【せ】「性格が良い・悪いとは?」の話
タイトル 50音縛り。
かるたみたいに、【あ】【い】【う】……で【ん】まで書くという遊びをしています。
第14回【せ】は、
「性格が良い・悪いとは?」の話
よく性格が良いとか悪いとか言いますよね。
みなさん、どういう意味で使っていますか?
僕の中には明確な定義があります。
正解がどうとかいう話ではなく、みんなそれぞれ違う定義の、僕バージョンですね。
今回は、そんなお話。
①性格が良い人とは?
僕の定義はこうです。性格が良い人とは、
【何の得も無いのに、他人を幸せな気持ちにしようとする人】です。
ここで言う【得】とは、お金や権力、または異性とお近づきになれること、などのことです。
要するにわかりやすい欲望の充足ですね。
こう言うと、こんな反論↓が聞こえてきそうです。
「相手が笑顔になってくれると心があったかくなりますよね。これも【得】ではないですか」
はい。おっしゃる通りです。つまりは
相手が笑顔になってくれることを無条件に【得】だと思える人、
そしてそれだけのために行動できる人を、性格が良い人だと僕は定義しているのです。
こういう人、驚くほどに少ないです。
②性格が普通な人とは?
僕の定義はこうです。性格が普通な人とは、
【自分が得をするために人を幸せな気持ちにしようとしたり、人を不幸せな気持ちにしようとしたりする人】です。
普通ですね。いたって普通です。
③性格が悪い人とは?
ここまで読んでくれた方にはもうお分かりでしょうけど、僕の定義はこうです。
性格が悪い人とは、
【何の得も無いのに、他人を不幸せな気持ちにしようとする人】です。
よく話題になる、「マウントを取る」人はこれに含まれます。
こう言うと、こんな反論↓が聞こえてきそうです。
「相手が自分より下の人間だと思えると、安心できるじゃん。これも【得】でしょ」
はい。それは優越感というやつなのですが、
相手を押さえつけて得る優越感を無条件に【得】だと思っちゃう人、
そしてそれだけのために行動できてしまう人を、性格が悪い人だと僕は定義しているのです。
こういう人、たくさんいます。
終わりに……
僕の肌感覚ですけど、
性格の良い人が1割、普通の人が2割、悪い人が6割くらいだと思います。世の中。
足して10割にならない?はい。
【性格が良いとか悪いとかの問題じゃない人】が1割、います。
どんな人かというと、【そもそも他人に極めて無関心であり、なるべく関わらないようにしている人】とかが、そうです。
ちなみに、僕はこれです。
誰が言ったか、「好きの反対は、嫌いではなく無関心」という言葉があります。
僕は常々、考えているのですけど、
嫌いより無関心の方がずっとマシだと思います。
どうして他人にわざわざ危害を加えようとするのか?何の得も無いのに。
そもそも関心を持って、わざわざ知ろうとするのはなぜ?関係ないのに。
他人なんて、どうでもよくない?
僕にはよく、わからないのです。
さて。あなたの定義は?☺️
よかったら、考えてみてください。