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SHOGUNがエミー賞受賞で快挙!時代劇のスーパー入門作品!?


アメリカエミー賞で
真田広之さんがプロデュースした
時代劇ドラマ「SHOGUN」が受賞しました!

9/10時点での受賞部門


・ゲスト男優賞(ドラマシリーズ部門):ネスター・カーボネル
・キャスティング賞(ドラマシリーズ部門)
・時代劇衣装賞
・補綴物メイクアップ賞
・メイクアップ賞(時代劇またはファンタジー/SF部門)
・ヘアスタイリング賞(時代劇またはファンタジー/SF部門)
・プロダクション・デザイン賞
(時代劇またはファンタジー/SF部門、1時間番組)
・編集賞(ドラマ部門)
・視覚効果賞(シリーズまたは映画)
・音響賞(コメディー/ドラマ部門、1時間番組)
・サウンドミキシング賞(コメディー/ドラマ部門、1時間番組)
・スタントパフォーマンス賞 ・撮影賞(1時間番組)
・メインタイトルデザイン賞

ちなみに、、、

エミー賞とはなんぞや?



というと‥‥ 
テレビドラマに送られるアカデミー賞
みたいな感じですね(まじすごい
現在、まずはエミー賞の技術部門で14部門という最多受賞しており
本選のエミー賞でも作品賞や主演男優賞受賞など期待が持てます
この凄さ伝われw

作品自体、真田広之さんがプロデュースしているということもあり
ご本人としてはスタッフがこれだけ受賞してゲスト俳優も受賞して
本当にうれしいだろうなと思います

インタビューでも自分が連れてきた俳優が認められると
よっしゃあっと心の中で思うとおっしゃっていたので
真田広之ファンとしてもこれ以上ない喜びですw

SHOGUN全話見た感想

結論


前半、ワクワク大阪脱出シーンのスペクタクル感を見て
日本の時代劇はこれには勝てない終わった…
後半、ちょっとだけ、モヤモヤ
いつ戦が始まるのかと、ドギマギ、そうしていると、
えっ!?っと思う結末
ストーリーはあえて言うなら戦国社会派ヒューマンドラマ!

本論

物語の主軸としては
漂着したイギリス人航海士の目線で描かれる戦国日本…なのですが
そのストーリー展開で
しっかり戦国時代日本の武家社会からくる集団圧力と
”宿命”に代表される欧米人には新鮮な”しきたり”と”生まれ”、そしてその”家”からくる”身分制度”。
個人の命と感情を優先できない自由のない窮屈さ、村社会的な束縛感を主人公を通して描いてる部分においてはこれ以上ないわかりやすいある意味、翻訳した戦国時代劇なんじゃないかなと思いました

主人公は明らかに徳川家康ですがあくまでフィクションとしているので
歴史的な史実関係の突っ込みは回避しているのかなと思います
そもそもドラマ作品でそういった重箱の隅をつつくような突っ込みは
割とナンセンスだとは思ってます
↑作品によりますね

話はそれますが
こういうところを見るとほんとに日本ってつくづく
そりゃ自殺者もでるわ…っと思いますわ
近年まで会社に尽くして企業戦士として社会の歯車となって
”奉公”し続けるみたいな文化が根強くあり
(今も一部ではいや大部分はそうですが…)
ほんといややなーと思いますねw

そもそも現代日本において
時代劇ってみます?多分ほとんどの人は見ないんじゃないかなーと思ってます
僕みたいなスキものは見ますけどもはやイメージとして
お年寄りが見る、水戸黄門とか、暴れん坊将軍とかのイメージ
みたいな感じなんじゃないでしょうか??

自分としては…
確かにそれはそうなんだけど
映画とか見れば全然違うから!!!って言いたいですね
プログラムピクチャーと呼ばれる時代が云々とか始まるので一旦そこはおいといて笑
そもそもなんか鎧とか着物とか来た人が刀振り回してござる口調で
よくわからん事やっててつまらんみたいなのあると思うんですけど
ハードルをそこまで上げずに、エンタメとして知識ゼロでも見られる作品もたくさんあります!
ので・・それの代表格としてこの
SHOGUN将軍
を上げたいなと自分は思いますね
楽しめるし考えさせるし絶好の時代劇入門作品なんじゃないかなと思うんですよ
割と内容は血みどろな部分もありまして
まともに大砲を食らった人の人体損壊描写なんては
ディズニー+配信中という事を忘れてしまうほどのゴア描写でウキウキですよw(やばい)

まあ後何よりこの作品の見どころは何といっても
真田広之!!!笑
アクション俳優から演技派お芝居までそして今作品でプロデューサーと
映画業界をほんとに隅から隅まで経験して素晴らしい映画人だなっと
心から思います
個別に真田広之という役者の素晴らしさも語りたいところです

これを日本で実現できずにハリウッド制作で
見せられてしまった今後の時代劇はどうなってしまうのか…

日本時代劇の危うさ

お金の足りなさ、制作者の少なさ、そしてみる人の少なさ
ほんとに風前の灯火の日本の時代劇

ただ話題作も現状いくつかあり
ネトフリでは賀来賢人が忍びの家などを作り
映画では
十一人の賊軍
室町無頼
岡田准一君がなにやら撮影中・・

ぜひ起爆剤になってほしい!!!
決して終わったわけではないんだなと
思いたいですね


あとがき


戦らしい戦のシーンが将軍ではなかったので
シーズン2がおそらく作られるであろうことに期待して
次のシーズンではぜひとも描いてほしいなと

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リドリー山下の映画人生
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