うきあしスタンダップ1st Single『SAKURA』発売に寄せて
2021年には、ぽらぽら。楽曲をバンドで演奏して好評を博した「うきあしスタンダップ」が、新たにオリジナル曲を制作しました。春の訪れを全身で感じられるcheerfulなサウンド、宮武愛理×ぽらぽら。の融け合うようなツインボーカルでお届けする2曲をぜひお聴きください!
※2022年5月現在、本CDは完売しております。お買い求めくださった皆さま、本当にありがとうございました!
CD概要
試聴
UKIASHI PROJECT
うきあしスタンダップ
Vocal & Chorus & Piano: 宮武愛理
Vocal & Chorus & Bass: ぽらぽら。
Aerophone: ディン
Drums: えりつぃん
Mix & Mastering: シンゴ
Jacket Design: ディン/ぽらぽら。
Lyrics Card Making: 宮武愛理
勝手に解説
『新しい世界はある』
どこか心の翳りを感じる言葉を一瞬忘れてしまうくらい心地よく繰り返されるメロディからは、ぽらさんらしい曲だなぁという印象を強く感じます。
明るいだけの人なんていなくて、当たり前のような幸せも紙一重の偶然だったり、それでも生活は続くし前を向いていたい。何でもない日常の中にある「はじまり」に添えたい一曲として仕上がった!と思いました。
融け合うように馴染んでいるぽらさん・愛理さんのツインボーカルに没入すれば、きっと一緒にサビを口ずさみたくなるはず!
エアロフォンは、舞い散る桜吹雪や鳥のさえずり、ひらひら飛び回る蝶のイメージで、迷いに迷った音選びの末にスクウェア・リードになりました。
『ハルカゼ』
トーベ・ヤンソン作「ムーミン谷」シリーズのどこかで、その年の春いちばん最初に見た蝶の色で行く末を占おうとしたら白や黄色ではなく金色の蝶が現れて一体どうなってしまうのか、みたいなくだりがあったはずなのですが(うろ覚え)、この曲のキラキラ感はさながらその「金色の蝶」のようだなと思います。もちろん吉兆として。
待ち望んだ春、期待と不安が入り交じったドキドキを昇華してくれるのはとびきりのおしゃれなビート。えりつぃんさんらしくウキウキとハネたドラムが最高です。一歩踏み出したいときに背中を押してくれる、この曲がそんな存在になれたらいいなぁ。
ツインボーカルの親和性は『新しい世界はある』と同様たいへん素晴らしいのですが、あえてソロパートに言及すると、愛理さんの「切なく〜♪」とぽらさんの「儚く〜♪」がたまらなくツボです。切ない儚い尊い!
エアロフォンはゴキゲンなクラリネットで、野ウサギのように伸び伸びと遊んでいます。レコーディングしているうちに楽しくなってしまって、野ウサギは3匹に増えました🐰🐰🐰
ジャケットデザイン
ぽらさんの原案をもとにメンバー皆でアイデアを出し合いながら、表はわたし、裏はぽらさんが担当しました。
春らしく、可愛らしく、うきあしらしい雰囲気が出せたんじゃないかと自負しております。
桜の季節はあっという間に過ぎ去ってしまいましたが、お手元に一枚、春の名残として楽しんでいただけたら嬉しいです🌸
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