農大39,40,41日目 2023-12-6,7,8 農家実習
農家実習
3日間、実習生が2人ずつくらい実際の農家のところに3日間お邪魔して仕事を手伝ってきました。
私はスイカ志望ですので、行ったのは北栄町のスイカ農家のところです。とはいっても、スイカはとっくに終わっていますので今は裏作でコマツナを作っています。
実際に行った作業はコマツナの収穫とらっきょうの土寄せ作業です。
コマツナの収穫
コマツナはハウス内一面に植えられていて、手作業で収穫していきます。主にJA出荷するということですが、コマツナは調製・箱詰めまで各農家が行います。使っていないハウスの一つに寒冷紗をつけて調製場としていました。
収穫はコマツナの葉のすぐ下をハサミでカットし、コンテナに入るだけ積みます。
調製は短い葉を切って土を落とし、規定の重さに量ってそれぞれ袋詰をします。
収穫と調製は座りながら行うので体力的にそれほど大変ではありません。ただ黙々と手を動かしていく作業です。
らっきょうの土寄せ
らっきょうの土寄せでは、すべての畝間に専用の農具引いていきます。これがなかなかしんどい作業です。後ろ向きに歩くのでかなり足に来ます。
土寄せ作業は、収穫部分に土を被せ日を当てないようにする目的で行われます。らっきょうは白くないとほとんどお金になりません。日が当たると緑になってくるので、土を被せて茎の方まで白い部分を増やすために行います。これは白ねぎの土寄せと似ています。
その他、除草、水はけの改善、これから冬に向けて雪を溶けやすくするなどの目的もあります。
北栄町は畑かん(潅水設備)が整っているので、ハウスがやはり多いです。ビニールハウスがずらっと並んでいる景色はなんとも農業の町の活気を感じました。