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セルフまつ毛エクステの講師 Mayuri Teresaさん
プロフィール活動地域:東京を中心に全国
活動:美容家、セルフまつ毛エクステの講師育成
座右の銘:チャンスはだれにでも平等にある でもつかみとれるのは準備ができている人だけ
Q 今のお仕事について教えて下さい。
MAYURI:自分でまつ毛エスクテができるよう、先生を教えるビジネスをしています。
男性の方はぴんとこないかもしれませんが、女性の中には月1万かけてまつ毛を整える人もいます。月1で直しているとしたら、10年で100万円以上まつ毛にお金をかけていることになる。
材料のキットなんて800円くらいなのに、サロンに行くとそれだけかかってしまうし、とれたときに自分で直せません。
だったら自分でできて、貯金もできたほうがいいですからね(笑)
3時間のレッスン16000円で自分でつけられる技術とキットを販売する仕組みを作って、先生を育てています。
Q どんな思いではじめられたんですか?
MAYURI:はじめは自分のためでした。
まつエクがとれてもサロンの予約はすぐにとれないし、これくらい自分で直せるようになりたいなと思って。
でも、そう思っているのは私だけじゃないんじゃない?と思い、SNSで投げかけてみたら、ニーズがあることがわかりました。
生徒さんとの関係もWin-Winでできるから、広げていきたいですね。
記者:生徒さんも教えてもらえるし収入が得られるし一石二鳥ですね!
Q どんな心の在り方や認識の変化が今の活躍に繋がっていますか?
MAYURI:需要のあることをやることでしょうか。
私はもともと手芸家として、15年間手芸を教えていました。
NHKに出演したり、著者本を書いたり、生徒さんも100人近く抱えていたので、収入はありましたが、夫が事業に失敗し、30歳のとき8000万の借金を背負ったんです。
そのときは景気がよかったから返済できたけれど、ちょうど私が出演していたNHKの番組の枠が短縮されるときいて、手芸業界が傾いていくのを感じました。
私が教えていた頃は、お客様がお金と時間に余裕のある奥様だったので、アンティークのボタンとか、高価な材料を提示してもみんな買ってくれました。
でも、今の手芸は節約のためにやる人が多い。
大手の手芸用品店も運営規模を縮小するし、この業界も将来性が無いなと。
でも、手芸の番組が短縮されると「美と健康」という新しい番組が始まりました。
ならそちらかなと、思い切って手芸を捨てて、美容家になる決断をしました。
記者:思い切った方向転換ですね。
MAYURI:ふつう15年もやっていたお仕事を捨てられないと思います(笑)
でも、私の場合、主人が頼りにならないので、子どものためにも自分が稼がないといけませんでした。
仕事になるかはわからないけれど、有名な先生のスクールに100万円を払ってメイクを習ったんです。
借金もあって大変でしたが、中途半端な金額だと「ま、できなくてもいっか」となりそうなのがイヤであえて高いところに(笑)
記者:背水の陣ですね!
方向転換されて苦労されたことはありますか?
MAYURI:メイクを習得すること自体は意外とすんなりいきました。
メイクは技術だから、手芸と本質は同じ。色を使って絵を描くこと。
飲み込みがよくて先生から「前からやってたでしょ?」っていわれるくらいでした(笑)
でも、美容業界は厳しくて、見習いのうちはタダ働きのアシスタントなんです。
美容部員も年齢的に難しい。
それなら人に教えましょうということで、手芸家ではなく美容家としてブログで発信してみたところ、ものすごいバッシングを受けました。
美容家のくせになんだその肌はとか、たるみがあるとか。
手芸のときは作品ありきで、自分の見た目に対して批判はこなかったけれど、美容の世界はそうじゃない。
「あーこういう世界なんだ」と学びましたね。
そこから自分磨きを徹底しました。
ガーデニングが大好きだったけれど、日焼けするとシミやソバカスのもとになるから封印です(笑)
自分が作品だから、自分がブランドにならないとやっていけない世界なんです。
セルフまつエクを教えられるのも、メイクを教えている流れがあるから自然でしょう?
メイクやまつエクをお仕事にしている人はたくさんいますが、同じことをやっていても選ばれる人にならないといけないから。
そのためには一つ差別化して、強みを表に出すことが重要。
そして、みんなに「ありがとう」といってもらえることをやることです。
「ありがとう」をたくさんいただいたら仕事になって、結果的にお金になります。
Q これからはAIが活躍する時代といわれていますが、そんな時代に必要とされるニーズはなんだと思いますか?
MAYURI:そうそう!AI!どんどん目につくようになっていますよね。
ラスベガスに行ったとき、Barにバーテンダーが一人もいなくて、すべてロボットが応対していました。お酒を選ぶのも作るのも、全部。
時代のニーズですよね。
人と人とのあたたかみといいたいところですが、それは私たち世代の感覚なので、一概にはいえないですね。
20代の私の息子たちに家で声をかけると「LINEでいって」っていうんですよ。
「タイミングがあるから」って。
私たち世代からするとロボットに接客されても味気ないと思うけれど、息子たち世代からすると会話が面倒くさい。
感覚が違いますよね。
Q では今まで時代を創ってきた加藤さんは、今後どんな美しい時代を創っていきたいですか?
MAYURI:時代を創っているなんてたいそうなことは思いませんが、平和な時代になったらいいなとは思います。
日本を見ているのとみんな楽しいのかなと疑問がわきます。
一ヶ月回すだけのお給料のために必死に働いている。
寝る時間と働く時間を差し引いたら何もなくなってしまう。
働き方を変えたらいいのにと思いますね。
どこにいても仕事はできますから。
記者:貴重なお話をありがとうございました!
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編集後記
今回インタビューの記者を担当した石川、高橋、小松谷です。
とても素敵な女性で、キラキラと輝いていらっしゃるように見えますが、逆境に負けないたくましさと、新しいことを学ぶ謙虚さを教えてくださりました。とても貴重なお話を共有頂きありがとうございました。
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この記事は、リライズ・ニュースマガジン"美しい時代を創る人達"にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36
ハッシュタグ
#セルフマツエク #メイク #まつ毛力 #まゆ毛力 #美肌力 #3D #マツエク
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