【DIR EN GREY ライブ感想 ※ネタバレあり】TOUR24 PSYCHONNECT @オリックス劇場(大阪)(2024/6/5)


前回の京都に引き続き、PSYCHONNECTツアーの大阪公演を観に行きました。仕事をフレックスで早上がりし、着替えてライブに向かったので、平日でもライブモードな気分で参加できました。

京都公演も良かったですが、今日の公演はそれ以上に良かったですね。GAUZEというアルバムの見方が変わるくらい、今のメンバーとの親和性を感じました。

セットリストは以下の通りです。

SE GAUZE -mode of adam-

1 304号室、白死の桜
2 残 (2024)
3 Unknown…Despair…a Lost

4 Cage (2024)
5 raison detre
6 The Perfume of Sins
7 The Devil In Me

8 mazohyst of decadence (2022)
9 空谷の跫音

10 ゆらめき (2024)
11 MASK
12 蜜と唾 (1999)
13 業 (1997)
14 Schweinの椅子

Enc.
1 アクロの丘 (2024)
2 予感 (2024)
3 詩踏み
4 Sustain the untruth
5 秒「」深 (2002)

京都で観た時からちょっとだけセトリ変わってましたね。個人的には秒「」深の2002年版は初めて聴けたので嬉しかったです。

以下、ちょっとずつ感想

GAUZE -mode of adam-
京都の時と同様、導入がちょっと変わっていました。このアレンジは完全に今のDIRのセンスなので、今と昔を繋いでる感じが良かったです。

304号室、白死の桜
絶対にSchweinが来ると思っていたので不意打ちでした笑 落ち着いた感じの始まり方でしたが、これはこれで悪くなかったです。今日はこれまでとセトリが違うぞ…とワクワクしながら聴いてました。


2曲目にして首を持って行かれました笑 イントロ聴いた瞬間、思わず声を上げました。2024年版の残、めっちゃ好きなんですよね。いきなり暴れすぎてちょっとバテてしまいましたが、楽しかったです。京さんのシャウトもキレッキレでした。曲のラストが2009年版みたいにグロウルで締められてたのが良かったです。

Unknown…Despair…a Lost
京都の時は初めて聴いたので、物珍しさに圧倒されていましたが、今日はじっくり聴きました。京さんの極太の歌声が素晴らしかったです。「バラバラにしてみようか」の後、やっぱり「ああー」って言ってましたね。

Cage
正直、この曲別に特別好きではないんですけど、なんか今日はめちゃくちゃ聴き入ってしまいました。なんか京さんが曲にしっかり入り込んでる気がしましたね。「時計は左回りでも」のところでは左腕を左回しにしてました。ベースソロのとき京さんめっちゃ踊ってたのが印象的でした。

raison detre
この曲も特別好きではなかったんですけど、今日はめっちゃノれました。この曲も京さんめっちゃ踊ってて楽しそうでした。色とりどりの照明が綺麗でしたね。

The Perfume of Sins
筋金入りのPHALARIS厨の自分はこの曲大好きなんです(2回目)。あのイントロのSEが始まった途端歓喜でしたね笑 ブラストビートのところもしっかり頭振ってきました。この曲もう毎回やってほしい笑

The Devil In Me
この曲もめちゃくちゃ楽しいですね。というか最初から最後まで頭振っぱなしなんですよね笑
前回に続き、京さんのシャウトの再現度が凄かった…

mazohyst of decadence
京都に続き、出だしのホイッスルボイスが凄まじかったですね。京都の時は音源に近いアレンジでしたが、今日はめちゃくちゃ狂気を感じるパフォーマンスでした。京さん、床に転げながら叫び散らしてましたね。やっぱりDIRのライブにはどうしてもこういう狂気を求めてしまう自分がいます。

空谷の跫音
かなり久々に聴きましたが、じっくりと世界観に浸ることができました。間奏のShinyaさんのドラムが静かに響くのが良いんですよね。音響のせいか、ちょっと雑音が多かった気もしますが、それを掻き消すくらいの重厚感でした。

