面接でよく聞かれる質問すべてに答えます!【2024年決定版】
HR Div.シニアマネージャー大島と、HR/PRの戸部です!
デジタリフトの面接ではいつも「なんでも聞いてください」とお伝えしており、いろんな質問をいただきます。今回はわたしたち採用チームが各面接官に聞いたよくある質問についてまとめましたので、気になるところだけ拾い読みしていただければと思います!
まず、選考を受けられる方は、こちらの記事でデジタリフトについて一番簡潔に(わりとまじめに)説明しているので、読んでいただけるとうれしいです。
Q:リモートワークはできますか?
A:ハイブリッドワーク制です
オフィスがあるエリアでは、月・金はリモートワーク可能、火水木は出社のハイブリッドワーク制です。
ちなみに、月・金曜日に関しては、諸条件をクリアしていれば特段申請なくリモートワークが可能で、だいたい8割以上の社員がリモートで勤務しています。
*オフィスがないエリア居住のフルリモートのメンバーもいます
*ハイブリッドワーク制を一年継続してみて実際にどうだったか?という社員アンケートがあるので参考までに貼っておきます!
Q:競合他社と御社のちがいは?(事業編)
A:コンパクトな規模感で、できることの幅が広い
上場こそしていますが、社員数70名以下(2024年3月時点)というコンパクトな規模感で、上流のコンサルティングからマーケティングの実行を幅広く(WEB広告、SEO、アフィリエイト、制作、インフルエンサー、モール広告他)対応可能な企業はかなり少ないかと思います。
起業当時はDSP広告に特化していましたが、クライアントのご支援、特にコンサルテイングを通じて、マーケティングを網羅的にご支援するスタイルへ変化してきました。
クライアントのビジネスのグロースにコミットしようとすると、単一の手法だけでなく、複数のアプローチが必要になるため、社内で実行できることを増やしてきたといった経緯です。品質とスピードの観点から、外注に頼らずできる限り内製化しているのも特徴かもしれません。
Q:競合他社と御社のちがいは?(組織編)
A:組織の縦割りが少なく、横のつながりが密
長らく当社事業の中核としてきた広告事業部は、社内で一番大きな組織ですが、この中でもなるべく分業しないことは、ひとつの大きな特徴です。例えば広告運用職だと、Google担当、Meta担当といった形で、媒体で担当を分ける企業は少なくありませんが、当社は媒体などでの縦割りがなく、ひとりが複数の媒体を担当できることを強みとしています。
クライアントへのコミットメントを何よりも優先するため、担当者が全体を俯瞰した戦略を立てるためには、複数媒体を網羅する必要がある、というのが当社のスタイルです。
基本的な広告運用局のメンバーは、少なくとも主要な広告媒体はすべて担当することになるため、網羅的な知見・経験が得られます。
そのため、数年後には「この業界で生きていける」人になっている=市場価値は高くなると、当社は考えています。一方で、当社で一人前になるハードルが高いというデメリットもあります。
ほかの局でも同じく、業種業界などでの縦割りがなく、さまざまなクライアントを担当します。
*ちなみに、分業スタイルの企業では、一人ひとりが担当領域に関する知識/スキルが高い傾向があるかもしれません。領域を限定して学習した方がスキル習得は早く、その分野でのパフォーマンス発揮が早いため、分業するもしないも両スタイルに良い点があると思います。
また、組織図上わかれている事業部やチーム間での、業務上の隔たりや壁のような縦割りは強くなく、横のつながりが密であることも、もしかしたら特徴かもしれません。
Q:競合他社と御社のちがいは?(提案内容編)
A:「クライアントのため」にフォーカス。
Webサイト、広告用クリエイティブなどはクライアントとユーザーをつなぐ大事な架け橋となります。
そこの架け橋を最大限活用できるのがWeb広告であり、SEO施策であったりします。クライアントによっては施策を実行することが目的化しているケースもあります。もちろん施策を実行することは重要ですが、それ以上に目的や目的に沿った施策の選定が非常に重要です。
そのため、私たちの提案には決まった型は存在しません。クライアントの課題に向き合い、そこから推察される施策やアイディアを提供します。
あくまで「クライアントのために」をテーマとして提案に取り組んでいます。
過去に、自社サービスを持った経験があるのですが、それを売らなければいけないということは、100%クライアントのための提案にならない、という矛盾に悩みました。そのため、クライアントのために、自社のプロダクトは持たない選択をしています(今のところではありますが)。
Q:【広告事業部】WEB広告コンサルタントは運用は一切しないんですか?
