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アニメ史上初のシーン

今日は溜めていたアニメ『ガールズバンドクライ』を一気見した。
クールのはじめのほうで、2話まで見て、このアニメは絶対に面白くなると確信していた。
ちなみに、そのときの感想記事はこちら。

そうすると、自分は毎週視聴する、ということはせず、視聴を一時停止する。これは自分なりのアニメの楽しみ方。やっぱり面白いアニメって一気見したい。1週間待たされてモチベが下がる前に、ガッと最終話まで視聴しきりたいのだ。

だから、今日までためてきた。12話が最終回かと勘違いして今日封印を解除したんだけども、やっぱりが続きが気になって発狂しそうだ。


で、この記事で書きたいのは、このアニメの11話のあるシーン。アニメ史上初めてのシーンだと思う。そのシーンについて書きたい。

それは、バンドのリハのシーン。

しかも、野外フェスのリハ。これ、バンド好きな人にはめっちゃ刺さるのではないだろうか。

このシーン、とんでもないフェチシーンだと思う。まず、きちんと音響が野外で録音したっぽい音になっている。この後のライブ本番シーンは、残念ながら音源(アニメ作品としては仕方ないけども)になる一方で、この音は完全にフェスの音だ。

それに、演者がいいフレーズを弾いて、まばらにいる観客が反応する感じ。これもフェスあるある。もう完璧な夏フェスの出番前再現だと思う。これでこの後にセッションっぽいのしてくれたら本当に最高だった。


自分も音楽フェスによく行くのだが、実は楽しみの4割くらいは、こうしたリハを見ることだったりする。普通の単独ライブでは見られない、フェスならではの光景。これからライブが始まるんだな、というドキドキを感じられるあの瞬間が、たまらなく好きなのだ。

このシーンの通り、楽器のチェックとしてはまずはドラムから始まる事が多い。バスドラの心臓に響く低音を聞いていると、「あ、ライブを聴きにきてるんだな」と実感できる。

その後のマイクチェックの「ハーァ、ハーァ」という独特な気の抜けた発生も好き。なんというか職人の下準備を見ているみたいで、出される声とは裏腹にすごく身が引き締まる。


そしてたまに、こうしたバンドメンバー本人たちのサウンドチェックがある。もうこれと遭遇できたらそれだけでだいぶ満足度が高くなるし、そのバンドのことを少し好きになる。しかも、演奏がいいバンドは当然サウンドチェックの時点で「おおっ!」てさせてくれることも多い。

そのままセッションしてインストやったり、ライブでやらないようなマイナー曲を1番だけやってくれたりする。しかもその時のアイコンタクトだったり、PAとの会話がまた最高にかっこいいのだ。

そんなバンド好きにとっての大好物なシーンをアニメで描いてくれたガルクラ、さらに好きになりました。
このシーンのためだけにBlu-ray買おうかな…

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