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デジタルキューブグループ、全社合宿レポート
どうも、株式会社デジタルキューブ、広報室のタカバシです。
11月9日・10日の2日間を使って、デジタルキューブ&ヘプタゴンのメンバーが一堂に会する、デジタルキューブグループの全社合宿が行われました。僕が入社して1ヶ月も経たないタイミングで開催された全社合宿となり、フルリモートの職場だけに早めに皆さんと顔合わせができるということで、個人的にもありがたいものとなりました。
合宿初日は東証見学とトークセッション
まず、初日の午前中はデジタルキューブの新サービス FinanScope(ファイナンスコープ)でもお世話になるであろう東京証券取引所の見学に、参加を希望するメンバー14名で行ってきました。
(ちなみに、東京証券取引所は予約をすれば「案内付き見学ツアー」に参加することができます。今回は参加しませんでしたが「株式投資体験」というものもありました。)
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東京証券取引所には初めて行ったんですが、テレビでよく見る設備がいろいろあり、株式や株取引に関することが学べて楽しかったです。
お昼を挟んで、青森や鹿児島など遠方のメンバーも集まり、本格的な合宿が始まりました。
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まずはアイスブレイクとして、社員に関するクイズやあらかじめ用意しておいたスライドを使っての自己紹介を行いました。
自己紹介は3名で1つのグループに分かれて、膝を突き合わせながら行い、Figma に移植したスライドにスタンプやマークでリアクションをつけつつ進行しました。
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note についてのリアクションが多かったのには、ホッとしつつも気合が入りました。
その後は、LT会です。
LTとは?
「ライトニングトーク(Lightning Talk)」の略で、IT系のイベントなどでよく行われる短いプレゼンテーションの形式を指します。通常、LTは5分から10分程度という短い時間で行われ、参加者が自分のプロジェクト、アイデア、技術、経験などについて迅速に紹介することが目的です。
最初は先日開催された「AWS DeepRacer」に参加したチームメンバー4人による発表でした。
AWS DeepRacer とは?
超簡単に言うと、3Dシミュレーション環境でプログラムをトレーニングして、それをWi-Fi対応の物理的なRCカーに送って自動運転、その内容を競うものです。
ちゃんとした説明はこちら→ AWS DeepRacer とはどのようなものですか?
驚いたのが、この開発に関して、本来は彼らの領域外なのに、メンバー4人が自発的に参加したということ。そして、自動運転のプログラムを競うものでしたが、今回設定されていたルール以上に「自動運転」の意味を考えてチャレンジした姿勢でした(ゴールまでのタイムを競うもので、コースアウトは減点となるルールの中、コースアウトしてもスピード重視で挑んだチームが優勝。我がチームはコースアウトは無かったものの、タイムでは及ばなかったそう)。
続いて、公認会計士の資格を持つ管理部長からのLTで「若いうちに理解しておきたいお金の話」がありました。
1.額面と手取りを理解しよう
2.PL思考で戦う
3.BS思考で戦う
4.実は一番いい投資がある?
結びは「甘い話にのってはいけない! 一番いいのは自己投資!」というものでした。若いメンバーが多いので、こういうタイミングでお金の話が聞けるのはありがたいんじゃないかと思いました。
次は、若手エンジニアによる「初めてのコーポレートサイト制作」についての振り返りがありました。
発表からは「研修中にやったことを応用して、業務に活かす難しさ」を感じとりました。ただ、しっかり振り返りをして、次につなげるための内容もあったので、これからが楽しみになりました。
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かつての我が身を振り返るコメントも。
続いて、営業企画部からのLTです。テーマは「これまでの営業、これからの営業」です。
実は1年前まではデジタルキューブには「営業」に関する部署がありませんでした。そんな新設の部署で働き始めた新卒社員による発表でした。
現在6名となった営業企画部 ですが、1年前はメンバーゼロだったことを考えれば、とんでもない力を発揮することを期待されている部署でもあります。その所信表明とも言うべき発表がされたのは、社内のメンバーにとってもわかりやすく、協力しやすい雰囲気ができたんじゃないかと思います。
LT会のトリは、ヘプタゴンのビジネスデベロップメント・菊池さんによる「エンジニアよ、ダークサイドに落ちるな(職業倫理を考える)」というものでした。菊池さんはLT慣れしている感があり、安心して聞くことができました。LTはライトニングなだけに、パッと見てわかる資料や、聞き取りやすい言葉を選ぶことも大事なんですよね。
初日、最後のプログラムは、スタッフ2名によるトークセッションでした。「タスク管理・タイムマネジメント」「仕事と家庭の両立」「快適に働く」などをテーマにいろいろなお話がありました。
いや〜、盛りだくさんでした! そしてこの後、場所を移動しての懇親会です。
次回の note でも触れる予定ですが、デジタルキューブにはお酒好きが多いんですね。ということで、懇親会は大いに盛り上がりました。
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合宿2日目は部門ごとの発表や分科会
そして曇天の中、始まった合宿2日目。インフラエンジニアを中心とした「トークセッション」から始まりました。主にトラブルを振り返るのがテーマでしたが、聞いているメンバーも胃が痛くなるような感覚があったそうです。
続いては、社長や各部門長から今後の方針の発表がありました。
特に印象的だったのは、デジタルキューブグループをどう解釈し、対外的にどのように説明するかというお話でした。
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One Company, Two Brands, Three Products & Services
デジタルキューブグループはデジタルキューブとヘプタゴン、ふたつのブランドから成り、それぞれ3つのプロダクトやサービスを扱っている、というのが現状です。株式会社としてはデジタルキューブとヘプタゴンは別のものですが「One」という意識で取り組んでいこう、と。
ランチを挟んで、最後の追い込み。部署ごとの分科会です。各部、まずは時間内にたどり着くべきゴールを確認して、会が始まりました。
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部署ごとに担当しているサービスの振り返りや現状の課題、そして週明けからの動き、さらには中期的な目標など、いろいろな議題について話し合いが行われていて、この2日間で一番アツい時間となりました。そんな時間はあっという間に過ぎ、気づけば撤収を始める18時に。みんなで片付けを行い、無事に終了となりました。
入社1ヶ月で全社合宿に参加してみて
今回の全社合宿を仕切っていたのは、若手のエンジニア&営業のチームでした。若手メンバーが自分たちなりの課題を持って、拙くても前に出ていく、出ていこうとしているのは、単純にすごいなと思いました(自分が同じくらいのキャリアの時には、やったとしても空回りしてた気がするので…)。
いずれにしても、年次や職種に関係なく、それぞれのスキルを発揮して前に進んでいかねば、と感じた入社1ヶ月目の全社合宿でした。
次回の note では、入社して1ヶ月で驚いたデジタルキューブのいろいろなことを書いてみようと思います。
それでは、また。