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【解説】コラボ用アイコンのメイキングコンセプト
2024年から2025年1月にかけて、コラボ用のアイコン(サムネイル画像)を作成して遊んでいます。
その中の一部をご紹介したいと思います。
しわしわのおじさんズ 2024年6月
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しわしわ。というキーワードは、コラボ相手のアヤミネさんのエピソードトークの一幕から。
そして、アーカイブへのtaemiさんからの「しわしわのオジサン応援してるw」というコメントが由来。
筆記体にすることで一瞬、何が書いてあるのか読めなくなることを狙ったデザイン。赤い点々は、制作ソフトのApple フリーボード(iPhone、iPad用アプリ)の、誤字検出用の点々。
アプリから「誤字ってるよ」と言われ続けているのが、赤い点の正体。
アイコンは、フリー素材のicooon-monoさんからお借りしました。
曇りのち晴れ。は、「そのうち、いいことあるさ」というメッセージ性と合わせて、ふたりが、「晴れ」と「雲」を入れ替わりながら担っている会話の雰囲気をイメージしました。
基本的には、白背景に黒文字ですが、クリーム色とやや濃い灰色の2色を基本として制作することで、少し落ち着いた印象と、古びた書物感を演出。「おじさん」というキーワードに色合いを合わせました。
赤い点を消さなかったのは、アクセントとしての赤色が有効だと感じたからです。
眠らないふくろうの森 2025年1月
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Microsoft Designer のAIイラストを用いて作成。
コラボ相手の、月森みらさん。
ボイスドラマ制作の雨森演劇部 の活動をされていることも考慮してコンセプトと要素を下記のようにまとめました。
・略すと「◯◯もり」になる
・月が見える森の中のイメージ
・メインの動物は夜行性のフクロウ
・黒い背景にして、イラストが引き立つように。
・上映中の映画館のスクリーンのようなイメージを正方形のサムネイルの中でつくる
・あえて長いタイトルにして、眠と森だけを漢字にして、月の色と同じ色で書く。
AIがつくってくれたイラスト。
フクロウをメインに据えて、月と森を描いてみました。
じゃりみち 2025年1月
ふみづきさんとのコラボ用のサムネイルとして作成しました。
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絵本の朗読を以前からチャレンジしている絵本好きなふみづきさんをイメージして、AIイラストの手を借りて画像を作成。
放送の中で出てきた「じゃり」というキーワードを使って、道が先へ先へと続いていくイメージに。
童話の世界に入っていけるように、森の中の小道をイメージ。
言葉が飛び交っていくイメージを「輝き」として演出を追加。
書体は丸みのある文字を採用。
読みやすい黒にして、背景に透明を被せて文字を際立たせるように加工。文字を黒以外にすると森の色の印象が弱くなるため、あえて黒文字にこだわったデザインに仕上げました。
同様に「準備中」も作成した理由は、ご存知のとおり。(配信をお聞きください)
c’ room (しーるーむ) 2025年1月
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じゅーかさんとのコラボ用として作成。
じゅーかさんのInstagramからヒントに「juuca’s room」というキーワードを拝借。
juuca’s room と oda を合わせてみた。
c と o の丸みを重ねてデザインしてみる。
この過程で、cとdを重ねたり、aとa にも色をつけてデザインしてみるものの、じゅーかさんの名前の響きが見えてくる重ね方は、cとo だったため c の差し色だけに留める。
c’s room とするほうが文法的には正しいが、固有名詞としてのあり方を模索してみる。読みは「シールーム」。第3の空間という意味を含めて命名した。
jの頭の点を、彗星に見立てて、右上がりの棒線で、差し色を使った軌跡を描く。この意匠が、ペン軸とペン先に見えるので、モノカキの視点も込めたデザインとして決定。
御幻堂(ごげんどう) 2025年1月
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まぼちゃんとのコラボ用に作成。
まぼちゃんがすでにポップなテイストのAIイラストを多く制作していることから、シンプル+和風を基本に作成。
御台本の御、まぼちゃんの幻から命名。
堂は、人が集まって座している様子をイメージしやすい「空間」というイメージから拝借。白の正方形と、縦に伸びる線と上部の斜線で「空間」と「屋根」をイメージ。
また、堂という漢字が和菓子屋さんやお茶屋さんにつけられていることも多いので、そちらのイメージと、色を拝借。色違いテーマで、3種類を仮制作。(抹茶から使用)
まぼちゃんが以前より、コーヒーを淹れながらのトークライブ配信をしていたことをヒントに、カフェ→茶処と追記。
逆さにすると、初心者マークに似たカタチが浮き出るように角度を調整。朗読や声劇にまだ慣れていない「初心者からのスタート」「初心忘るるべからず」をデザインに組み込んでみた。
3:54のタクラミ(まよなかのたくらみ)
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ひざさんとのコラボ用に作成。
アーカイブ終了近くでの、実際の時刻と「ユニット名みたいですね」という会話をもとに制作。
ひざさんの落ち着いた雰囲気の声のイメージから、黒背景を。
白い時計の針で、3:54付近を示している。
円をややグレーの点とすることで、針と文字に強めの印象をつけてみた。
点は、話題の中から「人生の目標」「3mぐらい離れたところから」というワードから、たくさんのリスナーさんたちに囲まれているイメージを点に重ねてみた。
2つの針はどちらがということはないが、ひざさんとおだを抽象的に描いてみる。
アイデアとして、秒針を加えたバージョンも制作している。どのようなコンセプトを模したものになるかは、今後のゆるりとなにかが実現したらうれしく思う。
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Hirosima Pancake Time (ひろしま パンケーキ タイム) 2025年1月
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広島出身で(しばらく戻っていない)という共通点がある、taemiさんとのコラボ用に制作。
フランス在住のtaemiさんが、広島のお好み焼きを説明する時の言い方の案についての話題から引用して命名。
色は、taemiさんが主に使っているアイコン、TAEMI TALKのエッフェル塔モチーフのアイコンの背景にも使われているピンク色の差し色から似た色を引用。
楕円形は、3枚のパンケーキ。ひっくり返す途中のような動きのイメージ。併せて、お好み焼きをひっくり返して宙に浮いているようなイメージ。
薄焼きにも見える楕円は、広島お好み焼きを焼く時の生地のイメージにもなるように。
青い背景(バックグラウンド)は、広島市の市旗の青と似た色を拝借。3本の波線がモチーフになっているところも、ピンク色の楕円の個数に引用。
バターの角丸正方形の黄色は、深い青とあわせて、深夜の空と月。
海外は太陽を黄色で描くことが多いことから、昼間の青空と太陽。をイメージ。
ふたつの時差のある空をモチーフにした。
斜めになったピンク色の楕円はtaemiさんの名前の「た」が画面端で見切れているような位置に配置した。同時にバターを意識すると、おだの「だ」の一部にも見えてくるかも?
書体は丸みの帯びたフォントを下揃えで配置。楕円の動きを目立たせたいので、〆るように安定感を持たせたいので、最底辺の楕円のさらに下へ配置した。
あとがき
こんな感じで、いま、公開中のサムネイルのデザインを解説してみました〜。
もし、増えていくことがあれば、別の記事で、また書いてみようと思います。
とても、楽しい。
読んでくださってありがとうございます。
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