〜不可能な方程式〜最強へビリーピーテットウイスキーが入荷!
こんにちわ!
dining&Bar 3Fです😊
ウイスキーの新ラインナップ入荷のお知らせです!
それがコチラ、、、、
OCOTOMORE 15series
超最強なヘビリーピーテッドウイスキーです!
ウイスキーが好きな人は知っているであろう、
一度は耳にした事があるであろう、このオクトモア。
スコットランドのアイラ島で作られています。
このアイラ島で作られるウイスキーの最大の特徴は
スモーキーフレーバーなウイスキーです。
ボウモアやラフロイグ等もスモーキーな香りが漂うボトル。
このスモーキーさが好きな方はとことん沼ってしまう…
そんな魅力があるウイスキーです。
さて、そのアイラ島にある
【ブルックラディ蒸留所】でオクトモアは作られています。
このブルックラディ蒸留所で作られているウイスキーは3種類のブランドを展開。
アイラ島の魅力でもあるスモーキーフレーバーを除いて作るブルックラディ
へビリーピーテッドのポートシャーロット
そして今回当店が入手出来たスーパーへビリーピーテッドの
オクトモア。
もう〜知ってるよ〜。
って方は 割愛してくださいね😂
ひょんな会話から生まれたウイスキー。
2002年に製造を開始し、オクトモアを世に出すまでのお話し。
スモーキーフレーバーってなんじゃい。
まず、ここからお話ししないと次にいけない!
スモーキーフレーバーのウイスキーを作るのに欠かせないのが泥炭という
海藻類や苔、シダ(植物の草本)や枯れた草等が長い年月をかけて堆積し、それが炭化した泥状の炭です。
よくピート臭がするウイスキー
なんて言うのも泥炭=ピートです。
じゃあなんでそんなピートが役立つの?
なんの関係があるのー?
いつ使ってんじゃい。って思いますもんねー。
スコットランド
特にアイラ島では泥炭がよく取れていて、こちらを使ってウイスキーの原料を完成させています。
でも、何故初めにこれを使ったのか。。
ウイスキーを作る際、樽に入れるまでの工程でモルティングという作業が肝心となってきます。
大麦を水につけ発芽させ、乾燥させる。
この乾燥する際、熱風を吹き込む事により発芽を完全停止&乾燥させています。
そうなんです。
泥炭は燃料にも使っていました。
スコットランドでは泥炭が豊富にあったこと、石炭に比べて価格が安かったから。
そこで、この乾燥作業過程に使用する燃料を泥炭を使用した時。
スモーキーなフレーバーがついたという事になります。
こうして出来たスモーキーフレーバーのモルト(大麦)は
粉砕し、仕込み水を使い糖化をし、麦汁を作っていきます。
その麦汁に酵母菌をいれ、発酵したら蒸留する。
その蒸留したウイスキーの原酒を樽に詰めて熟成する。
簡単に説明するとこういった流れになります。
このモルティングの段階で燻製度合いの計測をするのですが、
その計測した数値をフェノール値といった数値で表しています。
オクトモアが出来た発想
当時、ブルックラディ蒸留所では
軽やかかつ、華やかでフルーティーな甘みをもつブルックラディでは、スモーキーなウイスキーを作るのは難しいと言われていましたが、
別の蒸留所でブランドのアンバサダーをしていた方がブルックラディ蒸留所を再建することに。
その時にひょんな会話から、ちょっとチャレンジしよーぜ!となったのがオクトモアです。
先ほどのお話でモルティングを行う際、
モルトマスター(製麦業者)にお願いしている蒸留所も多く存在します。
ブルックラディ蒸留所ではモルトマスターにポートシャーロットのフェノール値を40ppmでもらっていました。
話していた際「どーやって40ppmにしてんの?」と。
「あーこれね、一旦フェノール値を高くして、他の泥炭を炊いていないモルトと混ぜて40にしてるよ」
え、まじで???
となるわけです。笑
新しいチャレンジ
「絶対においしくならないからやめた方がいい!!」
と言うモルトマスターの言葉がありながらも引き下がらなかった関係者たち。
自分たちの個性である
軽やかかつ、華やかでフルーティーな甘みを、極めて強いフェノール値を持つモルトを使ったらどうなるのか。
2002年。
この思いつきを実行し、冒険する事となります。
思いつきを曲げない!のもそうですけど、
美味しくなんないから辞めな!なんて言われたら、逆に「言ったな?」って、火がつくかもしれないですよね😂笑
さて、フェノール値を最大限に上げる為、
低温でじっくりとキルニングを行い、乾燥させていき究極までフェノール値を上げる。
2008年に初めてオクトモア1.1が世に出ました。
スモーキーだね!ピーティーだね!
