受け継がれた遺伝子!エイリアンロムルスにおけるエイリアン2の底力!
概要
やっぱエイリアン2っていいよね??
本論
絶賛映画ファンの間で話題沸騰中のエイリアンロムルスですが、↑いいも悪いも含む笑
エイリアン2の事を語らないわけにはいきません!笑
エイリアン2 1986年公開
監督脚本はターミネーター で有名なジェームズキャメロン
制作に入った当初ターミネーター の評判を聞いてプロデューサー陣がエイリアンの次作にキャメロンを抜擢、ランボー2とほぼ同時期にエイリアン2のシナリオを書いたという(事実関係要確認)
キャメロンって2職人では??笑
キャメロンはエイリアンと同じアプローチではリドリースコット監督の1を超えられないと判断したのか2では自身の持ってるミリタリーオタクっぷりを存分に発揮してサスペンスアクションに転化を図りそれが見事に成功!
キャメロンお得意のサスペンスアクションに変貌しました
これにはどうやら当時から賛否あったようでそもそも1にあった神秘などこか美しいダークアートのような雰囲気が失われてゴリゴリしたマッチョな映画ないかにもアメリカンな映画になったことに違和感がある観客も多数いたようですね
まぁ自分としてはこの映画がファーストエイリアンでして、子供の時にテレビでやっているのを観てなんでおもろい(怖い)映画なんだと思いました
この映画のドロップシップ墜落シーンを観て合成とミニチュア、リアプロジェクションの使い分けが本当に巧みに使い分けられていて
ガメラで有名になる前の樋口真嗣監督は、なんで日本の特撮映画はこういう実写との組み合わせをしないんだ?上手くないんだ?など思ったようです。
それを後にガメラで発揮する事になるわけですが、、、
この辺りは元々監督のキャメロンがロジャーコーマンの下で特撮の美術などを担当していた影響と、キューブリックの2001年宇宙の旅が大好きなキャメロンが、日夜脳内でSF特撮をどう撮ったら良いか?とシミュレーションしてたのでは?と伺わさせられます笑
まぁ
それにしてもキャメロンの作家性がエイリアン映画と奇跡の相性を見せて、もとい,キャメロンがエイリアン一作目を死ぬほど分析しまくり自分ならどうするか?を考えた結果、勝ちの演出手法があのサスペンスアクションだったのではないかなと思います。
そもそもターミネーター はSFの皮を被った、サスペンスアクションなんですよね
展開の中で常に死を感じさせつつストーリー進行上観客を休ませない
これがサスペンスの醍醐味だったりするわけですが
本当にキャメロンはそこに映画的なアクションを盛り込みつつストーリーを作るのが上手いなぁと思うわけです
最新作のエイリアンロムルスはアイデアの根底がそういった緊迫感や緊張感、切迫感を感じさせる作りになっていて観客に与える臨場感を半端ない物にしており、あー、いいなぁ俺の好きなエイリアン2を想起させるーなど思ったのでした。
あとがき
エイリアンロムルス、まぁ既視感にまみれてて、上手くシリーズをまとめましたねという作品なんてっていう人がいるのもまた事実、、難しいですねぇ映画って笑