ユーザーインタビューの台本を、ChatGPTとBardで作ってみた。
こんにちは、dipRoboticsの小林です。
商品開発本部/dipRobotics/Sales design課に勤務しており、組織のマネジメントとプロダクトのプロダクトオーナー(PO)・プロダクトマネージャー(PdM)の業務を担当しています。
今回は、定性調査の一環でユーザーインタビューをした際に利用した、ChatGPTとBirdの活用についてご紹介します。
インタビューシナリオの作成をAIで試す
インタビューシナリオ、毎回作るのに時間がかかるけど大体同じシナリオが多いなと思ってました。
自分が作成するのが楽になる・自分のレビューがなくても精度が上がるインタビューシナリオが作りたくて、AIと業務分担できないか、試してみました!
ChatGPTとBirdで比べてみた!
双方に、以下のように質問してみました。
LP作成業務の困りごとを課題探索するインタビューをしたいです。
具体的な経験や事象・感情を引き出すインタビューのシナリオ作成と、
そのインタビュー時ポイントを教えてください!
(ぜひコピペして生成AIに聞いてみてください!)
生成されたシナリオ
ChatGPT
シナリオ:言い回しの変更は必要
ポイント:箇条書きでわかりやすいまとめ(Good!)
設問設計:60点
Bard
シナリオ:言い回しがそのまま使える!(Good!)
ポイント:私向けと言うより、私が人に説明しやすいまとめ
設問設計:70点
感想
どちらもいいポイントがありました!
インタビューの設問設計に悩んだら、
たたきはChatGPT、トークスクリプトはBardがよかったです。
実際にこれでインタビューに行くとしたら、私はもっと事実体験が聞きたいので、どちらでも自分で加筆したくなっちゃうな…とは思いました。
たたきはAIで、追加設問や観点のレビューはプロダクトの指針や調査目的を理解した人が見て追記する、ができたらとても時短になりそうです!
Appendix
自分でやるなら、「昨日それを作成したとき、どう作業した?/どのくらいかかった?/どこがどう辛かった?/どうやって解決したの?」など、より事実を深掘りする設問を追記するかな、と思いました。