デジタルマーケティング用語集〜アルファベット3文字編
デジタルマーケティング界隈では、似たようなアルファベット3文字の言葉がよく飛び交っています。
例えば、CVRとかCPC。
知っている人は知っているんですけど、なんだそれという方も多いと思います。
私も仕事柄、知らないのが恥ずかしくて、ついつい知ったかぶりしてしまいますが、慌ててググることが多々あります。
それくらい色々あるってことなんですけど。
そこで今回はそうした謎のアルファベット3文字系キーワードを用語集的にまとめてみました。
マーケティング目標・戦略立案関連用語
KGI / KPI
それぞれKey Goal Indicator(重要目標達成指標) / Key Performance Indicator(重要業績評価指標)の略。
「このサイトのKGIは〜」みたいな感じで、KGIがデジタルマーケティング活動の目標(ゴール)を示します。主に売り上げだったり、成約数、ページビュー数の場合もありますね。そしてその過程における達成具合を測るのがKPIです。
ROI
Return On Investment(投資利益率)の略。
利益ベースでの投資効果を示します。
計算式的には、「 (広告による売上-原価)÷広告費×100%」で表されます。
したがって例えば、利益10,000円の物を1,000円の広告費で売った場合は10,000÷1,000×100%=1,000%ということになります。
LTV
Life Time Value(顧客生涯価値)の略。なぜか私は最近よく聞きます。
一般的に、顧客というのは一定の割合でリピートしてくれます。そうすると、「生涯」という観点から見ますと、その商品やサービスを1回買っただけでは終わらず、何回か分、利益を落としてくれる存在と考えることができます。
よって、広告なんかを出す時に「1度きりの商品購入前提で考えると、広告費はペイできないけど、LTVで考えたらこれくらいの単価でもペイできるよね」みたいな感じで使います。
SEO関連用語
SEO
Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略。
GoogleやYahoo検索での検索結果画面で自サイトをなるべく高い順位で露出すること。
SEM
Search Engine Marketing(検索エンジンマーケティング)の略。
検索エンジン経由で自サイトへの流入を増やすことを目指すマーケティング手法。
EFO
Entry Form Optimization(入力フォーム最適化)の略。
WEBサイトで申し込みや購入などのコンバージョン(成約)を目指す場合、最後の難所になるのがフォーム。せっかく申し込む気になってくれたユーザーが、入力が面倒くさいとか、わかりにくいと言った理由で離脱してしまうケースは多いです。これをなるべく防ぐ(離脱率を下げる)努力を行うことを指します。
LPO
Landing Page Optimization(ランディングページ最適化)の略。
そもそもランディングページ(LP)は、WEB検索や広告からユーザーが最初にたどり着いた(ランディングした)ページを指します。
このページがユーザーウェルカムになっていないと、居心地が悪いとか、見たかったものじゃないとか言ってユーザーが離脱してしまいますので、それを防ぐべく、内容を最適化していくことを言います。
AMP
Accelerated Mobile Pages(...適切な日本語がないです...)の略。
Googleが立案した、モバイル端末でウェブページを高速表示する手法。デザインより情報伝達性を優先する表示手法であるため、これに対応することで見た目が変わることも。ただ、こちらに対応した方がSEOに効果があるとされているので、多くの先端企業がWEBサイトを対応させています。
インターネット広告関連用語
CP系
インターネット広告関連でCPなんちゃらと言われたら、大抵Cost Per XXXと考えて良いです。つまり、XXXに対する広告コストということ。
CPA
Cost Per Acquisition / Cost Per Action(コンバージョン単価)の略。
1コンバージョン(成果)を得るための費用を指します。
CPC
広告におけるCost Per Click(クリック単価)の略。
インターネット広告の多くは1クリック毎にこのCPCに応じて課金されます。広告費用に直結するため、注意すべき指標です。
CPD
Cost Per Day(1日あたりの広告コスト)。
インターネット広告では月や通算費用以外に日単位で予算コントロールすることがあります。
