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Sports Tourism (スポーツ ツーリズム)

スポーツツーリズムに関しては、観光庁、日本政府観光局、スポーツ庁などが、方針や事例を紹介しています。しかし、ツーリズムEXPOで見てきた限り、体系だった展開にまでは至っていないのが現実で、まだ今後同じ自治体内での横連携や、競技は異なるものの、同じ会場だったり、施設が隣接していたり、また同じ競技ゆえの他地域の事例の学びであったり、できることはたくさんあると思います。
スポーツ庁さんのブースでは、武道ツーリズムをテーマの資料等も配布されていました。こうした試みが今後も継続されていくことは大変有意義だと思いますし、海外の事例も、、関係者でもっと共有しても良いかと思います。
また別のコラムで、ユニーク ベニュー ツーリズム(スタジアム ツーリズム)も投稿してあります。
野球、サッカー、ラグビー等の会場施設の見学ツアーやフィルムコミッションによるロケーションツーリズムも有無も、会場ごとに拾ってありますので、こちらもご参照ください。

2011年観光庁「スポーツツーリズム推進基本方針」発表

・スポーツ資源とツーリズムとの融合を図っていく取り組み
・スポーツを「観る」「する」ための旅行そのものや周辺地域観光に加え、スポーツを「支える」人々との交流
・生涯スポーツの観点からビジネスなどの多目的での旅行者に対し、旅行先の地域でも主体的にスポーツに親しむことのできる環境の整備
・MICE推進の要となる国際競技大会の招致・開催、合宿の招致も包含
・複合的でこれまでにない「豊かな旅行スタイルの創造」を目指す。

昔からよく言われていますが、見るスポーツも、プレーーするスポーツも、ボランティア等で支援するスポーツも、人の集う場所で行われるもの、人の移動を伴うものは、スポーツツーリズムとして、とらえて良いのだと思います。
こうした機会を、いかにMICE化、マネタイズ化するか、健全に考えていきたいものです。
スポーツツーリズムこそ、ホスピタリティ精神で、プレーする選手を応援したいです。
マラソン大会やオリンピックでボランティア活動した方も多いかと思いますが、同じ気持ちで、日頃から、各種競技への応援があり、地元はもとより、他の地域でも応援・支援するところまで、スポーツツーリズムとして、カバーしていきたいですね。

日本政府観光局(JNTO)

日本政府観光局のウェブサイトには以下のコンテンツがあります
スノー、ダイビング、ハイキング・トレッキング、サイクリング及びゴルフの各テーマによるアウトドアスポーツ特設ページの情報拡充や特設ページ

スノーツーリズム
ダイビングツーリズム
ゴルフツーリズム
サイクリングツーリズム
ハイキング/トレッキング

特設ページ「Sports & Outodoor」(英語)https://www.japan.travel/en/sports/

JNTOはスポーツによる地域活性化・まちづくりコンテンツ創出として、
2023 年3月(宮崎)ゴルフツーリズムに特化した商談会への出展したり、「日本らしいスポーツホスピタリティ」を取り入れたスポーツによる地方創生・まちづくり推進のため、 スポーツツーリズムを中心にスポーツを活用したまちづくりを推進する「地域スポーツコミッション」の 「質の向上」に向け、新たな事業展開へのチャレンジ等を支援しています。

スポーツ庁

以下、年表をもとに、これまでの歴史をなぞってみます。

スポーツツーリズム政策の経緯(スポーツ庁の資料より転載)

2011年 「スポーツ基本法」の制定(旧スポーツ振興法を全部改正)
「スポーツツーリズム推進基本方針」を策定(観光庁)
→スポーツツーリズムの推進に向けた基本的な方向を示し、スポーツツーリズム推進連携組織の創設を打ち出す

2012年 「スポーツ基本計画」策定(文部科学省)

2015年 スポーツ庁設置
「スポーツによる地域活性化推進事業」開始(地域スポーツコミッション活動支援)

2016年 3庁連携協定締結(スポーツ庁・文化庁・観光庁)

