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ぽらぽら。復帰ライブ【Heavenly Star vol.2】を終えて

乳がん治療を経て活動を再開したぽらぽら。復帰ライブとなった【Heavenly Star vol.2】に、サポートゲストとしてエアロフォンでお邪魔しました。
今年で活動20周年を迎えたぽらちゃん。節目の年の大事なステージで隣に立てたことがとても光栄です。
また自分本位なことを言えば、前回のプラネタリウムライブ(2022年)があまりに圧倒的で「わたしもここで演奏してみたい!」と思っていたので、願ったり叶ったりでした。
ひとときの不思議な宇宙旅行、いかがでしたか?

photo by 弓削ヒズミ

ライブ概要

Heavenly Star vol.2
▶日時 2024年10月10日(木) 11:00開場/11:15開演
▶会場 かわさき宙と緑の科学館
https://www.nature-kawasaki.jp/
▶出演
ぽらぽら。
【スペシャルゲスト】yasushi.k
【サポートゲスト】ディン

セットリスト

1. Wander in the Musi-Q (RAVEMAN Remix)
2. EXIST
3. mirage
4. Heavenly
5. We are just a part of the universe
6. 奇跡の集合体

入場受付をお手伝いしたおかげで、ぽらちゃんの復帰に駆けつけてくださったお客さま一人一人のありがたさを肌で感じました。
平日のお昼前という難しい時間にもかかわらず都合をつけてくださり、本当にありがとうございます!
再会を喜ぶお客さまとぽらちゃんの笑顔が見られたのが嬉しくて、マスクの下でずっとニヤニヤ。また、多くの方が応援グッズを身に付けてくださっていて高まりました🥳

あっという間に開演時間を迎え、オープニングのアナウンスが流れたらもう宇宙旅行の始まりです。
yasushi.kさんのパフォーマンスは圧巻で、ライブハウスで聴くのとは全く異なる静かな昂りを感じました。気付けば没頭していて、どれくらい時間が経ったか分からないほど。映像が切り替わりぽらちゃんが登場したタイミングでハッと我に返ったのはわたしだけじゃなかったはず。

そうだった、今は宇宙旅行の途中で、わたしたちは「ぽらぽら。」のライブを観るためにここにいて……

お馴染みのナンバー、その変わらぬ歌声と表情。ぽらちゃんが帰ってきた喜び。
そして新譜『progressive』から『Heavenly』をライブ初披露。満天の星空に包まれながら優しいフレーズに身を委ねる、まさにHeavenlyな体験でした。

photo by 弓削ヒズミ

『Heavenly』の余韻を惜しみつつ、残りわずかとなったフライトを盛り上げるためわたしも演奏に加わります。

実は、プラネタリウムライブに出られるなら絶対やりたかったのが、この『We are just a part of the universe』でした。
美麗な映像はHello1103のyukakoさんによる制作とのこと。宇宙を漂いながら深海に沈んでいくような、重力を忘れて上も下も分からなくなるような、空気じゃなくて別の何かで肺が満たされていくような、そんな不思議な感覚にひたひたと溺れながら演奏しておりました。

続いて『奇跡の集合体』。
いつも勇気を貰えるこの曲には、個人的に「始まり」のイメージを強く抱いています。ゼロからのスタートというよりは、再始動。
映像はyasushi.kさんの制作。縦横無尽に駆け巡る命のかけらのようなつぶつぶはどれもなぜか笑っているように見えて、ああ「かぷかぷ笑う」ってこういうことなのかもしれないな、と思いました。

photo by 弓削ヒズミ

名残惜しくもライブは幕を閉じ、ぽらちゃんの挨拶にうるうるして、エンディングのアナウンスで現実に帰る心の準備を整え、夜明けの空に見送られながら旅は終わりを迎えます。
お見送りの際、みなさまの満足そうなお顔が印象的でした。
ポラリオン号《Heavenly Star》へのご搭乗、誠にありがとうございました。

ネタバレ問題

今回は公共施設をお借りしてのライブだったため、会場での物販はできませんでした。その代わり、事前オンライン物販でのグッズ販売に便乗して、手書きのセトリカードをご用意しました。
運営の都合上、会場でのお渡しも難しいとのことで、応援グッズと一緒にライブ前にお手元に届くよう発送してもらう手筈となり、そのために早めに書き上げて託し、あとは発送するだけとなったとき急にぽらちゃんが

「どうしよう!?
これ送ったらライブ前にセトリがネタバレになっちゃう!?」

…(  Д ) ゚ ゚

そこ考えてなかったのーーーーー!?