CPE
Cost Per Engagement(1エンゲージメントあたりの広告コスト)。
エンゲージメントは主にSNSにおいてユーザーとの良好な関係が築けたかどうかを指します。例えば、投稿に対して「いいね」や「コメント」をもらった場合にエンゲージメントが発生したことになります。
インターネット広告関連用語
その他
まだまだあります、、、ありすぎですね、笑
CVR
Conversion Rate(成約率)の略。
WEBサイトに訪れたユーザーのうち、問い合わせや購入など自分たちがコンバージョンと定めたアクションを起こしてくれた割合。
CRO
Conversion Rate Optimization(コンバージョン率最適化)の略。
上記のCVRを上げるために頑張りますみたいな感じですね。
CTA
Call To Action(行動喚起)の略。
ユーザーにいかに行動を起こさせるか。バナーを凝ってみたり、テキストであってもセールストークを工夫します。
CTR
Click Through Rate(クリック率)の略。
インターネット広告においては、クリック率が高いもの=良質な広告と考える向きがあります。実際、媒体の方でもCTRが良いものはクリック単価が下がります。このため、広告配信時に注意すべき指標になります。
PPC
Pay Per Click(クリック毎に課金)の略。
「PPC広告」という使い方が多いですね。その名の通り、1回クリックされるごとに課金される方式の広告です。
DSA
Dynamic Search Ad(ダイナミック検索広告)の略。
ユーザーの検索用語に合わせて動的に広告表示結果を変える広告です。うまく使えばクリック率が上がります。
DSP
Demand-side Platformの略。
DSP広告では、広告主にとって、広告を出す相手(ユーザー)を厳選して配信できるという特徴があります。
例えば、一定地域の人にだけ広告を出したいといったニーズがあった時にモバイルの位置情報を元に広告配信してくれたりということができます。
SNS関連用語
CGM
Consumer Generated Media(消費者生成メディア)の略。
企業が全てを提供するのではなく多くのコンシューマー(消費者)がテキストや写真などのコンテンツをアップすることでメディアと成すものを指します。
まさにInstagramやTwitter、YouTubeなどのSNSがそうですね。
SMM
Social Media Marketing(ソーシャルメディアマーケティング)の略。
SNSマーケティングの別称です。
SMO
Social Media Optimization(ソーシャルメディア最適化)
SNSマーケティングを頑張ろう、SNSでビジネスに成果をだそうみたいな感じです。
UGC
User Generated Contents(ユーザー生成コンテンツ)の略。
主にSNSで消費者が投稿した写真や動画のこと。
デジタルマーケティング界隈では「UGC活用」といって、例えば消費者が自社サービス・商品を使ってくれた様子をInstagramなどにアップしてくれたものをリポストする手法が流行りです。
その他 デジタルマーケティング界隈で使われる用語
O2O
Online to Offline(オンラインからオフラインへ)の略。
オンライン上で接触した見込み顧客に、実際に店舗などオフラインへ足を運んでもらうよう施策をとりたい時に使われます。
CRM
Customer Relationship Management(顧客関係管理)の略。
顧客にリピートしてもらうために良好な関係を維持すること。メールやLINEなどでつながっておく手法が多いですね。
DRM
Direct Responce Marketing(ダイレクトレスポンスマーケティング)の略。
Webサイト上で発信した情報に対して、何らかのレスポンスをした消費者に対してのみ、商品を販売していくマーケティング手法です。
いわゆる押し売りみたいな感じでなく、ある程度自分たちの商品サービスに興味関心がある方に対してセールスしますので成約率が高くなります。
まとめ
ということで、私がよく聞くアルファベット3文字を並べてみましたけど、まだまだ他にもありそうですし、ちょっと解釈が違うものもあるかもしれません。
参考程度に参照していただければと思います!
この度は私のnoteをご覧いただきありがとうございます。 もしもサポート頂ける場合は、お礼にデジタルマーケティングに関するお悩みにお答えいたします! 追ってお礼メッセージとともにご連絡させていただきます。