力による現状変更

2月24日以降、僕の頭の中にずっと居座っている言葉……
「力による現状変更」。

よく聞く言葉です。
「力による現状変更は認められない」。

「戦争で領土拡大したらダメだよ」を、もっと広い意味で言ってる言葉かな?と解釈しています。

これ、様々な各国首脳が言い続けてきたことですけど今回……破られることになりますよね?

停戦の話し合いがうまくいったとして、
落とし所として、東部はロシア領に併合となってしまったとして

まさに「力による現状変更」を認めることになります。今度こそ、言い訳できない。

ずっと制裁を加え続けることはできないから、どこかで「認める」ことになる。
いずれ、必ず。

……僕は今、子どもじみたことを発言してます。
「だったらどうしろと?」と聞かれても答えを持っていません。

そもそも、そんな悔しくてたまらない落とし所の停戦も、まだまとまっていないわけです。
まとまるまでの間、たくさんの人が死ぬ。

しかし、引っ掛かるのです。

ずっと「ダメだよ」と言ってきたこと、なんなら色んな言い訳をして「破られてませんよー」ってことにして誤魔化してきたことが今度こそ完全に破られた後に、未来の外交交渉はどんな感じになるのか?

僕はプーチン氏のことを「彼は特例。だって病気だったから」ということに無理矢理にでもしないと、先に進めないんじゃないかと考えています。

うーん。本当に、なんてことをしてくれたんだ。100年くらいかけて積み重ねてきたことを、ぶっ壊した。

ずっと、ずっと考えている。

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