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紺色のニットはもうコムコムだけでいい気がしてきている

結論はタイトルの通りだが、そう思い至るまでの過程をここに記録する。なお、コムコムとはCOMME des GARÇONS COMME des GARÇONSの略称である。

憧れ成仏

先日、ずっとFARFETCHのほしい物リストに鎮座していたコムコムの紺のカーディガンを発注した。

販売価格が8万円くらいして、さすがにちょっと、と思っていたところ、セール価格に。とはいえ高いし、憧れ成仏させよう(試着して似合わないことを確認し、すっきり諦めるの意)と思って取り寄せたら、たいそう似合ってしまった。

広く定番として売られている紺色のクルーネックカーディガン、似合うけど真面目な雰囲気になり過ぎて好きじゃない、紺色のカーディガン着たいけどもっとモード感あるものがいい、と思っていたところにばっちりはまる一品。紺色で、薄くて、軽くて、一捻りあって、スタイルがよく見える。好き過ぎる。

自問自答

発注直後に「日本で買えるものは日本で買おう」「ウェア・マイレージ(注)を下げよう」と決意していたので、これをお迎えするのかひとしきり悩んだ。しかし、よくよく考えるとすでに届いた商品の返品はマイレージを上げることになるし、なにより、店舗だったら即決案件を返品する理由はないので、お迎えすることにした。

注)ウェア・マイレージはフード・マイレージから着想を得た私的造語である。フード・マイレージとは食料輸入重量に輸出国から輸入国までの輸送距離(たとえば単位はトン・キロメートル)を乗じたもので、食品の生産地と消費地が近ければフード・マイレージは小さくなり、遠くから食料を運んでくると大きくなる。服も同様に生産地と消費地が近ければウェア・マイレージは小さく、遠ければ大きくなる。値は小さい方が輸送にかかるCO2排出量が少なく、環境影響が少なくなると考えられる。

お迎え後

その後、このカーディガンは大活躍している。職場で悪目立ちせずにオシャレしたいという自分の気持ちを満たしてくれる。

このカーデをお迎えする前にコムコムの厚手ニットをお迎えしているのだが、そちらはかなり厚手で3月になったら(気分的に)着られないアイテムだったので、4〜9月頃の肌寒い日を凌げるアイテムが入手できてとても嬉しい。

前回も今回も紺色。両方ともコムコム。買い替えどきが近づいたと思ったら次はCOMME des GARÇONSの店舗に行き、新たな紺色のニットに出逢いにいこうと思う。とはいえ、丁寧に着れば10年くらい着られそうな気もするので(特に厚手のほう)、次の買い物がいつになるかは今のところ検討がつかない。

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