アメリカ、ロードトリップ、旅の途中
久しぶりにnoteを書いてみる。最後に書いたのはもう1年以上も前だな。僕は今、アメリカのLAを離れ一人ロードトリップに出ている。
最後に1人で旅に出たのはいつだっただろうか?たぶんコロナ前の秋か春だった気がする。
お店を始めて数年は1人ロードトリップの連続だった。
アメリカの事を何も知らなかったし、知り合いも全然いなかった。
そして何よりアメリカの全てを見てやろう!と思っていた僕は、年に5回というとてつもない頻度で買い付けに出ていた。
東から西に横断してみたり、1万キロ以上走ったり。凄いペースで沢山の州に行っていろんな景色を見てきたと思う。
それから月日が経ち。アレックスとの仲が深まった頃から僕は彼と2人でロードトリップに行くようになった。
ヨーロッパも2回一緒に行ったし、何度も喧嘩をしたから気も遣わなくて良い。
一緒に行くと頼りにもなるし、なによりあいつは面白い。
久しぶりの一人旅は少し不安だった。
数年前の最後の一人旅の時、買い付けが順調過ぎて疲労困憊の日々が続き、山岳地帯の街で軽い高山病になった記憶があるからだ。
降らないと思っていた雪まで降り始め、僕は心身ともに限界を迎えリサイクルショップで失神しそうになり、運転さえできなくなってしまった。
過酷な買い付けには慣れているつもりだった僕は軽度のパニック状態になり、今でも少しトラウマになっている。
なので今回ロードトリップとはいえ、無茶なスケジュールは組んでいない。
スイッチが入ると空腹すら忘れて買い付けを続けてしまう自分がまだいるけれど、グッと抑えてご飯を食べています。
久しぶりの一人旅、めちゃくちゃ楽しい。
ここ最近で一番楽しいかもしれない。久しぶりだからかもしれないけれどとにかく楽しい。
そして懐かしい感覚の連続だ。
コロナが始まってからは方法とか商売とか、なんだか現実的な事ばかりを考えてきてしまっていた。
情熱と好奇心だけで今までやってきた僕が今更そんな事を考えても仕方ない。わかってはいるつもりだったけど、忘れてしまっていたように思う。
大人になると忘れてしまう事、慣れてくると当たり前だと思ってしまう事って本当に沢山あります。気をつけないといけないな。
昔のようなクレイジートリップはできないけれど、30代のインテリジェンスでメロウな旅はまだまだできるだろう。
少しずつ好奇心が蘇ってきた気がする。
原点回帰の一人旅。定期的にやっていきます。
文章も書きたい気分。とかいってまた来年になるかも。まぁそれはそれでいいかぁ〜。
乱文失礼!おやすみなさい!
お金くれるんですか?あざす!