🇯🇵日本のキリシタン問題〜どうする2030年問題!?〜
上記の記事では「行き詰まりはチャンス」と銘打たれていますが、とにかくピンチです。
日本のクリスチャン問題はとにかく深刻です。少子高齢化が進み、2030年にはクリスチャン人口が半分減る「2030年問題」という壁にブチ当たっています。
おじいちゃんおばあちゃんしかいない教会も多く、後を継いでくれる若手がいなくて潰れていく教会も出てきています。
ただでさえ日本の人口1%しかいないのに、0.5%になったらゾッとします。
私の通っている教会には、73年歴史があります。とあるスウェーデン人牧師が種を蒔き、それを受け継ぐように数々の牧師や長老(年長者)が育んできて、現在に至ります。
教会にいるご老人はみんな優しいです。統一教会の問題もあり「キリスト教は危険だ!」と、カルトでない団体まで風評被害を受けて悲しく思います。
日本にキリスト教を根付かせようとした、イエズス会など先人たちの労苦を考えると心苦しい。
遠藤周作の『沈黙』の中で「日本は荒れ地である」という言葉が出てきます。日本は多神教だという面を考えれば、荒れ地というよりは茨なのかなと。
神道、仏教が根強く結びつき、そこに異教の介在する余地は無い⋯。と諦めるのは簡単なんです。しかし、先人たちは諦めず、茨の土地でも種を蒔き続けました。
するとどうでしょう。数が少ないといっても、クリスチャンの有名人は数多くいます。蒔いた種はムダではなかったと思います。
キリシタン大名・高山右近、黒田官兵衛、蒲生氏郷etc⋯
最近お札になった津田梅子、元総理大臣の大平正芳、緒方貞子(国際連合難民高等弁務)、大河ドラマになった新島八重&新島襄(同志社大学創始者)、村田諒太(ボクシング選手)etc⋯
とにかく今年のクリスマスは、教会に行きませんか?
教会によっては美味しいお菓子なども置いてあるし、行って損は無いと思います。
私は「クリぼっち」という言葉が吐くほど嫌いです。
イエスさまが近くにいるのに「私は一人なんだ!わーん」と孤独に浸っている、孤独を愛する軟弱な姿が醜いと思う。
クリぼっちな人なんかいない!孤独を感じるなら、なおさら教会へ行くべきだ!と、私は思うのです⋯