惚れ込んだ販売店、そしてユーザーのみんなで作り上げたもの。

こんな歴史的な瞬間に出会えたのはハッピーだよね。
乗っている人は、みんな友達みたいなもんだよ!

とまぁ、店長が熱く語りますので
店に来るときは、十分時間を作ってきてね。


20年以上続くブランドですが
順調に運んできたわけでもありません。

おっと、また長くなりそうなので、続きは店頭で。
犠牲者、お待ちしておりますw

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