2017年 「第2期スポーツ基本計画」の策定 
目標値を設定
・スポーツ目的の訪日客数(2021年までに250万人)
・スポーツツーリズム関連消費額(2021年までに3,800億円)
・地域スポーツコミッションの設置数(2021年までに170)

2018年 「スポーツツーリズム需要拡大戦略」を策定
→アウトドア・武道を新規重点項目に

2019年 武道ツーリズム研究会(「武道ツーリズム推進方針」の策定)

2020年 モデル事業によるスポーツツーリズムコンテンツ形成支援開始

2022年 「第3期スポーツ基本計画」の策定
→地域スポーツコミッションの設置数目標を達成。 「質の向上」重視へ移行スポーツツーリズムコンテンツ造成に係る情報等をHPにたっぷりあります。
JAPAN SPORT TOURISM  https://sporttourism-japan.com/

武道ツーリズム
https://sporttourism-japan.com/budo.html
https://youtu.be/amwsFDEVjSg
武道ツーリズムの取組 2018年度より、世界の関心が高い日本発祥の「武道」を活かした、希少性の高い『武道ツーリズム』を提唱し、2020年3月に「武道ツーリズム推進方針」を発表

アウトドアスポーツツーリズム https://sporttourism-japan.com/outdoor.html

スノースポーツツーリズム https://sporttourism-japan.com/snow.html
https://youtu.be/k0b72JV7-GY

アーバンスポーツツーリズム https://sporttourism-japan.com/urban.html

「まんが スポーツで地域活性化」事例集

2020年そしてそれ以降も「スポーツによる地域活性化」を支える人材が輩出されるように、地域活性化の取組を全国から12事例選定
それぞれのまんが、面白いので、是非、1件づつクリック、閲覧ください!

vol.1 ラグビー合宿の聖地へ ~北のスポーツ基地 網走~ 北海道網走市
vol.1ページ

vol.2 日本初のバレーボール専用体育館・オガールベース ~スポーツを通じて次世代のリーダーを育てる~  岩手県紫波町
vol.2ページ

vol.3 バスケで秋田を元気に ~ゼロからの挑戦~  秋田県
vol.3ページ

vol.4 世界が注目するアウトドア天国・みなかみ  群馬県みなかみ町
vol.4ページ

vol.5 市民が主役の交流拠点・アオーレ長岡 ~アリーナを含む公民一体型スペース~ 新潟県長岡市
vol.5ページ

vol.6 サッカーで地域を盛り上げる ~松本山雅FCの歩み~  長野県松本市
vol.6ページ

vol.7 マリンスポーツでまちおこし ~自然を活かしたスポーツ集客~三重県熊野市
vol.7ページ

vol.8 「自立と連携」 スポーツを核に地域に雇用を生む  ~出雲スポーツ振興21~ 島根県出雲市
vol.8ページ

vol.9 瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会 ~瀬戸内しまなみ海道をサイクリストの聖地へ~   愛媛県
vol.9ページ

vol.10 Japan Open 飯塚国際車いすテニス大会 ~アジア最高峰の国際車いすテニス大会の始まり~ 福岡県
vol.10ページ

vol.11 スポーツコミッションで合宿誘致   佐賀県
vol.11ページ

vol.12 大分国際車いすマラソン大会 ~世界最高峰の車いすマラソン大会~ 大分県
vol.12ページ

【掲載事例及び作者一覧】

一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構

https://sporttourism.or.jp/business.html
2011年6月に観光庁がとりまとめた「スポーツツーリズム推進基本方針」で掲げられる方針に則り、オールジャパン体制でスポーツツーリズムを推進する組織として、2012年4月に一般社団法人としてスタート

主なスポーツの観戦機会

以下、経済産業省の資料より

主なスポーツの関連施設

野球殿堂博物館 

https://baseball-museum.or.jp/

所在地:東京都文京区後楽1丁目3-61
・1959年に日本初の野球専門博物館として後楽園球場に隣
接する場所に開館。1988年に東京ドームの建設に伴いドーム
内に移転し、現在に至る。
・日本野球界全体で運営する野球専門博物館
・プロ・アマを問わず野球の歴史と現在をわかりやすく紹介
・館内には、資料を約4万点収蔵するほか、野球の発展に貢献
した方々の功績を永久に讃える「野球殿堂」や5万冊の図書・
雑誌を所蔵する図書室を設置

