【Q】qualityを守った上でのquickの話
タイトル、アルファベット縛り。
【あ】【い】【う】……【ん】の続きで、
【A】【B】【C】……【Z】まで書く
という遊びをしています。
第63回【Q】は、
qualityを守った上でのquickの話
仕事の場で「効率良く!」とか「ペースアップ!」とか闇雲に言ってる人……
僕は、そういう人がいることが一番効率悪いと考えています。
そういう人はまず、教えるのが下手です。
具体的に「〇〇しましょう」ではなく「効率を上げろ」しか言えないわけですからね。下手です。
そういう人の部下は、定着しません。さっさと辞めていきます。
当たり前ですけど、人が辞めることが一番効率が悪いです。
また一から教えなければならず、場合によっては募集広告の費用もかかります。
日々の作業効率を多少上げるくらいではどうにもならない損失です。
むちゃくちゃ効率悪い。
さて。
そこまで言う僕は、どうしてるか?
こうしてます。↓
まず新人さんの仕事ぶりを見ます。
そして、①か②の話をします。
①「そこはそんなに丁寧にやらなくていいので、その分、スピード上げられますか?」
②「そこまで急がなくて大丈夫なので、そこはもう少し丁寧にやってほしいです」
これです。これだけです。
だって効率って結局、
最低限のquality(品質)を守った上で、
どれだけquick(素早く)出来るか
ですから。
そしてこの後、「この速度を維持した上でどれだけ品質を上げられるだろう?」ってなれば、そこが腕の見せどころです。
めちゃくちゃシンプルです。
どうでしょう?闇雲に「効率上げろ」って言うのとは、大きく違うと思いませんか?🤔
もうほんと、この程度のことは早く「常識」になってほしいです。
何が効率的か?「働く人を大切にして、ちゃんと教育すること」です。
この逆が、最も効率が悪い。そして、そういう人ほど「効率良く!」と言います。
これは綺麗事ではありません。
理屈の上で、一番効率がいい方法なのです。