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仮想通貨ビジネスを3つのアプローチから開拓するイノベーター

こんにちは。Digital Shift Timesの米谷です。

先週取材でとある仮想通貨ビジネスを行っている方にお会いしました。

「仮想通貨」というイノベーティブな領域を開拓する時に大切にしている考え方や習慣は何なのか?

取材の中で最も印象的だったのはこの問いに対する答えでした。

1つ目は「歴史」からのアプローチ。

金融ビジネスに関わる歴史を紐解き、過去から学ぶこと。例えばとある金融企業の社史やその時代に起きたできごとの年表、経済史やニュースなど。これは当たり前のことのように聞こえますがとても丁寧な作業が必要とされる、大変重要な要素だと感じました。

2つ目は「トレンド」からのアプローチ。

これはニアリーイコールで「デジタル活用」です。デジタルによって取り払われる国境や言語、そしてリアルタイム性。これらを金融ビジネスに取り入れる発想をどこまで精緻に実行できるかがひいては今後のこの市場の成長や競争に直結すると感じました。

3つ目は「スキル」からのアプローチ。

これはその業界ごとの商習慣やトピックス、知識や所作に関わる部分です。

やはりどの業界もそうですが突然変異的に新しいビジネスやプレイヤーは誕生しません。その業界やその周辺で培った経験やノウハウ、ネットワークを活かして既存の金融ビジネスとどう棲み分けていくか?どこで差別化を図っていくか?というリアリティのある課題設定や戦略設計が求められます。


これら3つのアプローチを継続的に、精力的に実行していくことがイノベーションを成功させること、デジタルシフトを世の中に浸透させていくことには非常に重要なことであると取材を通じて改めて感じさせられました。


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