講道館

http://kodokanjudoinstitute.org/

講道館を見学したい方へ
http://kodokanjudoinstitute.org/others/visit/

所在地:東京都文京区春日1-16-30 
・420畳の大道場をはじめ国際部道場女子部道場など計1200畳の道場を有する。国内外から多くの修行者が稽古に訪れており、見学席からいつでも稽古や試合を見学可能
・併設の講道館柔道資料館では、講道館草創期の貴重な資料や写真を展示
・また図書館にて武道関係図書や柔道の映像などを閲覧できる

相撲博物館

https://sumo.or.jp/KokugikanSumoMuseum/index

開館スケジュール
https://sumo.or.jp/KokugikanSumoMuseum/schedule/
所在地:東京都墨田区横網1-3-28 国技館1階
※東京本場所中は毎日開館していますが、大相撲の観覧券が必要
・初代館長の酒井忠正が収集した資料を基礎に、1952年に蔵前国技館の完成と同時に開館。1985年に両国国技館の会館に伴い移転し、現在に至る
・錦絵や番付、化粧廻しなど、相撲に関する資料を収集保存、展示
・常設展示ではなく、年6回の企画展示

オリンピック・パラリンピック競技大会のレガシー活用

ホストタウン交流等で培ってきた地方公共団体と相手国との間での良好な関係を支援し中長期的に発展.。具体的な支援を継続してほしいです!

Olympicで使用した会場・施設だけでのレガシーではなく、関わった方々の
知識・経験をも含めたレガシーまで、ハードとソフトを包括した施策が肝要かと。

国立競技場

所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町10-1

【国立競技場スタジアムツアー】
選手ロッカールームや競技トラックなど、通常は見ることのできないエリアをオリンピック・パラリンピックの記憶と共に紹介しながら巡る

【VIPエリア&展望デッキツアー】
通常の国立競技場スタジアムツアーでは見ることのできないVIPラウンジやVIP客席エリアを巡る、来場者特典(オリジナルエコバッグ)付きの特別なツアー。4階展望エリアから、国立競技場を見下ろすことができる。
https://www.kokuritu.jpnsport.go.jp/ja/

施設利用
https://www.jpnsport.go.jp/kokuritu/tabid/458/Default.aspx

撮影について
https://www.jpnsport.go.jp/kokuritu/tabid/459/Default.aspx

施設写真貸出
https://www.jpnsport.go.jp/kokuritu/tabid/426/Default.aspx

日本オリンピックミュージアム

所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町4番2号 JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE 1・2F
・2019年9月に日本オリンピック委員会(JOC)が設置した博物館
・オリンピックの歴史や意義を学ぶ展示や映像に加え、走る、跳ぶなど、自身の動きをオリンピアンと重ね合わせて凄さを体験するコンテンツなど、さまざまな体験を通して、オリンピックとは何かを考えることができる施設

長野オリンピックミュージアム

https://www.nagano-mwave.co.jp/m_wave/about/olympic_corner.php

所在地:長野県長野市北長池195
・1998長野オリンピック、パラリンピックの感動が鮮やかに甦る施設
・競技で使用された用具の実物を展示しているほか、シアタールームでは、長野オリンピックのダイジェスト、3Dシアターが上映

札幌オリンピックミュージアム

https://sapporo-olympicmuseum.jp/

所在地:北海道札幌市中央区宮の森1274番地
・オリンピックやパラリンピックの歴史と理念を伝え、ウィンタースポーツの普及と発展を目的に開設されたミュージアム
・選手たちの偉業を紹介する展示、冬季オリンピック札幌大会のレガシーを今に伝える展示の他、選手の視点でオリンピック採用競技を体感できる6種類のシミュレーターを通じてアスリートたちの世界を楽しく知り、学ぶことができる