ゆらめき
空谷の跫音でしっとりした空気の中、2024年版のあの静かな導入はぴったりでしたね。この曲、何気に今回のリメイクでかなり化けたように思うんですよね。ドラマチックな曲ですが、今のメンバーのが演奏すると、ちょっと枯れた感じになるのがエモかったです。

MASK
しっかりと振りを勉強し直してから、今回のライブに挑みました笑 やっぱりこの曲楽しいですね。この曲が始まるとGAUZEのライブだなぁって思います笑 京さんも所々振りを入れていました。振りとは全然違う踊りもしてましたが笑

蜜と唾
たくさん頭振りました笑 「1・Sad・Sexually・2・Sad・Sexually」を手でやるのやっぱ楽しいですね。京さんめっちゃ歌上手かったです。
久々に2011年版も聴きたいな…笑


前回は蒼い月を挟んでいたので、ちょっと一休みできてましたが、今回は蜜と唾から立て続けだったので、めちゃめちゃ疲れましたが楽しかったです。サビのメロディガラッと変えてましたね。リメイク版ともちょっと違う、高音のメロディでした。ギターソロとアウトロで頭を振りすぎて首が取れそうでした笑

Schweinの椅子
極めつけはこの曲。今日は殺しにかかってるなという感じでした。ハイになってる中であのコーラス連呼は本当に楽しいです笑 京さんが「拳を上げろー!」と叫んでたのが印象的でした。泥臭く叫べました。

アクロの丘
欲を言うとこの曲、本編で聴きたいんですけど、今日もアンコールでしたね。この曲、8:30近くあるのにあんまり長さを感じないんですよね。「あの丘にはもう」で京さんが悲痛な声を上げていたのが印象的でした。この曲はリメイクで今のDIRの構築美を手に入れてから隙のない曲になったと思います。

予感
めっちゃ良かったです。この曲っていつも淡々としてるんですけど、今日はなんかメンバーもちょっとノッてる感じでしたし、京さんが間奏のときに「お前らの声を聴かせてくれ!心無口に!」と振ってきたのが印象的でした。皆で歌えて楽しかったです。

詩踏み
今回のツアーで演奏されていたのは知ってましたが、もしかしたら聴けないかもしれないと思っていたので、聴けて嬉しかったです。この曲、コーラスいっぱいありますし、ノれるし楽しいんですよね。ラストの疾走パートで首を落としました笑

Sustain the untruth
ほぼ毎回聴いてる曲なので、実家のような安心感があります笑 でも今日は今まで聴いた中で一番京さんの声が出てたように思います。この曲サビが高いので、苦しそうな時も多いんですが、今日はしっかり出てました。今日は私もテンションが高かったので、グルーヴに合わせて身体を揺らすのが楽しかったです。

秒「」深
ついに聴けました2002年版。1997年版はMARROWツアーで聴いた事があるのですが、こっちは初めてでした。曲の途中で京さんが「こっち見てんじゃねーよ」と言ってたのが面白かったです笑 前を見る暇があれば頭を振れということですよね。なんでこの曲が長らく封印されてたのかが分からないくらい、楽しかったです。

自分は今のDIRが好きなんですが、今日はGAUZEの曲も、今の曲と同じくらい入り込んで聴けました。メンバー側もここに来てGAUZEを自分たちのモノにしたような感じがしましたね。今と昔の曲の間に隔たりをほとんど感じませんでした。でもこれって、メンバーが昔に戻ったんじゃなくて、曲の側が今のDIRに引き寄せられてパワーアップしたように思います。

過去一番頭を振ったと、京都のときに書きましたが、今日はそれ以上に頭を振ったので、もはや首が取れています…笑 

次はANDROGYNOSですね!チケット取れたら行きたいなと思います。

※「メンバーが嫌がりそうなステッカー」、今日はDieさんでした。このときからゴツいオーラを放ってますね…笑

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