A:しません。運用は運用のプロに。コンサルティングセールス局と広告運用局のちがいを解説します
組織の縦割りが少ないとお伝えしてきましたが、広告事業部では、コンサルティングセールス局と広告運用局で組織を分けています。
コンサルティングセールス局のWEB広告コンサルタントは、管理画面は日々確認するメンバーが多いですが、運用業務は行いません。
逆に広告運用局では、広告の運用業務がメイン。本人の希望や必要に応じて、クライアントとの定例や打ち合わせに参加したり、コンサルティング領域を兼務するメンバーもいます。
Q:【広告事業部】ゆくゆくコンサルタントになるために、まずは広告運用をできればと思っています。広告運用局からコンサルティングセールス局への異動は可能ですか?
A:可能ではありますがオススメではありません。
広告運用局からコンサルティングセールス局への異動は可能ですが、WEB広告コンサルタントとWEB広告運用では、それぞれ異なるプロフェッショナル職なので留意が必要です。コンサルタントはコンサルタントとしての専門性を持った職域なので、運用を「勉強期間」と捉えるのはオススメしません。
いずれにせよ、迷いがある場合は、面談・面接の中で是非相談してみてください。
Q:業界や予算規模など、クライアントの特徴はありますか?
A:ないんです
業種、業界の偏りはなく、金融、自動車、不動産、健康食品、コスメ、アパレル、人材……など本当にさまざまで、BtoCもBtoBもご支援させていただいています。
予算に関しても、対応できる予算の幅が広く、スタートアップから大手まで幅広いクライアントをご支援させていただいています。
広告事業部だと、ダイレクトレスポンス、資料請求、お申込み案件が比較的多いので、CPA・CVを最適化していくのが得意です。
クライアントさまの事例はこちらでご紹介しています。
Q:担当するクライアントはどのように決まりますか?
A:さまざまな要因で決まります
リソースの空き状況や、お客様との相性、実施するキャンペーンへの知識などを総合的に鑑み、役職者が判断しアサインが決まります。
希望の業種を伝えていたことにより、希望のクライアントにアサインされた例もありますので、希望は積極的に伝えていただけるとよいと思います。
Q:一人あたりの担当社数はどれくらいですか?
A:3~10社
個人の能力や案件のボリュームによって変動するので一概には言えませんが、社員1人につき、3社〜10社程度のクライアント数になることがほとんどです。
Q:テレアポしますか?
A:ほとんどしません。
ご紹介やお問い合わせから案件につながることがほとんどです。アウトバウンドの営業も一部行っていますが、テレアポの事例はあまりありません。
Q:代理店案件が多いですか?
A:代理店経由案件3 :直取引案件7
2023年時点で、代理店経由の案件は3割程度で、約7割は直案件です。直案件比率はここ数年で徐々に増やしてきました。
Q:ジョブローテーションはありますか?
A:ありません
基本的に現時点では、社内育成前提の採用ではなく、プロフェッショナル採用を方針としています。社員の適性に応じた職域変更などは一部ありますが、ジョブローテーションのような制度はありません。
一方で、複数の領域の専門性を身につけたいと考えている社員は多いです。当社としては、まずはひとつの領域を極めながら、周辺領域まで対応できるようになっていくというのが理想だと考えています。実際に、活躍している社員は自ら領域の幅を広げていくことが多いです。
Q:残業時間はどれくらいですか?
