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はじめまして。

病院勤務30年の実務経験から、
現場がわかる医療コンサルタント
髙村松世(Matsuyo)です。

医療コンサルタントってどんなことをするの?
という質問をよくいただきます。

私の場合は
「収益改善」と「医療事務スタッフの人材育成」
という視点からサポートさせていただいております。

詳しいことはこちらの記事をご覧ください
【DiLucaにできること】

     🍀 🍀 🍀

さて、
今では医療コンサルタントとして起業した私が、
医療事務という道に進んだきっかけについて
お話したいと思います。



それ以外の記事はこちら⏬⏬⏬

30年の病院勤務

①初ものづくし/民間病院時代

②こうして診療情報管理士の道へ

③起業するまでの公務員時代



私は5人兄弟の長女として生まれました。

父親はお酒ばかり飲んであまり働かない人で
母親は「お金がない」が口癖の人でした。

小さい頃から祖母に
「これからの女性は手に職があった方がいい。
自分で自立した女性になりな。
看護婦(師)さんがいいよ」と言われ、

裕福でない自分の生活を
自分自身で切り拓いていくには
自立した女性になりたい!
考えていたため、
ぼんやり”看護師さんになる”ことをイメージしながら
中学生まで過ごしていました。


中学2年の夏、事件が起こります。

中学生、救急車


一酸化炭素中毒で運ばれたんです・・・
給湯器が壊れていることを知らずに、
風邪をひいて寝込んでいる母の手伝いにと
洗い物をしていました。

だんだんだんだん、頭が痛くなってきて・・・
立っているのが辛くなって。
気がついたら何人もの救急隊の方が
私を覗き込んでいました。

あと10分救急車の到着が遅れていたら、
手遅れだったそうです。

何度も吐いて、苦しくて、苦しくて。
そうして運ばれた先で、同室だったのが
がんの末期患者さんでした。

ぼんやりでも”看護婦(師)さんになろうかな”と
思っていた私は、
隣のおばあちゃんのことが気になりました。

実は、そのおばあちゃんに接する
看護師さんの仕事ぶりを見て
「看護師だけは辞めよう」
と固く心に誓ったのでした。

・患者さんの吐いたものは、”内容”を確認
・痛みに耐えかねて何度も押されるナースコールに、
 毎回丁寧に接している
・「痛い、痛い」というおばあちゃんの身体を
 落ち着くまでさすってあげる
・オムツの取り替え

本当に親身に対応される様子を見て
『自分にはできない』と思いました。

同時に、医師や看護師に人は
毎日、病気や怪我で苦しんでいる人と
接しているする。

それを仕事に選ぶなんてすごい!
と、尊敬する気持ちが湧きました。




病院、看護師のコピー



そして、高校生になって自分の進路を決める時が
やってきます。
当時、私の状況ではどこかの事務職員になる
という選択肢しかありませんでした。

先のような経験をしたこともあって、

看護師さんのようには出来ないけど、
病気や怪我をした方に何かお役に立てるかもしれない。

病院だったら潰ることもないだろうと
医療事務になることを決め、
医療系の短大へ進学しました。

そして、『医療事務』として働くことになったのです。



To be continued

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