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マウスのホイールボタンで表示・非表示する キャンバスツールリング#1
安全側を意識しすぎて端数を丸めるとき
RoundDown・UP(エクセル関数)使いがち
断面積(RoundDown)、断面係数(RoundDown)、
座屈長さ(RoundUp)、細長比(RoundUp)、
そして最後に検定比(RoundUp)、、、
このせいで部材断面をエクセルで検討するとき
たまに1ランクサイズアップしてるときあるんですよね
構造設計あるあるでした
今回はいつもより一層短めな記事になりそうなので
冒頭に「へぇ~」って思ってくれそうなことを
書いてみた
まあ、トリビア(無駄知識)ですね
でも話のタネにはなりそうなので
たまには冒頭につぶやきみたいなこと書いてみようかな
今回はGrasshopperで必須のテクニック
キャンバスツールリングの使い方をお伝えする
キャンバスツールリングというのはキャンバス上で
マウスのホイールボタンを押すことで
環状に表示されるツールのこと
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上図はコンポーネントのない場所でホイールボタンを押した場合
キャンバスツールリングの中でグレーに表示されているものは
その状況では使うことのできないツールだ
今度はコンポーネントをホイールボタンで押してみる
普段コンポーネントを選択する際にマウスの左クリックにより
選択するのと同じ要領でホイールボタンで選択する
すると下図のようなキャンバスツールリングが表示される
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そうするとほとんどすべてのツールが選択できるようになる
この時初心者はやりがちなのだが(僕がそうなのだが)
ホールは1回押すだけでいいということ
もっと言うとホイールを長押しする必要はない
こういうのは何となくボタンを長押ししている状態でしか
表示されないのかと思ってしまうが
1度押せばちゃんと次にマウスのボタンを押すまでキャンバスツールリングの表示を保ってくれる
表示されたツールをマウスの左クリックで選択してやれば
そのツールを使用できる
ある種のショートカットのようなものだ
この中で頻繁に使うものの一つが
表示・非表示ツールだと思う
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キャンバスツールリングを使えば
コンポーネントをいくつも繋げた際に
入力に使用したコンポーネントのプレビューを非表示にして
最後のコンポーネントによる出力のプレビューを妨げずにモデルを確認できる