【て】天は人の上に人を造らず……からの〜?
タイトル 50音縛り。
かるたみたいに、【あ】【い】【う】……で【ん】まで書くという遊びをしています。
第19回【て】は、
天は人の上に人を造らず……からの〜?
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と書いた福沢諭吉先生。
娘が彼氏を連れてきた時に、「身分が違う!」と言って結婚に反対したそうです。
これはダブスタでしょうか?
いいえ。実は例の言葉には続きがあるのです。
僕が超意訳すると、以下のような内容です。
【神様は人を平等に作った……そう言う人がいるよ。
でも実際、全然平等じゃないよね。どう見ても社会は不平等だ。
頑張って勉強しよう。】
だから、『学問のすすめ』なのです。
不平等は学問によって埋めることができる、と。そう言いたかったわけですね。
きっと娘の彼氏さんは、努力が足りないように見えたのでしょう。
それが正しいかどうかは置いといて、ダブスタではないですね。
努力といえば……🤔
エジソンが言った「天才は99%の努力と1%のひらめきである」という言葉。
これ「努力が大事だよ!」って意味としてよく使われていますが、
実は「天才にはひらめきこそが重要なんだ」という解釈もあります。
さて。
「天は人の上に…」も「天才は99%の努力…」も結局のところ、教育者にとって都合のいい解釈にされてるんじゃないか?と僕は思います。
都合のいいというか、使いやすいというか。
もう一つの解釈をしようと思うと、けっこう頭を使う必要がある。
疲れる感じがします。子どもたちに伝えるのは難しい。
でもそっちの方が、より深みがあるように感じませんか?🤔
もったいないと感じませんか?
僕は常々、考えているのですが、
深すぎる名言は流行らない。
適度に浅い言葉の方が、
広がって後の世に残る。
「お客さまは神様です」もそうです。
元の意図が、僕は好きです。
あと、ちょっと変化球ですけど、
「地球は青かった」
「そこに山があるから」
この二つも、元々の意図とは別の広まり方をした言葉みたいですよ☺️
別に知らない人に対してマウント取りたいわけじゃないです。ただ、
みんなが知ってるような領域には、イマイチ深みが足りない
僕はそう思うのです。
どうですか?皆さんご一緒に、
レッツ深み↓↓↓