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ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(12)

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姉:この薬祖神祠はすごいわよ。なんと神様が4人も。
妹:4人も!
姉:大巳貴命(おおなむちのみこと)様、小彦名命(すくなひこなのみこと)様、神農様、こちらは中国の薬の神様だって。
妹:中国の神様もいるんだ。で、4人目は?
姉:ヒポクラテス、、、みたいよ。
妹:ヒポクラテス? 西洋医学の父じゃない。なんで、そんなに和洋折衷、いや和洋中が集まってるの?
姉:このあたりは、薬問屋が多かったみたいね。だから薬の付く町が多くて、薬の神も集まってきたんじゃないの?
妹:あ、そっか。薬って外資系もあるし、中国の漢方薬もあるもんね。
姉:うーん、それで合ってるのかなー



ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。
そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。

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