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Dentbirdで自動ワックスアップ!(Virtual Crown機能の応用)ソフト使用料は現在無料!

こんにちは、 3D歯科 です。

今回は、Dentbirdソフトウェアを使用して
簡単な診断用・シリコンコア作成用ワックスアップを行う
方法を紹介します。

よろしくお願いします。

Dentbirdとは

Dentbirdはクラウン製作用AIソフトウェアです。

Google Chromeで起動し、データはすべてクラウド上に保存されるので
どこでもCAD操作を行うことが可能です。

本来は支台歯形成がされているデータを読み込んで
クラウンを生成してくれるソフトになります。

↑ここからのリンクで登録できます。
クラウン作成は1歯あたり4クレジット消費します。

先日のアップデートでVirtual Crown機能が追加され
欠損部分にクラウン形態データを生成し、
例えばインプラントの診断、クラウン主体のステント作成などに
利用できるようになっています。(現在無料、0クレジットでエクスポート可能)

ワックスアップに活用する

診断用、TEK製作シリコンコア製作目的などで
ワックスアップを行うシチュエーションは多いです。

ワックスアップさえ完了したら、模型をプリントしシリコンガイドを作成、
テンプクイックほか流し込みTEK用のレジンを使用すれば
支台歯形成を行なったその日にCADで形態を完璧に作ったTEKがセットできます。

このワックスアップは、ライブラリのCADデータをインポートして
患歯の部位まで移動させ、サイズを合わせ、咬合関係を整えて、
デジタル咬合器で咬合の最終調整を行い・・・という煩雑な作業が必要です。

この工程をちょっとしたアイディアで自動生成できるようにする内容を紹介します。

Dentbirdにインポートするデータの事前準備

今回のデータは(デモ症例で実際にはまだ矯正中です)左下6の
咬合接触が弱いところにアドオン(付け足し)でワックスアップを行います。

ポイント!
患歯を含む顎データを複製します。
今回は下顎データを複製します。単純にstl(PLY)をファイル操作で
複製すればOKです。

複製した下顎データ、元の下顎データ、上顎データをすべて
Dentbirdにインポートします。

AIが支台歯がないことを確認し、ファイルを仕分けた上でVirtual Crownに誘導してくれます。

Dentbirdでの操作方法(動画)

ここからは動画で見ていきます。

ファイルをインポートして起動します。
今回はこの左上6の咬合していない歯をアドオンのワックスアップで咬合付与します。

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無料公開はこちらまでとなります。
以上のアイディアだけで理解される先生も多いかもしれませんが、
実際のCAD操作も確認したい先生は
上のような解説動画付きの有料noteを公開しておりますので、
購読いただけると嬉しいです。

2023年12月14日まで無料公開しています!

2023年12月末まで500円にて公開させていただきます。

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