ムラサキパークかさま

ムラサキパークかさま | 施設・ご利用案内 | ムラサキパーク かさま | Shop News | ムラサキスポーツ/MURASAKI SPORTS公式サイト

所在地:茨城県笠間市笠間2345
・初心者から上級者までだれでも楽しめる国内最大級のスケートパーク
・茨城県営都市公園「笠間芸術の森公園」内にムラサキスポーツが整備
した日本最大級のオールコンクリートのスケートパーク。
・「超初心者体験会」をはじめ、「課題克服スクール」や「大人限定スクール」などの有料スクールも開催。

横須賀市うみかぜ公園BMXパーク

https://www.kanagawaparks.com/umikaze/news/202210200855164033.html

所在地:神奈川県横須賀市平成町3丁目23
・2022年7月に開催されたBMX「Japan Cup Yokosuka」で使用した大会用パーク(複数のジャンプ台を組み合わせた競技施設)が、(一社)全日本フリースタイルBMX連盟との連携協定の締結
・BMXのダートコースや、スケートボード、3×3などのアーバンスポーツを楽しめるスポーツ広場に、新たに『うみかぜ公園BMXパーク』として10月
29日にオープン

スポーツパークまつばら

https://shisetsu.mizuno.jp/matsubara

所在地:大阪府松原市三宅西7丁目1040番1外
・2015年7月オープン
・大阪府松原市に位置する複合スポーツ施設であり、約850平方メートルのスケートパークと、3面のフットサルコート
・初心者から上級者まで参加できる様々なバリエーションを備えたクラス別レッスンを監修

人工サーフィン施設(citywave)

所在地:茨城県猿島郡境町西泉田1230-1
・ハワイ州・ホノルル市と姉妹都市協定を結んでいる強みを生かし、親子で楽しめる人工サーフィン場を整備
・サーフィン以外にも、SUPやヨガ等の体験会を実施し、利用者の健康増進のほか、様々なイベントを実施

キャンプ、合宿、大会の誘致

今回、ツーリズムEXPOジャパンの会場で、スポーツツーリズムにフォーカスしたブースやパンフレットを展示、紹介していたブースを訪問しました。

沖縄県

ブースのコンセプトで、もっとも明確にスポーツツーリズムを打ちだしていたのは沖縄県だと思います。
ブースのご担当者は、とても丁寧に、ハード、ソフト面はもとより、各プロチームのキャンプ、さらには沖縄地元のプロチーム間の連携まで、ご説明いただきました。
スポーツも競技別に分けてしまう傾向にありますが、いわゆる横連携の意識を沖縄県のご担当者から学びました。

スポーツコミッション沖縄 (事務局)公益財団法人 沖縄県スポーツ協会

沖縄県では、スポーツを通じて新たな観光振興を図るため、平成22年度からスポーツツーリズム関連の取り組みを開始
「スポーツアイランド沖縄」のPRのためスポーツ観光戦略的誘客促進事業
https://okinawasportsisland.jp/

マラソン、トライアスロン
マラソンアイランドオキナワ
https://okinawasportsisland.jp/wp-content/uploads/2021/11/2019_marathon_o_ol-%E7%B5%90%E5%90%88%E6%B8%88%E3%81%BF.pdf
OKINAWA RUN×TRIP
https://okinawasportsisland.jp/wp-content/uploads/2019/04/OKINAWA-RUN%C3%97TRIP.pdf

サイクリング
おきなわサイクリング旅
https://okinawasportsisland.jp/wp-content/uploads/2021/11/okinawa_cycling_map.pdf

南の島の自転車旅
https://okinawasportsisland.jp/wp-content/uploads/2021/11/OKINAWA%C3%97CYCLING_Japanese_2020_03.pdf

ゴルフ
RESORT GOLF OKINAWA
https://okinawasportsisland.jp/wp-content/uploads/2021/11/Golf_pdf.pdf

例年、日本の女子プロのゴルフのスタートは
ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントですね。

同トーナメントは、例年、TBS系列で放送されますが、
常にボランティアスタッフの貢献が目につきます。
他の大会にも、ボランティアはいると思うのですが、大会主催者、関係者のボランティアへの感謝のしるしが、放送局側にも伝わっているからこそ、映像内に収まるのだと思います。
https://www.daikin.co.jp/orchid/onward/staff

