戯言:「ポカスタのプレイヤーなら」というレッテル
大したことではないです。あと気分を害する人がいるかもしれませんので先に謝っておきます。ごめんなさい。
昨今、国内向けスマートフォンアプリに多くのポーカーゲーム(主にテキサスホールデム)がリリースされ、無料ということもあってポーカーに触れる人口が多少増えてきています。いずれその人口は頭打ちになると思うので、そろそろプレイヤーの奪い合いの時期が来ている気もします。
私自身は無料アプリの類は力を入れてプレイしていませんが、普及のためにも各アプリには頑張ってもらいたいものです。現状はコラボ力の強いmホールデム1強な気がしますが、ポーカースタジアムのバトルロイヤルに近いからか、TwitterのTLを見ているとポーカーチェイスのほうが動いている気もします。
さて、各環境にはプレイングの色というものがあります。スーコネの価値が高く見積もられていたり、Aが1枚でもあればプリフロップでガンガンレイズが飛んできたりと、これ自体は別に何も思わないです。しかし、個人的にしっくりこないことがあります。
「ポーカースタジアムのプレイヤーにとって、5-2は特別なハンドである」
この考えです。
別に使うことを否定しているわけじゃないです 。自分からレイズはしませんがオッズさえ合うと思えばプリフロップレイズくらいならコールします。でもそれは全てのハンドに言えることであり、5-2が特別だからではありません。
(個人的には同じローなら4-3の方が好きです。)
そのうえで、「ポーカースタジアムのプレイヤー」全体がそう考えていると思われていることがどうにも解せないのです。
それが顕著だなと思うのが、ショウダウンまで行かなかった場合に普段ハンドを見せないプレイヤーが、5-2で勝った時だけハンドを見せている時です。どこか自慢げなエモーションと合わせてショウされるそのカードに「よっ!さすが!」という声が飛ぶのを待っているかのようで、私の視点では「はぁ左様ですか……」と思ってしまうのです。
どうやら他媒体のプレイヤーからも、「ポカスタ勢といえば5-2でしょ!」という印象があるようなので、その考えのプレイヤー母数がそこそこいるとは思います。ただ、「そういうもの」である相手にお付き合い程度にマックカードオープンしている人もいるんだろうなとも思いますので、それはある程度仕方ないとも思っています。ゲームにおけるコミュニケーションはハンドかエモーションしかないので。
大前提ですが、5-2はハンドレンジ的に強いハンドでは無いです。他媒体まで踏み込んで「AAは捲られるからゴミ!52が最強!」のような極論は内輪ノリが過ぎると思います。
「AAは結局バリュー取れないし、52のほうが奇襲性高いから強いんだよ」
という主張もわかりますし構わないのですが、それをあたかもゲームのシンボルとされるのは「ポーカースタジアムの1人のプレイヤー」としては苦しいのです。
以上です。
内輪ノリに首突っ込むなよと言われればそれまでですが、現時点でそれが外に流れ出ているため、少しだけ苦言を呈してみました。所詮は個人の考えですし、たぶんマイノリティ側だとは思いますが、どうにもモヤモヤしていたので書き綴ってしまいました。
というかこれが原因なのか、最近はショートデックばかりプレイしている気がします。ではでは。