【基礎編】必要な道具と材料の解説 〜初心者向け ディップアートことはじめ〜
ディップアート・アメリカンフラワー に必要な材料と道具
ワイヤー
ワイヤーは、番号が大きくなるほど細くなります。
上の写真では一番上から太い順に #18、#20、#22、#24、#26、#28、#30、#33 と細くなります。
太い #18 は花のステム(幹、茎)などに使用します。
初心者の方は、#28、#26、#30 あたりが扱いやすいでしょう。慣れてきて上級向けの花やアクセサリーを作るときには、細い #33 や 更に細い糸巻きに巻いてあるような「シーンワイヤー」「波型ワイヤー」「エラスティックワイヤー」なども使います。とても繊細で美しい表現ができます。
ゲージパイプ
アメリカンフラワー ゲージパイプ(溝付き) 9サイズセット
直径10、15、20、25、30、35、40、50、60mmの9種類がセットになっています。側面にワイヤーを通す溝があるので、複数回巻くような特別な巻き方にも対応できます。巻き方の種別に関しては別の記事をご参照ください。
ディップアート 木製ゲージスティック 8サイズ
細いゲージパイプの中間のサイズが必要な場合に使うスティック状のゲージもあります。直径3、5、7、9、12、14、16、18mmの8段階。
ディップ液
ディップ液は全部で以下の28色発売されています。(※太字は不透明色)
:1. スノーホワイト
:2. クリヤー
:3. DXパール
:4. ブラック
:5. ホットピンク
:6. チェリーレッド
:7. レッド
:8. アンバー
:10. オレンジ
:11. ゴールデンイエロー
:12. ライトグリーン
:13. エメラルドグリーン
:15. グリーン
:17. バイオレット
:18. スカイブルー
:19. ディプシーブルー
:20. フレヤーピンク
:21. ファーストイエロー
:22. スモークグリーン
:23. パールイエロー
:24. パールバイオレット
:25. ライトピンク
:26. ライトブルー
:27. ライトバイオレット
:28. ゴールド
:30. リーフグリーン
:31. サフランイエロー
:36. ガーネットレッド
ディップ液には透明色と不透明色があり、上記リストの太字項目が不透明色です。不透明色は白(またはパール)などの成分が沈殿しているので、しっかり混ぜてから使用しないと、本来の色にはなりません。
その特性を利用し、裏技として最初は敢えて混ぜずに、上澄み部分にディップすることで透明色のような使い方もできます。つまり、混ぜる前にディップ、しっかり混ぜてディップすることで、2通りの発色が表現できるので、発想次第で面白い使い方ができるかもしれません。
透明色と不透明色をしっかり理解することで、液を混ぜて混合色を作るときに役にたちます。
その他の液・コーティング剤
うすめ液
水性ストレンスナー(強化液)
油性ストレンスナー(強化液)
ダブルコート
うすめ液は、ディップ液やストレンスナーが揮発して粘度が高くなってきたときに使います。一気に入れずに、少しずつ様子を見ながら加えてかき混ぜながら調整してください。
コーティング剤は、ストレンスナー、ダブルコート、ステムカバーがあります。ディップ液だけだと、膜の強度が弱く破れたり穴が開いてしまいますので、ディップ液が乾いた後にコーティング剤を塗って、膜を強化します。
それぞれ用途や特徴がありますので、制作する花やアクセサリーなどのイメージに合うものを選んでください。
その他必要な道具・材料
はさみ
ラジオペンチ
ニッパー
筆
フラワーテープ
ペップ
詳しい使い方、作り方は別記事、動画で詳しく解説いたします。
ひとまず今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございまいました。
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