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その服は最適か?| 自問自答ファッション講座を受講した2

【2021/10/06 追記】「〇〇」と書いていたところを修正しました。修正箇所は太字にしてあります。

前回の話はこちら。

今日は前回書いた以外に印象に残っていることについて書く。

一つは物事に対して中庸でいたい、バランスをとりたいという意識が強いという話と人に対する興味の度合いの話で、同じくらいバランス重視でも人に興味がある人とない人とで方向性が異なるという話はかなり印象的だった。

私はバランス重視の中庸主義なので、その場の雰囲気にできるだけ馴染んでいたいという気持ちがわりと強い。一方で、CliftonStrengthsでいうところの「個別化」が上位にくるタイプなので、個性的でいたい、人と違う自分を表現したいという気持ちも強い。

つまり、この場に馴染みたい一方で個性的でありたいために、この馴染むという選択をしている自分に対して日和見的だなとネガティブな気持ちを持つことがある。

しかし、この会話の中で、「これくらいバランス重視でかつ人に全然興味がない方で出家された方がいらっしゃいますが、DMSさんは人にとても興味があるのでそっちには行かないと思います」という話を伺って、なるほど!人に興味がなければ出家か、私は出家した方と同じ方向の中庸さを追求しているのか!ととても嬉しい気持ちになった(〇〇については書いていいのか悩むところなので、ここでは少しぼかしておく→2021/10/06 あきやさんに書いても問題ないことを確認したので追記しました)。

なお、改めてこの文章を書きながら、中庸と個別化は両立できるという確信が深まったが、それはまた別途書きたい。

もう一つ印象に残ったことは、自分のTPOが多いという話である。講座に当選してから私は漠然と全てのTPOについて相談したい気持ちになっていたのだが、講義を受けながら、違う、これは戦闘服の制服の提案だ、と気がついた。

自問自答ファッション講座は基本的に戦闘服、勝負服の提案である。戦闘服の定義については以下を参照してほしい。

https://www.jimon-jitou.com/category-238/post-3035

私の活動・行きたい場所は泥で汚れる山中や田畑から砂場、ビーチ、ビーチリゾート、仕事、美術館、高級レストラン・セレモニー、みたいな感じの幅がある。そのため、全てのTPOに適用できる1つの制服というわけにはいかないなと思っていたのだが、秋谷さん曰く、これは「TPOが多い」ということらしい。私にとっての戦闘服は仕事~高級レストラン・セレモニーあたりなので、秋谷さんからの提案としては、そのあたりの制服についての提案が中心となる。基本的に他のTPOの提案はない。

しかし、それで十分なのだ。1つのTPOの制服化プロセスがわかれば、他のTPOの制服化のプロセスも自ずと見えてくるからだ。

なお、秋谷さんは戦闘服以外を全く提案してくださらないわけではなく、レポートでは制服以外に聞きたいこととして挙げていたセレモニー用のスタイルの提案もしてくださっている。制服を極めればセレモニー専用服なんか要らないかもしれないのに。秋谷さんのサービス精神に深く感謝する次第。

以上の2つが講座の中で特に印象に残っている話である。

僭越ながら、お話ししていて人に対する興味感とか、考えとかが秋谷さんとわりと似ているなと感じるところがあって、いろいろうんうんと頷きながら、共感してお話をしていたのだが、レポートを受け取ってその共感を共有できていたことを実感でき、あらためて嬉しくなったという話は次に書こうと思う。

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