A:平均25時間
平均残業時間は25時間というデータが出ています(2024年1月調べ)が、これはあくまで平均値で、実際には人によります。少ない人も多い人もいます。
事業部サイド(Business Department)では特にクライアントワークという性質上、残業を余儀なくされるタイミングはどうしても発生してしまいます。また、クライアントにコミットしようとすると、どうしても時間がかかってしまう傾向があります。
ただ、なるべく残業はしたくないタイプだとか、今は残業を控えたいタイミングだといった場合に、そういった希望を言える環境であるべきだというのがわたしたちの考えです。案件とリソースのバランス次第ではありますが、個人の意向に添えるアサインができるよう努めています。
実際に、残業時間が10時間未満の人も珍しくはありません。
*給与の内訳に時間外手当40時間分が含まれており、40時間を超えた場合は別途支給となります。
また、残業時間に付随してお伝えしたいことは、当社は成果主義の文化で定量評価(例えば粗利額など)が評価の大部分を占めるということです。大前提として残業時間という指標は評価に一切ひも付きません。残業をしない社員と、40時間の残業をする社員のパフォーマンスが仮に同じだった場合、二人の評価は基本的に同じになります。
一方で、例えば業務量をセーブしたい意向で、担当できるリソースが減ることに伴ってトータルの成果が減った場合、その分評価が下がることも事実です。
*評価制度に関しては後ほど説明します!
こういった背景もあり、仕事量を抑えたいのか、もっと仕事を任せてほしいのかといったバランスを、社員が選択できることが大事だと考えており、希望を言える関係性づくりと、それに応えられる環境を用意するための努力をしています。
Q:休日出勤はありますか?
A:ほとんどなし / 一部あり
A:月末に広告の停止・確認作業をする必要があるなど、休日の勤務が必要になるケースはあります。作業時間としては、1時間以内で終わる作業がほとんどです。
当然、休日出勤の場合も勤怠システムへの打刻を徹底しています。
Q:経営陣と直接関わる機会はありますか?
A:あります
あります!経営陣と社員の距離感はそれほど遠くない会社だと思います。オフィスでも社長室などが別れているわけではないのでコミュニケーションは取りやすい環境です。例えば東京オフィスではランチに誘える距離感です。
とはいえ、東京オフィス以外で業務上の関わりがないメンバーにとっては接点が少なくはなります。話したいことがあれば時間を取ってもらう必要があるので、例えば「ちょっと来週のチームミーティングに参加してほしい」など、要望はどんどん伝えてほしいですね。
Q:どんな人が多いですか?社内の雰囲気はどんな感じですか?
A:わいわいではないけどコミュニケーションはスキ
・平均年齢は34歳
・女性:男性=3:7
▼オフィス
・わいわいにぎやかというよりは、静かめ穏やか。
・火水木の出社日には、話し声がそこかしこで聞こえる程度。質問のしやすさ・雑談のしやすさは◎
・お昼どきはおしゃべりしながらごはんを食べる人が集まるのでだいたいソファー席が埋まります(東京オフィス)
▼こんな人が多い(人事の主観が入ります)
・手前みそですが「いい人」が多い。バリューのひとつが「相手のコアを考えぬく」だということもあり、人の気持ちを考えられる人が多い。類は友を呼ぶものですね。
・「ランチに誘われたらうれしいけど自分から誘うのはちょっと」タイプの人が多い(本当にこのタイプの人が多い)。
・「仕事は集中したい。盛り上がるときは盛り上がりたい」タイプの人が多い。
・年齢の隔たりはあまりなく、そもそも誰が何歳か知らないかも。
・底抜けに明るい、いわゆる陽キャみたいな人は多くなく、たぶんそれがちょうどよいと思ってる人が多い(人事の主観です 笑)
PCに向き合う仕事が多いこともあり、業務時間中にわっと騒がしい雰囲気になることはあまり多くはありません。一方で、入社時のオリエンテーションに「わからないことを放置するのは罪」と言われるほどで、質問したりちょっと話しかけたり業務上で必要なコミュニケーションは臆せずとれる環境です。
Q:評価制度について教えてください。
A:定量に重きを置いた評価制度です。
評価制度は大きく2つあります。
①MBO(目標管理制度)
MBOは四半期ごとに評価を行っています。
まず、定量面・定性面の2つの項目があり、目標とそれに対するアクションを自身で設定する項目もあります。優先される項目はチームや役割によって変わりますが、事業部サイド(Business Department)では主に定量に重きを置いています。管理Div.では安定運用などを優先しています。チームによって目標の置き方は異なるので、気になる方は個別に面接時に質問してみてください。
毎週ふりかえり、リーダーやマネージャーとアクションの進捗を確認しながら、具体的なフィードバックをもらいます。
最終的に、定量面・定性面の目標と、勤務態度について自己評価を行い、それに上長からの評価を加え、最終評価を決定します。このMBOは半期の賞与に直結します。
②バリュー評価
バリュー評価は半期に一度行っています。
当社の4つのバリューのそれぞれついて体現できたかどうか、半期に1度ふりかえり自己評価を行います。上長の評価を加えた結果と、MBOとを掛け合わせ、給与見直しの参考としています。
上記は2024年4月執筆時現在のものですが、人事制度や評価制度は変化を続けるものだと考えています。
Q:御社で活躍する人に共通していることはありますか?