と言われるウイスキーのフェノール値が40〜60ppmに対し、
発売当初のオクトモア数値はなんと80ppm
ウイスキー業界で超ヘビーなピートを叩き出し、これが好評となります。
翌年からは2.1と、2.2のラインナップを2種類に。
⚪︎.1はバーボン樽を使い熟成したもの。
⚪︎.2はワイン樽熟成原種等、他の樽の物を使用
2度目のオクトモア制作では100ppmを超え、200ppmを超え、、
その後、1年に1度。
熟成期間は基本的に5年。
「若いウイスキーは辛くてまずい」
と言った概念も崩していきます。
そして2014年に発売されたオクトモア6シリーズから
⚪︎.3がリリース。
アイラ島は雨がよく降るし、気候があまりよくなく、
アイラ島のみの大麦を作るのは難しいよね。と言われていましたが、
コチラの⚪︎.3は
オクトモア農場で栽培したアイラ島の大麦を使用したもの
【⚪︎.1 / ⚪︎.2はスコットランド産】
を発売開始。
2017年に発売されたオクトモアシリーズの08では
8.3のフェノール値は過去最高の309ppmとなりました。
5年熟成のオクトモアの新作を出し、現在で15シリーズ目になった
と言う事です。
OCOTOMORE 15series〜不可能な方程式〜
さてさて!
長くなってしまいましたが、今回の15シリーズのお話をしましょう!
中々3種類とることが難しいオクトモア。
今回うちも3本入ったのが超絶ラッキーです。
世界で最もピーティーなウイスキーである商品。
みなさま、飲まれましたか?
ただただフェノール値が高いってだけで
一番臭い!!こりゃ〜すっごい正露丸です!!!
ってわけじゃありません。
蒸留機(ポットスチル)の形、樽の影響。
貯蔵している最中の温度。使っている大麦などなど。
様々なものが相まって味が変わってきます。
特にブルックラディ蒸留所の特徴を活かし、作られているので
ピーティーな中でも柔らかくしっかりとした味わい
が特徴のオクトモア。
今回当店が入手したウイスキーは
15.1
15.2
15.3
の3種類、15シリーズ全てです。
スーパーへビリーピーテッドが売りのオクトモアは、
ボトリングの際に加水をしない
カスクストリングスと言う、ボトルそのままを詰めた商品なので
アルコール度数は高め。
全て100ppmを超えている今回の15シリーズですが、
最も凄いのは
15.3のフェノール値が2番目に高い307ppmです。
※一番高いのは2017年に発売された8シリーズ
実に7年ぶりとなる最大フェノール値となっています。
実は先日、来年発売するオクトモアの詳細も発表されていますが、
来年度の16シリーズのオクトモアのフェノール値は最大でも200ppm以下の商品となっています。
めちゃくちゃ美味しいから、この機会に是非飲み比べをしてほしい!!
と思う私。
ただ、どうしても高く、中々手が出せないのが正直なところ。
当店でも一番やすい15.1のオクトモアで4000円近くなってしまいます。
15シリーズが3本入った。
1本10mlなら合計で30mlになるよね。
と考えました。
ん〜〜〜〜〜やりましょう!
オクトモア15シリーズ飲み比べプラン!
1枚目、2枚目と誤字ありますが、許してくださいw
こちらの3種類を各種10mlづつ、
破格の3800円で10月いっぱいまで提供させていただきます!
私も当店ではなく、別の場所で全シリーズ飲みましたが、
いやー。めちゃくちゃ美味しいですよ😂
中々3本置いてあるところはなく、
飲み比べが出来るのは凄く贅沢で尚且つ、本当に破格提供です🤣
まだウイスキーがガツーンと高騰する前の話ですが、
オクトモアが3500〜3800円で飲めるBARは安い!と感じていました。
個人的な感想ですが、一番複雑に樽の香りが交わっているのはやはり15.2
ですが、15.3のうまさは完璧だなと。
本当によく5年でここまで仕上げられるなーと感動しました。
そこは本当にウイスキー好きな方々に是非飲んでいただきたい!
そして語りましょうw
破格提供期間は10月31日まで!!
是非ティスティグしてみてくださいね♪
それではまた!!