COMME des GARÇONS COMME des GARÇONSのセーターを買った(下)
COMME des GARÇONS COMME des GARÇONS のセーターを買った話について書き始めたら長くなったので、買う前の話(上)と買った時の話(中)、後日談(下)として3回に分けて投稿する。本noteは(下)後日談。(上)、(中)のnoteは以下。
後日談
セーターを買って以降、2つの変化を感じたのでここにはそれを記録する。
なお、コムデギャルソンはいくつかのラインがあり、COMME des GARÇONS COMME des GARÇONS というラインはコムコムというらしいので、以下、買ったセーターをコムコムの紺ニットと呼ぶことにする。
変化1: 「突き抜けている人はなぜコムデギャルソンを着るのか」に書かれていることが少し理解できるようになった
最初にこの記事を読んだとき、へーそうなんだーぐらいの感想しか持たなかったのだが、コムコムの紺ニットを買ってから共感ポイントが格段に増えた。この記事に挙げられている以下の3項目あたりが共感ポイント。
1.制服化して決断の回数を減らすため
私は実際決断の回数を減らしたいがために私服の制服化を試みている。そして、私にとっての勝負服としての制服は「信頼できる研究者」という印象を与えるものにしたいと思っている。
ユニクロの毎年出てるベーシックなラインを着れば「信頼できる研究者」と印象を与えることができる「自分にとっての究極のベーシック」を実現できると思うのだが、気持ち的にどうにもしっくりこない。真面目過ぎる、堅い、いうことを聞きそうないい子みたいになってしまい、その雰囲気に自分が耐えられない。
コムコムの紺ニットはベーシックを着たいけど堅く真面目過ぎるいい子になりたくない、個性やこだわりを表現したいという私の欲を満たしてくれるものだった。自分がアイテムを手に入れたとき、引用している記事で書かれている「「オリジナリティ」が高く、流行に左右されない」という点をまさに感じたもので、内容に激しく同意した。
2. デザインが考え抜かれていてかっこいいから
自分が突き抜けているかはさておき、買う前から「考えまくって作られたもの」という印象は持っていたものの、買ってからほんとに考えまくって作られているとしみじみ思ったし、手に入れていっそう「お金をかけてちゃんとデザイナーを育てできあがった突き抜けてかっこいいもの」だと思えたという話です。
3. 世界に通用するから
海外在住時に日本文化の紹介を求められた経験があるし、話題としてルーツをアピールするきっかけを用意しておくのは有効だと思ってるので、この点も同意。
併せて、思い入れのあるものを身に着けておくと、それの話題になったとき、饒舌に喋れるけど、興味のない話題について饒舌にしゃべるのはたいそう難しいので、そういう意味でも説明しやすいアイテムを身に着けておくのは国内外問わず、便利と思う。
人と仲良くなるために共通の趣味って結構重要と思っていて、仕事をする相手とでも仕事以外の共通の趣味があると仲良くなって仕事が進めやすかったりするのです。
変化2: commedesgarconsaddiction を見るのが楽しくなった
commedesgarconsaddictionというインスタアカウントがあるのだが、以前はそれを見ても「奇抜だな」ぐらいの感想しか持たなかったのだが、最近、なんだか見るのが楽しくなってきている。
好きな服を胸を張って着ることすばらしさを感じられるのがいいのかなと思っているのだが、それは、たぶん、私が既にaddictし始めているからそのように感じるのだろう。そのうちめちゃくちゃ地味なギャルソンコーデを投稿してみたいとかふと思ったりする。
以上が2つの変化。次は青山本店いきたい。その次はドーバーストリートマーケット。はやく流行の波がおさまりますように & インフルエンザ程度の病気になりますように。
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