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初便なのに放水アーチがなかったわけ【さとるの取材こぼれ話】

旅人ITライターさとるです。

ANAの国内線フリート新フラッグシップ機「ボーイング787-10」が3月27日の羽田-新千歳(NH59便)として初めて投入され、私も初便到着イベント取材のため新千歳空港に行ってました。

初便の到着というと、消防車による放水アーチが定番セレモニーですが、残念ながら今回はなし。その理由は「気温」です。

実は消防車で放水する水は、いざというときに凍って使い物にならないというトラブルを防ぐため、気温が低い場合は不凍液を混ぜているそうです。

不凍液が混ざった水は色が付いているので、そのまま放水アーチをすると機体に色水がかかった状態になってしまいす。

放水アーチは画的に映えるので記事や動画には欲しいところですが、ピカピカと映り込みがするほどの新機材に色水がかかってしまうと、それはそれで見栄えが・・・・・・。

というわけで、今回の初便到着では、放水アーチは行われませんでした。

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