ポケモン公式Youtubeチャンネルが名曲の宝庫だった
ポケモンの公式Youtubeチャンネルを皆さんご存知だろうか。
ゲームだけでなく、アニメ、カードゲームなど、ポケモンに関する総合情報が掲載されたチャンネル。今日は、このチャンネルに投稿された「楽曲」について紹介したい。
どうせ、PVとかアニメのOPとかしか紹介してないんでしょ、と思われるかもしれない。ちょっと頑張って、スタッフとか声優がラジオみたいなのやってたりとか。ありがちな公式チャンネルだとそんなものだろう。
しかし、「世界のポケモン」の公式チャンネルである。やっていることのクオリティが違う。
いろんなプロジェクトが動いており、その中でさまざまなアーティストとコラボした楽曲を製作しているのだ。しかもその楽曲のクオリティがピカイチ。
POKÉDANCE
自分がこのチャンネルの存在を知るきっかけになった曲。
クオリティが高すぎる。ノリノリになれる超POPでいい曲だ。
作曲家はArte Refact所属の本多友紀さん。実は最近ひそかに推し始めた作曲家で、クレジットを見たときはすごく嬉しかった。
TVアニメ「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」オープニングとかを作曲している。この人の作曲したアニソン、声優ソングは外れがない。
しかもアニメーションも良い。トレーナーとポケモンが簡単なダンスを踊っているだけなのだが、キャラデザから動きまで、すべてアニメーターの個性が尊重されている。
ポケモンの動きも、安易に人間のマネごとをさせました、みたいな動きではない。そのポケモンたちが踊るとしたら、という想像をしっかりと動きに落とし込んでいる感じがする。
なんというか、そこにポケモンがいて、音楽をかけて一緒に踊るならこう動いてくれるかもな、という現実感がある。
PV撮影のために作られたポケモンたちではなく、生き物としてのポケモンを感じられるのだ。
残念なことに、この楽曲だけ音源が配信されていない。有料でもいいからダウンロードをさせてほしい…
カビゴン寝てるんかーい!
お次はこの曲。カビゴンプロジェクトというカビゴンをフィーチャーしたプロジェクトで作成された曲。
こちらも聞いてて楽しい系。カビゴンの可愛さとまったりさも感じられつつ、ノリノリになれる。
しかし、このツッコミながら歌う感じ、なんか既視感ないだろうか。
ボーカルはファイルーズあい。作曲家は烏屋茶房。このダッグ、実は『ダンベル何キロ持てる?』のコンビなのだ。
曲調からして確信犯な気がする。サビ前のBメロの畳みかけとか、まんま『お願いマッスル』感がすごい。あんな感じで作ってください、と発注されている気がする。
言われればそうだけども、言われなければ気づかない。このさりげない個性の出し方、プロだよなぁと思う。
Piplup Step
最後に少しこれまでと雰囲気が違う曲を。
まさにポッチャマらしい、「チル」な感じの曲だ。ハイセンス。
電子音楽家として有名なSerph氏を作曲に、PVはテレキャスタービーボーイなどで有名なcoalow氏が作成。
これも癖になる。
子供がノリノリで踊れる楽曲から大人が唸るハイセンスな曲まで、超絶クオリティの楽曲たちがたくさん投稿されている。しかも無料で見れちゃうわけで…
なんなら後半2曲は音源も無料ダウンロードできる。とんでもないチャンネルだ。名曲の宝庫の予感がするので、色々と曲を漁ってみようと思う。
今までスルーしていた自分を恨む。
以上、今更かもしれないけども、最近ハマったポケモン公式チャンネルの紹介でした。
おまけ
今回このチャンネルを知ったのはこのYotube shortsがきっかけ。
この人のshorts、すごく癖になる。HIPHOPネタが多く、自分はにわかだから分からないネタもあるけども、ハマりつつある。まだ登録者もそんなにいないから、古参アピするなら今。絶対伸びる。