A:「相手のコアを考えぬく」気持ちを持っている
①相手を想う気持ちを持っている
当社の4つのバリューのうちのひとつは「相手のコアを考えぬく」です。例えば、相手が返答しやすいように回答の選択肢を添えて質問したり、当たり前のようにクライアントのプロダクトを使ってみたり。クライアントや仲間のことを考え、想う。突き詰めると相手の成功を願っていたり、相手を喜ばせたいという気持ちを持っている人が、活躍している人の特徴として挙げられるように思います。
②好奇心×探求
誰かに教えてもらおうという受け身の姿勢ではなく、自ら情報をキャッチアップして仕事に活かしている人が活躍傾向にあることは明らかです。そして、そういう社員の共通点として、純粋に自分の仕事やその周辺領域に対して好奇心がある人が多いように思います。
③コミュニケーション能力(*いわゆる「コミュ力」とは異なる)
芸人さんのような「話がうまい」「誰とでも卒なく話せる」などのスキルではなく、きちんと相手の意図を汲み取ったり、自分の意見を適切に伝えたり、要点を押さえた質問をしたり、対面でもテキストでも、こういったコミュニケーション能力が長けている人は活躍傾向にあるように思います。
Q:飲み会、多いですか?
A:公式イベントは3ヶ月1回(任意参加)
3ヶ月に一度、労いのイベントとして「納会」を行っています。お店に行ったり、オフィスでケータリングしたり。基本的に任意参加です。
毎回出席率は60〜80%くらい。
その他に、集まって遊んだり飲んだりするのが好きな人はときどき集まっていますね。飲み会だけじゃなく、スポーツ観戦、サウナ、競馬、ダーツなども。
*ときどき「広告業界=飲み会が多いのでは?」というイメージを持っている方がいますが、当社はぜんぜんそんなことないです。
Q:社員同士の交流を促す取り組みはありますか?
A:3ヶ月に一度公式イベントがありますが、基本的には個人に委ねています。
ひとつ前の質問で回答した通り、3ヶ月に一度納会がありますが、会社がメンバーに求めているのは「自律的な大人の集団」であることなので、それ以上は社員同士の交流は個人に委ねています。
会社主体のイベントは多くはありませんが、雑談部屋でマックデリバリーのお誘いがあったり、お昼時のソファー席(東京オフィス)はだいたいお弁当/テイクアウト班で埋まっていたり。交流は少なくないかなと思います。
最後に、これから面接を受けていただく方へ
転職 / 採用はマッチングです。わたしたちが候補者の方が自社にマッチしているのか見極めるのと同じように、候補者の方にとってはデジタリフトを見極める場であると思います。
そのため面談・面接では、短い時間の中ですが是非なんでもご質問いただきたいのですが、この記事ですべて解決してしまったんだけどどうしようと思われた方がいるかもしれません。
なので、おすすめの質問を置いておきます!
①あえて課題を聞く
・事業部 / チームの課題があれば教えてください
②面接官個人の経験などについて聞く
・◯◯さん(面接官)がこの会社で苦労した経験 / うれしい経験は何ですか?
・◯◯さん(面接官)にとって入社後のギャップはありましたか?
③この記事などで読んだ内容を、改めて聞く
・~~と記事で読んだのですが、実際はどうですか?
などなど。これから面談・面接の方はリラックスして、ご自身らしく臨んでください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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