事前発送にすると聞いた時点で、あっ今回はそういう感じなのね〜と深く考えず納得してしまい特に確認をしなかったのが裏目に出ました😂

だってほら、クラシックのコンサートとか普通にプログラム公開した上で宣伝するじゃないですか……
だからカードの表記もいつもならSET LISTと書くところをPROGRAMにしてみたり、リハ映像で何の曲やりそうかバレちゃっても別にいいんだなぁとか、新曲早速聴けるよっていうのもセールスポイントだなぁとか、思っていたのに!!!

苦肉の策で「ライブが終わってから開けてね」と書いた封筒に入れて発送したみたいですが、さすがぽらちゃんのお客さまたち、きっとみなさま約束を守ってくださったのでしょう。わたしだったら絶対こっそり開けます😈

儚げな色合いのインク二種類を使用してガラスペン一本で仕上げました

チームぽらぽら。

なんでも一人で頑張っちゃうぽらちゃんなのに、治療を経ていろいろな制約ができてしまって人の手を借りざるを得ない場面が増えたんじゃないか、そのせいで思うように進められないストレスを抱えていないか、などと勝手に心配だったりもしたのですが、それは本当に余計なお世話でした。

今回の「チームぽらぽら。」、かなり良いチームワークだったんじゃないかと思います!

PAの藤木さんとは今回初めて…と思っていたら、なんと8年も前に「井手隊長バンド」の現場でお会いしていたみたいでびっくり。ご縁✨
また、藤木さんの補助でいらっしゃった祥子さんは素晴らしく機転が利く方で、ごくわずかしかない準備時間でステージを華やかに装飾してくださいました。
いつも通りyasushi.kさんからはぽらちゃんとの盤石な信頼関係を感じるし、和田さんには何から何まで細々とお気遣いいただきました。
On-do幡谷さんも、照明にカメラに録音まで文字通り奔走してくださいました。
そして最高のお写真を撮ってくださった弓削さん! このnoteにも何枚か掲載させていただきましたが、あの日の空気感まで蘇るようです。
みなさま、大変お世話になりました!

チームぽらぽら。photo by 弓削ヒズミ
(ぽらちゃんのnoteより拝借)

誕生日サプライズ

ライブの本筋からは離れてしまうのですが、これだけはセットで書かせてください☺️
ライブがあった10月10日はちょうどわたしの誕生日当日。ぽらちゃんからプレゼントを貰ったり、受付の際に「おめでとう!」と声をかけてくださるお客さまがいらっしゃったり、特別な一日になったな〜〜とホクホクしながらライブを終え、そして、すっかり誕生日なんて終わった気持ちで打ち上げの場に向かいました。

「全員ケーキセットを頼みましょう」だなんて、今思い返すと不自然でしかなかったのですが(笑)それぞれが選んだケーキをゴージャスに盛り付けた大きなお皿が運ばれてきた時点でさえ、わたしは「ああ、ぽらちゃんの復帰を祝うやつだな〜さすが幡谷さん気が利くな〜〜」と、まさか自分が祝われる側だとは全く思っていなかったのでした。鈍すぎる😅

びっくりしすぎているわたし
幸せを噛み締めながらいただきました
みなさま、ありがとうございます

サプライズ、本当に嬉しかったです。
ぽらちゃん、復帰ライブという一大イベントの裏でこんなあったかい気遣いまでしてくれてありがとう。夢じゃないかな?って何度も写真を見返しながら帰りました。この幸せは、いろんな形でお返しできたらいいな🥰

アフタートーク配信もお楽しみに!

さて、そんなスペシャルな一日から早くも三週間が経ちますが、2024年11月6日(水)21:00よりライブの映像を交えながら振り返るトーク配信がツイキャスにて予定されております。わたしもお邪魔する予定なので、ぜひご覧ください!
(アーカイブ視聴期限は2024年11月20日(水)23:59となります。)



改めて、ぽらちゃん、おかえり。
帰ってきてくれて、ありがとう。

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