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水色のドレス

今年は自分にとってのエモーショナル・エピソードを発掘していくことにした。これは私にとってのエモーショナル・エピソードであり、誰かにとっては全く面白味のないお話です。今回はたいそう似合っていた水色のドレスの話。

自問自答ファッション講座受講時、「今まで好きだった服はどんな服ですか?」という質問があった。いま思うと質問に正しく答えていないような気がするのだが、受講時は水色のドレスがやたらと似合ったという話をした。

そのドレスは、正確に言うと上下のセットアップだったのだが、ポリエステルシフォン素材で透け感があり、体にフィットしているけど動きやすくて、淡い水色が肌をきれいに見せ、とても似合っていた服だった。しかし、その時は友人の結婚式参列のためのドレスを探すお金のない学生で、1度の結婚式の参列にこの金額を出す?と迷い、踏ん切りがつかずに購入を見送った。店員さんが「買わない理由がわからない」という顔をしたことを今でも覚えている。

そんな服のことを最近改めて思い出していたところ、友人に借りて着たアオザイがたいそう似合って褒められたことを思い出した(トップ画像は偶然発掘できたアオザイを着た写真を加工したもの)。こちらも水色のポリエステルシフォンで、軽くて、体にフィットしているけど動きやすく、スタイルが良く肌がきれいに見えた。

「似合う・好き・なりたい」で考えると水色、軽い、動きやすい、ジャストサイズでスタイルがよく見える透け感のある柔らかい素材は「似合う・好き」だと思う。あの頃からだいぶ年月を経たのであんなに明るい水色はもう似合わない気もするが、青系、シフォン、軽い、動きやすい、ジャストサイズでスタイルがよく見える服にまた出会えたらよいなと思う。

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