その服は最適か?| はじめに
自分のオシャレを客観的に評価すると、下手の横好きという表現がピッタリなのではないかと思っている。
こだわりが強く、雑誌に載っている定型の格好をしたくないから、それなりに時間をかけて服を選ぶ。しかし、いいなと思った服を計画性なく買うからいざという時の服がなく、結果、残念な格好をしてる人になるという感じだ。
そんな状況に自分が耐えられなくなるとプロの力を借りてなんとかしよう、となる。2014年にはパーソナルカラー&骨格診断を受けた。このときは色数と服の数を絞るのが目的で(骨格診断は自分にとってはおまけ程度の気持ちだった)、実際これのおかげで服の色を絞れて、雑然としていた私のクローゼットはだいぶすっきりしたものとなったし、服選びはだいぶらくになった。
しかし、色数・服の数は絞れたものの、ここぞという時に着る服はやっぱりないままだった。1年に数回しかきれい目な格好をする必要が生じないため、たいがいの場合は手持ちの服の中のきれい目アイテムを組み合わせて乗り切るのだが、それだとやはり自分が納得する格好にはならず、結果、落ち着かない気持ちでその場にいることになる。
最近は全く行っていないが、ちょっといいレストランに行く時がほんとうに困る。食べることが大好きなので素敵なレストランに行きたいのだが、このレストランの格にあってないなと思う格好しかできないので、自信を持てない。お食事がのどを通らない、ということは全くなく、美味しくいただくのだけど、もっと場に合った格好をして自信満々で優雅なふるまいをしたいと思う。
それからセレモニー。最近だと入園式とか七五三とかに着るものに悩む。そもそもセレモニーを重視しない家族なので、そういうことを気にしているうちにイベントをスルーしたり、記念撮影もしなかったりする。スーツは1組持っているけどセレモニーに着るかというとちょっと違うなあ、となり、やっぱり着るものがない、となる。
出産前後の諸々で自分のことは後回しにしてきたが(連れ合いに言われたわけではなく、ただ自分のメンタルとして家族優先で過ごしていた)、そろそろ自分自身がごきげんになる選択をしよう、プロの力を借りてこの状況をなんとかしようと思ったのが2020年末頃。次は同伴ショッピングかな、とネットの海をさまよっていたときに出会ったのが秋谷さんのnoteと自問自答ファッション講座だった。
noteの記事はどれも面白く、有料記事も課金して読んだ。記事はどれも情熱とオリジナリティにあふれていて、欲しいサービスが得られなかったとしても若いクリエイターさんに投資したと思えば惜しくないや、と思って応募のタイミングを狙っていたら、あれよあれよと大人気サービスになって、抽選制となり、2回目の抽選でめでたく当選して2021年6月に受講することができた。
このnoteでは自分にとってお値段以上の価値があった自問自答ファッション講座のこととと、その前後の自分の自問自答ファッションについて綴っていく。