小話:あるプレイヤーについての考察②
私には「苦手」なプレイヤーが3人いる。
そのうちの1人について、独自の考察を書き留めておこう。
今回話すプレイヤーをδ(デルタ)とする。
δが強いプレイヤーかというと、「強かった」と思っている。過去形なのは、そのプレイングに周りがある程度慣れてしまったと思っているからだ。
基本的にはオーソドックスなプレイスタイルだが、フロップでこちらのベット/レイズに対してオールイン返しを多用しているイメージが強い。以前記載したαとの違いは、基本的にボードオーバーのポケット以上が出てくる点である。このタイミングでのセミブラフが非常に少ない。もちろんブラフも存在すると思うが、基本的にブラフキャッチにはオッズが合わないケースがほとんどなので、無理して暴こうとは思えない。ポカスタ環境ではトップヒットで突っ込んで痛い目に遭うプレイヤーは多いと思う。私自身がそうだったというのもあるが。
またδとプレイしていると、リバーまで開いてトリプルバレルまでベットした場合はフォールドされるケース、特にドロー不成立ボードの場合にこの動きが見られるため、フロップからドロー方向のボードであるならばルースになりやすいのではと考えている。前述のオールインを考慮すると「有利側で引き負ける」ことを恐れる一方で、「不利側(ドロー)で引き勝つ」場合はコール進行であるため、建前としてはフリップになるようなことを避けたいのだろうと思うが、ポカスタにおけるフロップオールインはフリップを誘発しやすいため矛盾しているとも思う。
本質的には「ターン以降にマージナルハンドになってしまった時の立ち回り」に不安要素があるのではないかと思っている。特にδはコールサイドになるとオッズ軸の思考をしているようなので、相手のオッズを狂わせやすいフロップまでに勝負を決めることに特化しているのではないだろうか。
とはいえポカスタ環境はお手軽リバイも可能であるためオッズ概念が壊れていることも多い。荒れやすいVIPマッチよりはディープスタック寄りのトーナメントの方が向いているプレイヤーではあると思う。イベント系のリバイなし20000スタートなどは特に。
以上、あくまで主観である。
また気が向いたらこのような形で記載する。
ですます調のが正直書きやすいです。ではでは。
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