スポーツ観戦
https://okinawasportsisland.jp/wp-content/uploads/2022/02/watchingguide_final.pdf

スポーツコミッション沖縄
国内外からのスポーツキャンプの問い合わせに対するコーディネート
https://www.sports-commission.okinawa/

サッカー
https://soccer-camp.okinawa/
沖縄サッカーキャンプ 2023ガイドブック
https://soccer-camp.okinawa/wp-content/uploads/2023/01/soccercamp2023_booklet_s.pdf

J LEAGUE 各チームが沖縄をキャンプ地に!
男子
北海道コンサドーレ札幌
浦和レッズ
FC東京
川崎フロンターレ
名古屋グランパス
京都サンガF.C.
ガンバ大阪
ヴィッセル神戸
サガン鳥栖
ベガルタ仙台
水戸ホーリーホック
ザスパクサツ群馬
大宮アルディージャ
FC町田ゼルビア
ジェフユナイテッド市原・千葉
V・ファーレン長崎
大宮アルディージャVENTUS
女子
三菱重工浦和レッズレディース
FCふじざくら山梨

バスケットボール
FIBA バスケットボールワールドカップ2023
開催国 フィリピン ・インドネシア ・ 日本 (沖縄)
沖縄グループステージ概要
【試合日程】 2023年8月25日 (金)~9月3日 (日)
【会場】 沖縄アリーナ

沖縄アリーナ施設ガイド

イベントスタイルに合わせた複数のレイアウトが可能
https://okinawa-arena.jp/seats

センターステージ
エンドステージ
サイドステージ
スポーツ・バスケットボール
展示会

世界基準の映像・照明設備
・海外のアリーナにも常設されている“Musco Sports Lighting社”独自のノウハウを採用。常設のムービングライトが30台以上設置
・常設の「4Dリプレイシステム」は60台のシンクロさせた4Kカメラで、決定的な瞬間を様々なアングルからリプレイ再生することが可能
・館内を360度1周する「リボンビジョン」や、各ゲート上部の「ゲートビジョン」、大型柱面の「タテビジョン」
・天井からつり下げられた510インチの大型映像装置「メガビジョン」

日経電子版 2023年10月6日 [会員限定記事]
Bリーグ琉球の「夢のアリーナ」 世界基準で発展後押し
Bリーグ琉球 飛躍の熱源(2)

福岡県

世界水泳選手権 2023 福岡大会・世界マスターズ水泳選手権2023 九州大会
水泳の世界大会を開催
福岡市での開催は、アジア初開催となった2001年大会から22年ぶり2回目

同大会の運営を賄っている福岡のご関係者のエネルギーに感服していています。別のコラムで、G7サミットに関して、まとめているのですが、
前々回の伊勢志摩サミット、今年の広島サミットと2回立候補して、招致できなかった福岡ですが、施設はもとより、県、市、経済団体の三位一体感は、他のどの自治体よりも優れていると、思っています。
先の話で恐縮ですが、次回7か8年後の日本でサミットは、是非福岡で実施してほしいと思います。
スポーツ都市としてのインフラを、今回の世界水泳大会で、発揮し、滞りなく開催されました。
コンパクトな街の作りとスポーツとゆかりの深いMICEでも利用されている競技会場。相撲の土俵から水泳会場、そして政治的なコンベンションまで、幅広い分野をこなせる福岡は、スポーツツーリズムで打ち出せる要素が満載です。

(一財)福岡コンベンションセンター
世界水泳選手権2023福岡大会及び世界マスターズ水泳選手権2023九州大会を起点とした日本文化体験事業・施設のおもてなしライトアップ

開催期間:2023年7月14日(金)~7月30日(日)17日間
参加人数(見込み):約200ヵ国・地域、約2,400人
来場者数(見込み):約40~50万人
種別:6種別75種目
競泳、飛込、ハイダイビング、水球、アーティスティックスイミング、オープンウォータースイミング

福岡の各施設会場

マリンメッセ福岡A館
マリンメッセ福岡B館
福岡県立総合プール
シーサイドももち海浜公園


公益財団法人福岡観光コンベンションビューロー
Linkedin https://www.linkedin.com/company/meetingplacefukuoka/

