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デジタル未来塾 関係者ミートアップを行いました

ミートアップ開催レポート

みなさんこんにちは!2024年、9月25日に開催された「デジタル未来塾 関係者ミートアップ」の様子をレポートします。このイベントは、デジタル未来塾が掲げる目標や取り組みを共有し、今後の支援体制を強化するための貴重な機会となりました。

オンライン参加者と会場参加者のハイブリッドで開催

デジタル未来塾とは?

デジタル未来塾は、休眠預金を活用したプロジェクトとして、シングルマザーや就労支援を必要とする女性たちに向けてデジタルスキルを提供し、経済的自立を支援することを目的としています。ICT(情報通信技術)を活用することで、柔軟な働き方や在宅ワークの選択肢を広げ、女性たちが家事や育児と仕事を両立しながら安定した収入を得ることをサポートするものです。

さらに、徳島県や山梨県といった地域ごとに、それぞれの特性を活かしたモデルを構築し、地域社会と連携しながら「持続可能な支援体制」を目指しています。例えば、徳島ではITを活用したリモートワークや、地域企業とのマッチングを推進しています。

デジタル未来塾のミートアップの目的

今回のミートアップは、これからの活動を支えていただく支援者の皆さんと今後の展望を共有し、より強固な支援ネットワークを構築するための場として開催されました。

イベントには、行政、企業、NPO、教育機関の方々がオンライン・オフラインの両方で参加し、各方面から支援をしていただいているパートナーとともに、これからどのように地域社会全体でシングルマザーの支援を進めていくかについて熱い議論が交わされました。

ミートアップの内容と議論のポイント

まずは、デジタル未来塾の活動概要と目標について説明が行われました。このプロジェクトは、全国6団体が選定されて実施されているもので、首都圏に続き地方展開として徳島と山梨がモデルケースとして採択されました。特に注目されたのは、デジタルスキルの研修を通じて、シングルマザーが地域の企業や団体と繋がり、就労を実現する支援の仕組みです。

企業と行政の協力体制の重要性

ミートアップでは、企業や行政からもさまざまな意見が出されました。特に、企業側からは「デジタルスキルを持った人材が欲しい」「シングルマザーの働きやすい職場環境を整えることで、企業イメージの向上にも繋がる」といった声が上がり、プロジェクトが企業にとっても有益な取り組みであることが確認されました。

行政からも「地域の労働政策と連携し、シングルマザー支援を拡大していくことで、地域全体の経済活性化を図りたい」との意見があり、徳島や山梨に限らず、他の地域にも展開できるモデルケースとしての期待が示されました。

また、参加者全員が共通して抱いていた課題感として、「シングルマザーを取り巻く社会環境の改善」が挙げられました。これまで、シングルマザー支援といえば福祉的な側面が強調されがちでしたが、デジタル未来塾では「福祉からの脱却」と「自立した労働者としての支援」などについても議論されています。

今後の展望と持続可能な支援体制の構築

このミートアップで特に強調されたのは、「支援の持続可能性」です。休眠預金を活用した事業は3年間の期間限定ですが、終了後も地域社会がこの取り組みを引き継ぎ、持続可能な支援を続けるための仕組み作りが重要です。

そのためには、行政や企業との連携を深め、地域での支援体制を整えていくことが必要です。

「企業との連携を通じて、シングルマザーが社会的に自立できる環境を整えることが大切だ」という意見が多く出され、企業と行政の協力が鍵を握ることが再確認されました。

今後、デジタル未来塾は全国各地のシングルマザー支援を拡大し、地方経済の活性化と社会全体のデジタル化に貢献することを目指していきます。

グラミン日本のみなさん、評価アドバイザーの(株)ケイスリーさんと。

【デジタル未来塾からのお知らせ】


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グラミン日本さんのサイトにも今回の6団体の1つとしてご紹介いただいてます^^
ありがとうございます!

【デジタル未来塾・清瀬】


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