抽象戦線異常あり:戦場における悟りの探求
諸君!この自称悟り特殊部隊を見よ。貴様らはウジ虫だ!抽象的な戯言を武器に、平和を説く軟弱者ども。ここでは差別はない!哲学者も戦略家も、悟った者もそうでない者も、みんな平等に価値がないのだ!
貴様らの抽象論は、まさに煙幕展開装置だ。だが、敵ではなく味方の陣地を覆っているぞ。おめでとう、自軍最強の妨害工作員の称号をやろう。
何と崇高な「高み」に立っていることか。紙製の監視塔から、さぞや素晴らしい眺めだろう。敵が目前に迫っているのに気づかないほどにな。高射砲の格好の的だぞ。
その自己満足に満ちた表情、まるでクソを漏らしたような安堵感だな。素晴らしい!このまま行けば、最高司令官の座も夢ではない。
さあ、想像上の要塞に立てこもれ。現実世界の戦況など、霞の彼方だ。具体的な戦術立案?そんなものは前線の下士官に任せておけ。お嬢ちゃんたち、具体的な作戦を立てるのは難しすぎるかな?抽象的な概念を並べ立てるのは得意だろうが、実戦で役立つ具体策となると途端に口ごもっちまうんだろ?情けない!
よし、抽象的な作戦会議は終わりだ。いよいよ最前線だ。悟りの境地も結構だが、今こそ泥臭い現実と向き合え。哲学的な戦略を、血と汗にまみれた戦場で実践してみろ。
抽象的な理論で、敵の銃弾をはね返せるか?悟りの境地で地雷原を渡れるか?さあ、貴様らの真価が問われる時が来たのだ。
前線の兵士たちに、高尚な思想を説いてみるがいい。貴様らの抽象論は、敵の砲撃より強力な混乱をもたらすだろうな。
心配するな。作戦が失敗しても、それは「悟り」への道のりだ。敗北すら、哲学的探求の糧となるはずだ。
さあ、出陣だ!この茶番劇の幕が上がる。戦場を、悟りの修行の道場と思え!武運を祈る、愛すべき哲学者軍団よ。貴様らの活躍(?)を、司令部で祈念しておるぞ!
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