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鞄再考

この1年で、ショルダーバッグ1つ、ボディバッグ2つ、バックパック2つをお迎えした。5つ買ったことで気が付いたこと、反省点、今後の目論見が見えたので、ここにまとめておく。

ボディバッグが好き

ボディバッグが好きだ。ショルダーみたいに動いたときにぶらぶらしないのがよい。ショルダーバッグを使ったりもするが、動きが大きいときにはじゃまだと感じる。これをつぶやいたらカラビナで腰に止めるというアイデアも教えてもらい、それはナイスアイデア!と思ったのだが、結局ボディバッグを使っているので、やはりボディバッグが好きなのだと思う。

今年お迎えしたJack Gommeのボディバッグ、軽量・小型・撥水・体にそう形・いままで使っていたものより容量が大きい、といったあたりが気に入っている。黒ではないブルーグリーンのメタルカラーも好き。

細いショルダーストラップは好きではない

自問自答ファッション講座受講後にハイブランドのショルダーバッグをお迎えした(携帯ケースだけど、ショルダーバッグとして使うためにお迎えした)。それまでにハイブランドバッグを買ったことがない人生だったので、買ってみたいという気持ちがあって、目があって、すごく好き!と思ったので、お迎えした。

これも気に入ってはいたものの、ストラップが細いため、長時間、肩にかけて街を歩くと肩が凝った感じになって、細いストラップが好きではないことに気がついた。

この鞄は松屋銀座の店員さんの接客がすてきで買いそうになったのに、伊勢丹の株主優待割引の魅力に負けて伊勢丹で購入していて、気持ちのいい接客をしてくれた方から買わなかったことを深く反省した案件でもある。

気持ちのいい接客をしてくださった方から気持ちよく買うということを、これ以降、徹底するようになったという意味では良き経験を買ったと思っている。

こちらは近々手放す予定。

バックパックのストラップとトップスとの摩擦に気をつける必要がある

長いこと使っていたアウトドアブランドのバックパックがよれよれだったので、試着100回チャレンジをして、42個のバックパックを試着したのちに、コムデギャルソンオムのバックパックをお迎えした。汚れても洗濯可能。使いやすくてたいそう気に入っている。

しかし、このバックパックのストラップの生地がこれまで使っていたものよりもざらざらなものになった結果、ストラップによる服へのダメージが顕著になった。

バッグ(と靴)を先に決めて、服はそれに合わせて決めるのが自問自答ファッションの王道だとは思うが、やっぱり、多少繊細でも着たいと思う服だってあるので、次回は多少なりとも服に配慮したストラップのバックパックをお迎えしたい、となった。

やっぱりバックパックが好き

お洋服に対するダメージがいやならバックパックを背負わなければいいじゃない、とも思ったのだが、過去を振り返ったところ、トート時代とかショルダー時代とかありつつも、結局バックパックに戻っている、ということに気がく。

バックパック大好き。No Backpack, No Life。バックパック100個持ってもいいじゃない。

それに、私は、バックパックの後ろ姿を見るのが好きなのです。私も「あ、dmsさんだ」ってわかる、バックパックの後ろ姿を見せたい。

ということで、後日、追加でコムデギャルソンのバックパック(ショルダーストラップが革製で、摩擦が少ない)を買い足した。

最近は(ファッション的にはどうかと思いつつも)Jack Gommeのボディバッグとこれを組み合わせて2個持ちしている。

ハイブランドバッグはボディバッグでなくてもいいかもしれない

この一年で、もう一つ、ハイブランドバッグをお迎えした。黒のボディバッグである。それはそれでたいそう気に入って愛用している。

とはいえ、これの出番は、汗をかかない時期の、少ない荷物で街にいくときだけなのである。いい感じのサブバッグがないため、ちょっと荷物が多いとついバックパックを背負ってしまう。そうなるとこの鞄の出番ではなくなってしまう。

荷物の少ない外出、というのは、最近だと友達と会うとか、レストランに行くとか、そういう時で、そうなると、そのシーンでボディバッグである必要、ないのでは?となった。

過去に遡って、そういうシーンで私はどんなバッグを使っていた?と考えたところ、それはハンドバッグだった。冬でも肩にかけられるちょっと長めの持ち手がついた、そして、手でその持ち手をつかんで腕をまっすぐ下に伸ばしても床に着かない、横長のカバン。持ち手をつかんで腕を振りながら歩くことも、肩にかけてバッグをワキに固定して歩くこともできるもの(鞄がブラブラするのは相当きらいらしい)。

今後、ハイブランドバッグを探すは、そういうハンドバッグを探そうと心に決めた。

以前十月さんが書かれていた鞄を買う際の生活・行動の整理の話が非常に参考になったので、こちらを作って解像度を上げつつ、お迎えするバッグを検討したい。

所感

これの下書きを書いてからだいぶ経ってるのだけど、あー、そうだった、そんな経緯だった、書いておいてよかった、となった。

そして、ボディバッグとバックパックへの偏愛を再確認。ボディバッグとバックパックを卒業するときなんて、私にはきっとこないのだろう。

さて、いまは手持ちの鞄で概ね満足しているのだけど、ハンドバッグはひとつお迎えしたいところ(サブバックはまた別途ほしい)。バックパックは42個試着してお迎えしたので、ハンドバッグも、それぐらいは試着してからお迎えしたい。

手持ちを愛でつつ、新しい出会いを求めて、引き続き街を彷徨っていこうと思う。

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