一般財団法人 福岡コンベンションセンター
福岡国際会議場,マリンメッセ福岡(A館とB館),福岡国際センターを管理

会議場

マリンメッセ福岡A館

マリンメッセ福岡B館

福岡国際センター

大相撲の福岡での開催、十一月場所は、福岡国際センターで開催されています。

福岡市 福岡ハイパーラプス映像

福岡市MICEプロモーション映像「Your Meeting Place Fukuoka」日本語

福岡MICEプロモーション動画(2020改訂版) 日本語版ロングバージョン

高知県

スポーツツーリズム
https://sporu-kochi.com/
公益財団法人 高知県観光コンベンション協会
高知の合宿ガイド Camぷる
https://kochi-tabi.jp/corp/campuru.html
電子パンフレット
https://kochi-tabi.jp/ebook/campuru_20220531/

2023年プロ野球秋季キャンプガイド
https://sporu-kochi.com/event/baseball-camp2023a/

阪神タイガース
開催場所:安芸タイガース球場(安芸市営球場)
〒784-0026 高知県安芸市桜ケ丘町2248-1
開催期間:2023年11月1日(水)~19日(日)

オリックス・バファローズ
開催場所:高知市東部球場
〒781-8125 高知県高知市五台山1736番地1
開催期間:2023年11月7日(火)~20日(月)

埼玉西武ライオンズ
開催場所:県立春野総合運動公園 野球場
〒781-0311 高知県高知市春野町芳原2485
開催期間:2023年11月1日(水)~19日(日)

愛媛県

スポーツ合宿
https://www.pref.ehime.jp/h14100/sports-camp/
愛媛県スポーツ合宿・イベントガイドブック
https://www.pref.ehime.jp/h14100/sports-camp/assets/pdf/pamphlet-ehime-gasshukuyuchi.pdf

愛媛県武道館 (日本武道館、東京武道館と並ぶ日本最大級の規模)
https://www.ehimekenbudoukan.or.jp/summary/index.php
https://youtu.be/-2q0Wpx81pQ

最後に

スポーツツーリズムとは別に、スタジアム ツーリズムをテーマに、野球場、サッカー競技場、ラグビー競技場を中心にまとめています。
「会場・スタジアムを訪問する」という意味では、スポーツツーリズムですが、会場・スタジアムは、その所有・管理・運営が、自治体であったり、企業であったりします。さらには所有は自治体でもプロのイベント利用では、ネーミングライツが優先する、といった場合もあります。

見るスポーツ、Playするスポーツ、どちらも移動を伴えば、ツーリズム化します。
マーケティング上、そのターゲットをどちらか、一方においてきたケースが過去は多かったように受け止めています。
今後は、見るスポーツ、Playするスポーツの対象者を包括的に見据えた施策が必要な時期に来ていると考えています。

海外のスポーツマーケティングから学べることは、良い事例であれば、積極的に吸収、導入していく貪欲さが、関係者に必要かと思っています。

国の施策を踏まえて、各自治体、観光協会、DMOがハードとしての会場・スタジアムとソフト面も包括して、ツーリズムとして、新たな付加価値を提供する、できるように、関係者間で連携しながら、ウインウインな関係を構築できれば、と思います。

また、運営に参加する事務局の方々、ボランティアスタッフの方々も千や万の単位になって、サポートしています。
支援するスポーツも、視野に入れて、活動の視野を広げておく必要があります。
東京オリンピックのボランティアで、日々、有明のテニスコートに通いましたが、IOCのマニュアルに感動したこと、JOCの皆さんのボラんティアへの研修でのエネルギー、熱量のすごさ等、学びに日々でした。
事務局も、自治体から派遣されてきた公務員の方々、警備でご一緒した警察の方々、さらには、日頃ご一緒する機会の少ない自衛隊の方々の、気持ちの良い挨拶等、支援・サポートするスポーツも、意識して、同じスポーツを共有、共感していければと思います。

地域ごとの季節的な要因もあり、意識も異なるかとは思いますが、四季折々の日本ならではのスポーツツーリズムのコンセプトで提唱していきたいですね!