開発者からの便り⑦長生きすること
ディレカの開発者である田村喜久雄が生前、HPに掲載していたコラムを
noteにて再掲いたします。
~活水器Dilekaの開発者による水のコラム~
長生きすること
そう、長生きをすること。
そうすると、本当に自分がこうありたいというものが見えてくる。
上丹田(頭〕、(論理)、(知識)。=知恵。
中丹田(胸)、(感情)、(体験)。=知恵。
下丹田(肚)、(命)、=本能
「上丹田」というのは頭、「中丹田」というのが胸、そして「下丹田」というのが肚です。
頭は「知識」であり、胸は「感情」、その2つ合わせて「知恵」と言うけれど、
ぼくはいま、本能や無意識が知恵の土台にあると思うんだ。
ライフサイクルで言うと青・壮年期は情報や知識など「意識」が勝っている世界で、
「頭」が大切なんですね。けれども本当に大切なことというのは胸と肚につながっている。
胸というのは「感情」であり、「感情」からは「愛」が生じてくる。
そして肚からは「命」が生じてくるんです。
そしてこちらのほうは、知識や情報が勝っている青・壮年期には圧迫されて狭くなっしまうんですね。
ただこれは人によって各々全部違う。
違うから一概には言えないんだが、論理的知力を高めれば高めるほど感情と生命感覚は薄くなってしまうんです。
これが人間のいちばん困ったところなんですね。
胸と肚の部分が薄いアンバランスな人間が社会を動かすということになっていくんです。
結果、社会のことになっていく。個人も社会も共通していることなんです。
ぼくの下丹田、肚…は干上がってしまった。
この十年やっと水を撒きだした有様で、まだまだのところです・・・・・