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その服は最適か?| 自問自答ファッション講座を受講した4

前回の話はこちら。

前回はコンセプトの話についてたくさん書いたため、今回こそレポートの全体像について書こうと思って書き始めたのだが、結局今回も書き出したらコンセプトの話ばかりになってしまった。

それぐらい、自分にとってコンセプトの話はインパクトがあった。コンセプト以外の内容は受け取った時点では「なるほど」と思ったぐらいで、ほんとうに「すごい!」と思えたのは後日読み返した時だった。

もう公開するほどのネタはないような気もしたが、自分用の備忘録として今回引き続きコンセプトにかかる話について書き、この自問自答ファッション講座とそのレポートに関する話はいったん終わりにしようと思う。

以下本題。

私の自問自答ファッションレポートの構成は以下のようになっていた。

自問自答ファッションレポート_構成

コンセプトは2ページ目に書かれていた(表紙の次なので実質1ページ目)。ここにはコンセプトとその解説文・エモーションポイント・現在と将来(のファッション)が書かれており、併せてキーワード、なりたい自分像、外見にも内面にも似合うもの、受講者の素晴らしいポイント(とあきやさんが思った点)がまとめられている。この中で特に印象的だった解説文、素晴らしいポイント、現在と将来(のファッション)について書く。

解説文

当日お話した会話に基づくあきやさんの感想とコンセプトに関する説明文が書かれている。とても嬉しいことがたくさん書かれていたが、一部抜粋して掲載する。

「愛と科学と芸術」のバランスが素晴らしいな…と思いました!機能面だけでの最適化というよりも、好きなものや遊びの部分も含めた上での「最適化」なんだなぁと思いました。

分析的・論理的に考えることが好きな一方で、自然や芸術作品を見て美しいなと思う感性も大切にしたいと思っているし、完璧ではなく隙のあるところが自分の味わいだと思っているので、バランスがよいと言ってもらえてとてもうれしかった。

素晴らしいポイント

ここにはあきやさんが会話を通して素晴らしいと思ったポイントがまとめられている。「自分の気持ちを冷静に伝えるのが得意」とあって、冷静に伝えられていたんだなと思った。その頃、好きなものについて語るときにテンション上がりがちだなと思っていたので、冷静に語ることができていたという客観的な評価が非常に新鮮だった。

なお、振り返ってみると、Auto SleepというiPhoneアプリを説明したときと、Apple Watchをしてはじめてお寿司屋さんで偉いおじさん(正確な表現忘れた。社会的身分の高い人的な意味)に声をかけられたというあきやさんの話で一番テンション高めだった気がする。ガジェットとかライフハックとか大好き人間なので、こういうことについて話すときにテンション上がりがち。

現在と将来

現在については、自分的いまいちファッションで臨んだのに、このコメント。あきやさんの優しさを感じた。

自問自答ファッションレポート_現在

将来。「「とても動きやすく快適である」というのを突き詰めるのが正解だと思います!」のコメント。

自問自答ファッションレポート_将来

当日のあきやさんのコメントや反応からも「動きやすいことの追求」という話が出ていたので、動きやすさ・快適さの追求が重要そうだなと思っていたものの、レポートとして受け取るととても力強いなと思った。

なんとなく、おしゃれとらくちんって相反するものみたいイメージが自分の中にあったのだ。寒くても我慢、ヒールが痛くても我慢、動きにくくても我慢、みたいな。でも、らくちん・快適・動きやすいこととおしゃれを一緒に追求してもいいんだ、それが自分の最適解なんだ、と。「最適化」がゴールであるとしたら、この「「とても動きやすく快適である」というのを突き詰める」というのはゴールに至る方法・戦略、あるいはコンパスではないかと思う。いままで地図も持たずにうろうろしていた人が、ゴールが書かれた地図とそこまで行くためのコンパスをもらった感じで、もう服選び迷わないんじゃないかという気分になった。


以上がコンセプトページにおいて特に印象的だった箇所である。

このノートを公開した2021年11月21日現在、自問自答ファッション講座受講後約5ヶ月経過している。

受講後、買い物について迷いがゼロになったわけではないし、失敗買い物もある。でも、コンパス片手に、寄り道しながら地図上の目的地へ向かっているという感じになり、そして、戦闘服以外についても、とにかくおざなりに選んでいたあらゆるものについて、ベターではなくベストを探すようになった。

まだ全てのもの・ことについて、ベストを選択できているとはいいがたい。でも、少しずつ「これでいっか」とか「とりあえず買っておくか」みたいな選び方が減ってきているように思うし、それは自分のQOLを著しく改善してくれていると感じるのである。

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